吾輩は猫である2
出典:青空文庫「吾輩は猫である」(夏目漱石)
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | おーすぁま | 8029 | 神 | 8.3 | 96.7% | 129.4 | 1075 | 36 | 27 | 2026/02/04 |
| 2 | berry | 7342 | 光 | 7.5 | 97.7% | 141.1 | 1060 | 24 | 27 | 2026/01/14 |
| 3 | なお氏 | 6308 | S | 6.4 | 97.4% | 165.8 | 1074 | 28 | 27 | 2026/01/12 |
| 4 | ちゃった | 5624 | A | 5.6 | 99.6% | 191.3 | 1080 | 4 | 27 | 2026/01/14 |
| 5 | fu-cyobi | 4965 | B | 5.2 | 95.5% | 204.4 | 1064 | 49 | 27 | 2026/02/05 |
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問題文
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(ふときがついてみるとしょせいはいない)
ふと気が付いて見ると書生はいない
(たくさんおったきょうだいがいっぴきもみえぬ)
たくさんおった兄弟が一疋も見えぬ
(かんじんのははおやさえすがたをかくしてしまった)
肝心の母親さえ姿を隠してしまった
(そのうえいままでのところとはちがってむやみにあかるい)
その上今までの所とは違って無暗に明るい
(めをあいていられぬくらいだ)
眼を明いていられぬくらいだ
(はてななんでもようすがおかしいと)
はてな何でも容子がおかしいと
(のそのそはいだしてみるとひじょうにいたい)
のそのそ這い出して見ると非常に痛い
(わがはいはわらのうえからきゅうにささはらのなかへすてられたのである)
吾輩は藁の上から急に笹原の中へ棄てられたのである
(ようやくのおもいでささはらをはいだすとむこうにおおきないけがある)
ようやくの思いで笹原を這い出すと向うに大きな池がある
(わがはいはいけのまえにすわってどうしたらよかろうとかんがえてみた)
吾輩は池の前に坐ってどうしたらよかろうと考えて見た
(べつにこれというふんべつもでない)
別にこれという分別も出ない
(しばらくしてないたらしょせいがまたむかえにきてくれるかとかんがえついた)
しばらくして泣いたら書生がまた迎に来てくれるかと考え付いた
(にゃーにゃーとこころみにやってみたがだれもこない)
ニャーニャーと試みにやって見たが誰も来ない
(そのうちいけのうえをさらさらとかぜがわたってひがくれかかる)
そのうち池の上をさらさらと風が渡って日が暮れかかる
(はらがひじょうにへってきた)
腹が非常に減って来た
(なきたくてもこえがでない)
泣きたくても声が出ない
(しかたがないなんでもよいからくいもののあるところまであるこうと)
仕方がない何でもよいから食物のある所まであるこうと
(けっしんをしてそろりそろりといけをひだりにまわりはじめた)
決心をしてそろりそろりと池を左りに廻り始めた
(どうもひじょうにくるしい)
どうも非常に苦しい
(そこをがまんしてむりやりにはっていくと)
そこを我慢して無理やりに這って行くと
など
(ようやくのことでなんとなくにんげんくさいところへでた)
ようやくの事で何となく人間臭い所へ出た
(ここへはいったらどうにかなるとおもって)
ここへ這入ったらどうにかなると思って
(たけがきのくずれたあなからとあるていないにもぐりこんだ)
竹垣の崩れた穴からとある邸内にもぐり込んだ
(えんはふしぎなもので)
縁は不思議なもので
(もしこのたけがきがやぶれていなかったなら)
もしこの竹垣が破れていなかったなら
(わがはいはついにろぼうにがししたかもしれんのである)
吾輩はついに路傍に餓死したかも知れんのである
(いちじゅのかげとはよくいったものだ)
一樹の蔭とはよく云ったものだ