恋と退屈

(いつからだったこのけしき)

いつからだったこの景色

(みぎむけといえばみぎだし)

右向けといえば右だし

(いわかんをいだかんやつらに)

違和感を抱かんやつらに

(いやけがさすけどなにもいわん)

嫌気がさすけど何も言わん

(ぼくのゆううつはとぼけてるそらにしずんでく)

僕の憂鬱はとぼけてる空に沈んでく

(といれにいくとなにに)

トイレに行くと何に

(いらだってたのかもわすれた)

苛立ってたのかも忘れた

(いっそこのまましんでしまおうかな)

いっそこのまま死んでしまおうかな

(そんなゆうきもないのにつぶやく)

そんな勇気もないのにつぶやく

(しにぞこないしにぞこないしにぞこない)

死に損ない死に損ない死に損ない

(しにぞこないぼくらは)

死に損ない僕らは

(ふこうをどこかでまってる)

不幸をどこかで待ってる

(すきだったきみのことかんがえても)

好きだった君のこと考えても

(どうにもならないけど)

どうにもならないけど

(たったひとつきみだけでよかったの)

たったひとつ君だけでよかったの

(ばかなかおしたおとながぼくたちにこういう)

バカな顔した大人が僕たちにこう言う

(まいにちたのしいんでしょ)

「毎日楽しいんでしょ」

(こわいものなんてないでしょ)

「怖いものなんてないでしょ」

(ぼくのゆううつはとぼけてるそらにしずんでく)

僕の憂鬱はとぼけてる空に沈んでく

(といれにいくとなにになやんでいたのかもわすれた)

トイレに行くと何に悩んでいたのかも忘れた

(いっそこのままきえてしまおうかな)

いっそこのまま消えてしまおうかな

(そんなかくごもないのにつぶやく)

そんな覚悟もないのにつぶやく

(たのしくないたのしくないたのしくない)

楽しくない楽しくない楽しくない

(たのしくないまいにち)

楽しくない毎日

(わたしはこのそらをとぶんです)

わたしはこの空を飛ぶんです

(すきなんだきみのこと)

好きなんだ君のこと

(べっどにうずくまってさけぶだけ)

ベッドにうずくまって叫ぶだけ

(たったひとついまだけでよかったの)

たったひとつ今だけでよかったの

(いっそこのまましんでしまおうかな)

いっそこのまま死んでしまおうかな

(そんなゆうきもないのに)

そんな勇気もないのに

(いっそこのままつれさってしまおうかな)

いっそこのまま連れ去ってしまおうかな

(そんなゆうきもないのにつぶやく)

そんな勇気もないのにつぶやく

(しにぞこないしにぞこないしにぞこない)

死に損ない死に損ない死に損ない

(しにぞこないぼくらは)

死に損ない僕らは

(きぼうをどこかでまってる)

希望をどこかで待ってる

(たいくつなあのひびも)

退屈なあの日々も

(どうにもならんきみへのおもいも)

どうにもならん君への想いも

(すべてをぶちこわしたかったの)

全てをぶち壊したかったの