万葉集4

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プレイ回数1難易度(4.5) 6479打 長文
100首から12問
奈良時代の人たちの膨大な記録

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(いやひこおのれ、かむさびあをくもの、たなびくひすら、こさめそほふる) 弥彦おのれ、神さび青雲の、たなびく日すら、小雨そほ降る (いやひこかみの、ふもとにけふらもか、しかのふすらむ、かはごろもきて、つのつきながら) 弥彦神の、麓に今日らもか、鹿の伏すらむ、皮衣来て、角つきながら (さうけふに、はひおほとれる、くそかづら、たゆることなく、みやつかへせむ) さう莢に、延ひおほとれる、屎葛、絶ゆることなく、宮仕へせむ (ばらもんの、つくれるをだを、はむからす、まなぶたはれて、はたほこにをり) 波羅門の、作れる小田を、食む烏、瞼腫れて、幡桙に居り (いしまろに、われものまをす、なつやせに、よしといふものぞ、むなぎとりめせ) 石麻呂に、我れ物申す、夏痩せに、良しといふものぞ、鰻捕り食せ (やすやすも、いけらばあらむを、はたやはた、むなぎをとると、かはにながるな) 痩す痩すも、生けらばあらむを、はたやはた、鰻を捕ると、川に流るな (てらでらの、めがきまをさく、おおみわの、をがきたばりて、そのこはらまむ) 寺々の、女餓鬼申さく、大神の、男餓鬼賜りて、その子はらまむ (ほとけつくる、まそほたらずは、みずたまる、いけだのあそが、はなのうへをほれ) 仏造る、真朱足らずは、水溜まる、池田の朝臣が、鼻の上を掘れ (わらはども、くさはなかりそ、やほたでを、ほづみのあそが、わきくさをかれ) 童ども、草はな刈りそ、八穂蓼を、穂積の朝臣が、腋草を刈れ (たらつねの、ははがかふこの、まよごもり、こもれるいもを、みむよしもがな) たらつねの、母が飼ふ蚕の、繭隠り、隠れる妹を、見むよしもがな
(たちばなの、てらのながやに、わがいねし、うないはなりは、かみあげつらむか) 橘の、寺の長屋に、我が率寝し、童女放りは、髪上げつらむか (かるうすは、たぶせのもとに、わがせこは、にふぶにえみて、たちませりみゆ) かるうすは、田ぶせの本に、我が背子は、にふぶに笑みて、立ちませり見ゆ (あさかすみ、かひやがしたの、なくかはづ、しのひつつありと、つげむこもがも) 朝霞、香火屋が下の、鳴くかはづ、偲ひつつありと、告げむ子もがも (ひとたまの、さをなるきみが、ただひとり、あへりしあまよの、・・・しおもほゆ) 人魂の、さ青なる君が、ただひとり、逢へりし雨夜の、葉非左し思ほゆ (みぬさとり、みわのはふりが、いはふすぎはら、たきぎこり、ほとほとしくに、てをのとらえぬ) み幣取り、三輪の祝が、斎ふ杉原、薪伐り、ほとほとしくに、手斧取らえぬ (みけつくに、しまのあまならし、まくまのの、をぶねにのりて、おきへこぐみゆ) 御食つ国、志摩の海人ならし、ま熊野の、小船に乗りて、沖辺漕ぐ見ゆ (おおきみの、みゆきのまにま、わぎもこが、たまくらまかず、つきそへにける) 大君の、行幸のまにま、我妹子が、手枕まかず、月そ経にける (このはなの、ひとよのうちに、ももくさの、ことそこもれる、おほろかにすな) この花の、一よのうちに、百種の、言そ隠れる、おほろかにすな (このはなの、ひとよのうちは、ももくさの、こともちかねて、をらえけらずや) この花の、一よのうちは、百種の、言持ちかねて、折らえけらずや (たはことか、およづれことか、こもりくの、はつせのやまに、いほりせりといふ) 狂言か、およづれ言か、こもりくの、泊瀬の山に、いほりせりといふ
など
(ゆふかげに、きなくひぐらし、ここだくも、ひごとにきけど、あかぬこえかも) 夕影に、来鳴くひぐらし、ここだくも、日ごとに聞けど、飽かぬ声かも (あきかぜの、さむくふくなへ、わがやどの、あさぢがもとに、こほろぎなくも) 秋風の、寒く吹くなへ、我がやどの、浅茅がもとに、こほろぎ鳴くも (にはくさに、むらさめふりて、こほろぎの、なくこえきけば、あきづきにけり) 庭草に、村雨降りて、こほろぎの、鳴く声聞けば、秋づきにけり (みよしのの、いはもとさらず、なくかはづ、うべもなきけり、かはをさやけみ) み吉野の、岩本去らず、鳴くかはづ、うべも鳴きけり、川をさやけみ (このころの、あきのあさけに、きりごもり、つまよぶしかの、こえのさやけさ) このころの、秋の朝明に、霧隠り、妻呼ぶ鹿の、声のさやけさ (あきかