トランプ -13-(完)
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
cicciさんのアカウント
https://typing.twi1.me/profile/userId/130158
cicciさんのアカウント
https://typing.twi1.me/profile/userId/130158
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | berry | 8155 | 神 | 8.2 | 98.9% | 339.9 | 2803 | 31 | 56 | 2026/01/24 |
| 2 | HAKU | 7568 | 神 | 7.8 | 96.9% | 363.5 | 2839 | 88 | 56 | 2026/01/23 |
| 3 | Jyo | 5347 | B++ | 5.5 | 96.0% | 504.0 | 2810 | 115 | 56 | 2026/01/26 |
関連タイピング
-
初心者の方、暇ならプレイしてみて!
プレイ回数35万 496打 -
5分間の速度部門の模擬試験です。打つ速度で級が決まります
プレイ回数94万 長文300秒 -
楽しいからやってみて
プレイ回数297 61打 -
1問だけど超長いです
プレイ回数5.8万 長文かな316打 -
テトリスサビ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プレイ回数14万 歌詞かな167打 -
M!LKのイイじゃん (フル)
プレイ回数3108 歌詞120秒 -
カリスマックス本家
プレイ回数371 歌詞247打 -
めっちゃいい曲....
プレイ回数3.1万 歌詞かな200打
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(「そう。ふつうもんてかるろはじょーかーをのぞいた52まいでやるんだけど、)
「そう。普通モンテカルロはジョーカーを除いた52枚でやるんだけど、
(いろいろはうするーるもおおいからだ。でもそのじょーかーがまざってるかのうせいを)
色々ハウスルールも多いからだ。でもそのジョーカーが混ざってる可能性を
(しつねんしてた。わたしのみすだ。でもけっかてきにそれがこうをそうしたんだけど」)
失念してた。わたしのミスだ。でも結果的にそれが功を奏したんだけど」
(「どういうことですか」)
「どういうことですか」
(「にかいめだよ。わたしにみえないどこかしらないばしょで)
「二回目だよ。わたしに見えないどこか知らない場所で
(そのこがとうしげーむのつづきをしようとしたとき、また「うらいさんはいますか?」)
その子が透視ゲームの続きをしようとした時、また「浦井さんはいますか?」
(ってきいてきたろ。わたしがなまえをしじしたわけじゃないからあんごうひょうも)
って訊いてきたろ。わたしが名前を指示したわけじゃないから暗号表も
(つかわないし、じっしつてきにのーひんとだ。)
使わないし、実質的にノーヒントだ。
(でも「つぎのかーどはなんですか?」っていうそのききかたが)
でも「次のカードはなんですか?」っていうその訊き方が
(ひっかかってな。さいしょにうらがえしにしたやまのいちばんうえをたんじゅんにえらんだそのこが、)
引っかかってな。最初に裏返しにした山の一番上を単純に選んだその子が、
(そういうききかたをするってことは、もしかしたらそのままつぎのにばんめの)
そういう訊き方をするってことは、もしかしたらそのまま次の二番目の
(かーどをえらんだんじゃないかっておもったんだよ。そのばあい、)
カードを選んだんじゃないかって思ったんだよ。その場合、
(うらがえすまえはやまのいちばんしたにあったわけだから、ぺあになりはいじょされたかーど、)
裏返す前は山の一番下にあったわけだから、ペアになり排除されたカード、
(つまりじょーかーのぺあはじょーかーだってわけ。)
つまりジョーカーのペアはジョーカーだってわけ。
(しかし、さいしょのぺあがじょーかーでよかったな。たとえばいちまいめが)
しかし、最初のペアがジョーカーで良かったな。例えば一枚目が
(すぺーどのえーすとかだと、ぺあになったにまいめははーとなのか、)
スペードのエースとかだと、ペアになった二枚目はハートなのか、
(くらぶなのか、だいやなのかというさんたくをせまられるところだ・・・・・)
クラブなのか、ダイヤなのかという三択を迫られるところだ・・・・・
(いや、まてよ」)
いや、まてよ」
(そこでししょうはなにかにきづいたようにまゆをよせた。)
そこで師匠はなにかに気づいたように眉を寄せた。
(そして「あ、そうか」とひとりでかってにうなずく。)
そして「あ、そうか」と一人で勝手に頷く。
など
