ごめんね、いいコじゃいられない。

(ちゃいむがなるまえにくぐりぬけた)

チャイムが鳴る前にくぐり抜けた

(おとなたちのはいいろのめ)

大人たちの灰色の目

(たわいもないかいわとぎれぬまま)

他愛もない会話 途切れぬまま

(さかみちをくだってく)

坂道を下ってく

(なにをするでもなくゆくあてさえもなく)

何をするでもなく 行く宛さえもなく

(ただあたしいまはね)

ただ、あたし、今はね

(どんなちゅうこくもみみをすりぬける)

どんな忠告も 耳をすり抜ける

(まだまだすきにさせて)

まだ まだ 好きにさせて

(ごめんね)

ごめんね

(えにかいたようなゆうとうせいはらしくないわ)

絵に描いたような優等生はらしくないわ

(しゃつのぼたんをふたつはずして)

シャツのボタンをふたつ外して

(ろじうらのぬけみちあまいゆうわくはみち)

路地裏の抜け道 甘い誘惑は未知

(だれにもまだはなしてない)

誰にもまだ話してない

(あたしのひみつをこんやおしえたげる)

あたしの秘密を今夜教えたげる

(いつだってじぶんがいちばんただしい？)

いつだって自分が一番正しい?

(ばかみたいなはなしだね)

馬鹿みたいな話だね

(きょうかしょのとおりにあやつられるなら)

教科書の通りに操られるなら

(ひとりでいきていくわ)

ひとりで生きていくわ

(どうせわからないわかるはずもない)

どうせわからない わかるはずもない

(だからあたしだれにも)

だからあたし、誰にも

(さしずはさせないどうじょうもいらない)

指図はさせない 同情もいらない

(もういいよえらそうに)

もういいよ えらそうに

(あなたのおもわくどおりのおとなになんかならないわ)

アナタの思惑通りの大人になんかならないわ

(きれいなことばっかならべないで)

綺麗なことばっか 並べないで

(ぴえろのようなかおそのえがおのなかを)

ピエロのような顔 その笑顔の中を

(だれにもまだあばかれてない)

誰にもまだ暴かれてない

(かめんをあたしがこんやはがしたげる)

仮面をあたしが今夜剥がしたげる

(かたくなにいつもゆずろうとしないね)

頑なにいつも 譲ろうとしないね

(おとなげないぷらいど)

大人げないプライド

(どうせみんなそうじぶんがかわいい)

どうせみんなそう 自分が可愛い

(もういいかげんにして！)

もういい加減にして!

(ごめんね)

ごめんね…

(えにかいたようなゆうとうせいはらしくないわ)

絵に描いたような優等生はらしくないわ

(しゃつのぼたんをふたつはずして)

シャツのボタンをふたつ外して

(ろじうらのぬけみちあまいゆうわくはみち)

路地裏の抜け道 甘い誘惑は未知

(だれにもまだはなしてない)

誰にもまだ話してない

(あたしのひみつをこんやおしえたげる)

あたしの秘密を今夜教えたげる