トランプ -6-

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プレイ回数121順位1718位  難易度(4.5) 2350打 長文 長文モードのみ
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
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順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 berry 7988 8.0 98.9% 285.8 2308 25 55 2026/01/22
2 だったかもしれな 7988 8.1 97.8% 290.8 2376 53 55 2026/01/26
3 subaru 7787 8.1 95.9% 286.1 2325 97 55 2026/01/27
4 HAKU 7704 7.8 97.9% 298.4 2348 49 55 2026/01/22
5 Jyo 5849 A+ 6.0 97.3% 383.8 2308 63 55 2026/01/26

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問題文

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(とうざいなんぼくと1から13のすうじにたいおうしたかんじをあわせたなまえを) 東西南北と1から13の数字に対応した漢字を合わせた名前を (よんでくるのではなかったのだろうか。) 呼んでくるのではなかったのだろうか。 (まったくかんけいのないでんわかともおもったが、たいみんぐがあいすぎている。) まったく関係のない電話かとも思ったが、タイミングが合い過ぎている。 (でんわをしてきたのがおんなのこであること。) 電話をして来たのが女の子であること。 (そしてここにいないじんぶつのなまえをよんだこと。) そしてここにいない人物の名前を呼んだこと。 (それなのにどうしてそれがあんごうひょうにでてくるなまえじゃないんだ。) それなのにどうしてそれが暗号表に出てくる名前じゃないんだ。 (これではなんとこたえていいのかわからない。) これではなんと答えていいのか分からない。 (うけとったものの、そうわぐちをてのひらでふさいだままぼくはとほうにくれた。) 受け取ったものの、送話口を手のひらで塞いだまま僕は途方に暮れた。 (もしかすると、そのししょうになにかあったのかもしれない。) もしかすると、その師匠になにかあったのかも知れない。 (かんがえもまとまらないまま、おそるおそるじゅわきをみみにあてる。) 考えもまとまらないまま、恐る恐る受話器を耳に当てる。 (「はい」) 「はい」 (するとおんなのこのこえがきこえてきた。) すると女の子の声が聞こえて来た。 (「・・・・・あ、うらいさんですか。わたしがえらんだかーどはなんですか?」) 「・・・・・あ、浦井さんですか。私が選んだカードはなんですか?」 (むじゃきなこえ。) 無邪気な声。 (まじっくだ!) マジックだ! (ぼくがよそうしたとおりのまじっく。おんなのこは、でんわぐちにでたのがよちのうりょくしゃか、) 僕が予想した通りのマジック。女の子は、電話口に出たのが予知能力者か、 (あるいはとうしのうりょくしゃだとおもっている。) あるいは透視能力者だと思っている。 (なのにどうして、「うらい」なんだ。どうして。) なのにどうして、「浦井」なんだ。どうして。 (てもとのかみにめをおとす。なにかみおとしていたのだろうか。) 手元の紙に目を落とす。なにか見落としていたのだろうか。 (しだいにたかまっていくこどうをおさえながら、) 次第に高まっていく鼓動を抑えながら、
など
(めをさらのようにするがなにもみつからない。) 目を皿のようにするがなにも見つからない。 (「もしもし?」) 「もしもし?」 (おんなのこのこえがふしんそうなこわいろをおびたのがわかった。) 女の子の声が不審そうな声色を帯びたのが分かった。 (はやくなにかこたえないといけない。) 早くなにか答えないといけない。 (ああ、ちょっとまってね、だんだんみえてきたよ、もうすこし。) ああ、ちょっとまってね、だんだん見えてきたよ、もう少し。 (などといってまをもたせたほうがいいのだろうか。) などと言って間を持たせた方がいいのだろうか。 (しかしよちのうりょくしゃだかとうしのうりょくしゃだかしらないが、) しかし予知能力者だか透視能力者だか知らないが、 (どんなふれこみでしょうかいされたのかわからないげんじょうで、) どんな触れ込みで紹介されたのか分からない現状で、 (よけいなことはいいたくなかった。) 余計なことは言いたくなかった。 (どうしよう。どうしたらいい。) どうしよう。どうしたらいい。 (ししょうはぼくに「たのんだぞ」といった。) 師匠は僕に「頼んだぞ」と言った。 (どうすればそのししょうのきたいにこたえられるのか。) どうすればその師匠の期待に応えられるのか。 (うろたえてぼくはきっさてんのなかをみまわす。せまいてんないだ。) うろたえて僕は喫茶店の中を見回す。狭い店内だ。 (ますたーのしゅみではんせんのもけいがいくつかかざられている。) マスターの趣味で帆船の模型がいくつか飾られている。 (そのますたーはひかりさんといっしょにぼくのことをみている。) そのマスターはひかりさんと一緒に僕のことを見ている。 (かうんたーにばばぬきのかーどはふせられたままだ。) カウンターにババ抜きのカードは伏せられたままだ。 (よんまいとごまい。ひかりさんのほうがいちまいおおい。ああ。かんがえがまとまらない。) 四枚と五枚。ひかりさんの方が一枚多い。ああ。考えがまとまらない。 (よけいなことばかりかんがえている。きすうのほうにばばがあるのだろう。) 余計なことばかり考えている。奇数の方にババがあるのだろう。 (つまりひかりさんがいまばばをもっているじょうたいだ。どうしよう。どうしよう。) つまりひかりさんが今ババを持っている状態だ。どうしよう。どうしよう。 (あてずっぽうでもなにかこたえたほうがいいのだろうか。) あてずっぽうでも何か答えた方がいいのだろうか。 (ひかりさんがいまばばを・・・・・ばば・・・・・?) ひかりさんが今ババを・・・・・ババ・・・・・? (そのとき、ぼくののうりにちょっかんがやってきた。) その時、僕の脳裏に直感がやって来た。 (ゆっくりと、でんわのむこうのかおもしらないおんなのこにへんじをする。) ゆっくりと、電話の向こうの顔も知らない女の子に返事をする。 (「きみがえらんだかーどは、じょーかー。じょーかーだよ」) 「きみが選んだカードは、ジョーカー。ジョーカーだよ」 (でんわぐちのむこうからいきをのんだようなけはいがした。) 電話口の向こうから息を飲んだような気配がした。 (「それじゃあ」) 「それじゃあ」 (ぼくはそういってでんわをきった。) 僕はそう言って電話を切った。 (ひかりさんがじぶんのてふだからじょーかーをとりだして、) ひかりさんが自分の手札からジョーカーを取り出して、 (ふしぎそうにそれをみている。) 不思議そうにそれを見ている。 (ぼくはほっとしてちからがぬけた。おもわずわらいがこみあげてくる。) 僕はホッとして力が抜けた。思わず笑いが込み上げて来る。 (「じょーかーですよ。じょーかー。あのひと、じょーかーをぬきわすれたんです。) 「ジョーカーですよ。ジョーカー。あの人、ジョーカーを抜き忘れたんです。 (それをおんなのこにひかれたものだから、くるしまぎれにあんごうひょうにでてこない) それを女の子に引かれたものだから、苦し紛れに暗号表に出てこない (じぶんのなまえをおしえたんですよ」) 自分の名前を教えたんですよ」 (「ああ」) 「ああ」 (とますたーはおおげさにてのひらをうってうなずいた。) とマスターは大袈裟に手のひらを打って頷いた。
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