(しかし、さいしょのぺあがじょーかーでよかったな。たとえばいちまいめが)
しかし、最初のペアがジョーカーで良かったな。例えば一枚目が
(すぺーどのえーすとかだと、ぺあになったにまいめははーとなのか、)
スペードのエースとかだと、ペアになった二枚目はハートなのか、
(くらぶなのか、だいやなのかというさんたくをせまられるところだ・・・・・)
クラブなのか、ダイヤなのかという三択を迫られるところだ・・・・・
(いや、まてよ」)
いや、まてよ」
(そこでししょうはなにかにきづいたようにまゆをよせた。)
そこで師匠はなにかに気づいたように眉を寄せた。
(そして「あ、そうか」とひとりでかってにうなずく。)
そして「あ、そうか」と一人で勝手に頷く。
(「さいしょのぺあが、にまいしかなくて、でもそのせいでぺあになりにくい)
「最初のペアが、二枚しかなくて、でもそのせいでペアになりにくい
(じょーかーだったのはついてたな、とおもってたけど、ちがったんだ。)
ジョーカーだったのはツイてたな、と思ってたけど、違ったんだ。
(あのこはもんてかるろのるーるどおりじょーかーはさいしょにとりのぞいたんだ。)
あの子はモンテカルロのルールどおりジョーカーは最初に取り除いたんだ。
(そしてげーむかいしごにできたさいしょのぺあをそのとりのぞいておいたじょーかーの)
そしてゲーム開始後にできた最初のペアをその取り除いておいたジョーカーの
(うえにおいて、そのままはいじょようのやまにしただけだったんだ!」)
上に置いて、そのまま排除用の山にしただけだったんだ!」
(きづいてなかった。あぶねえ。)
気づいてなかった。あぶねえ。
(そうつぶやいてひたいをわざとらしくぬぐうふりをする。)
そう呟いて額をわざとらしく拭うふりをする。
(まさかあてずっぽうではあるまい。ぐうぜんすべてがあたるかのうせいなんて)
まさか当てずっぽうではあるまい。偶然すべてが当たる可能性なんて
(てんもんがくてきなかくりつだ。たとえ、いちまいあたったらにまいめはすーつちがいの)
天文学的な確率だ。たとえ、一枚当たったら二枚目はスーツ違いの
(おなじすうじだとあたりがついたとしても。ましてさいごは)
同じ数字だと当たりがついたとしても。まして最後は
(げんにぺあにならなかったばらばらのかーどばかりだったじゃないか。)
現にペアにならなかったバラバラのカードばかりだったじゃないか。
(「しらん」)
「知らん」
(あっさりといった。)
あっさりと言った。
(すとろーをくわえるししょうをあぜんとしてみつめる。)
ストローを銜える師匠を唖然として見つめる。
(「そんなわけないでしょう」とくいさがると、めんどくさそうにくちをひらいた。)
「そんなわけないでしょう」と食い下がると、めんどくさそうに口を開いた。
(「あのな。じったいがなく、ことばだけでそこにあらわれているれいなら、)
「あのな。実体がなく、言葉だけでそこに現れている霊なら、
(そのことばがれいそのものだ。ことばのおくに、ことばにしない)
その言葉が霊そのものだ。言葉の奥に、言葉にしない
(かくれたひみつがあったとしても、すべてはしめされている。)
隠れた秘密があったとしても、すべては示されている。
(こわいろだか、おとのだいしょうだか、たいみんぐ・・・・・そういうところにぶんかいされ、)
声色高、音の大小だか、タイミング・・・・・そういうところに分解され、
(わからなくされているんだろう。でもみえるものはみえるんだ。)
分からなくされているんだろう。でも見えるものは見えるんだ。
(これは、せいどとのうりょくのもんだいだ」)
これは、精度と能力の問題だ」
(ほんとのぶっしつてきとうしだったら、わたしにもできない。)
ホントの物質的透視だったら、わたしにも出来ない。
(そういってししょうはぼくのあたまをこづいた。そしておいうちをかけるようにつづける。)
そう言って師匠は僕の頭を小突いた。そして追い討ちを掛けるように続ける。
(「おまえ、すきこのんでこっちのせかいにくびをつっこんでるがな。)
「お前、好き好んでこっちの世界に首を突っ込んでるがな。
(いつか、みえなきゃ、しぬ、ってばめんにそうぐうしたら、どうするんだ」)
いつか、見えなきゃ、死ぬ、って場面に遭遇したら、どうするんだ」
(つめたくほそめられたひとみがぼくをみている。)
冷たく細められた瞳が僕をみている。
(ししょうのそのことばは、こづいたにぎりこぶしよりもはるかにつよく、)
師匠のその言葉は、小突いた握りこぶしよりもはるかに強く、
(まるでこうてつのはんまーのようにぼくのあたまにうちおろされ、)
まるで鋼鉄のハンマーのように僕の頭に打ち下ろされ、
(ちかちかとしたどこかでんしてきなひばながちいさなきっさてんのなかをうめつくし、)
チカチカとしたどこか電子的な火花が小さな喫茶店の中を埋め尽くし、
(それがいつまでも、いつまでもやむことはなかった。)
それがいつまでも、いつまでも止むことはなかった。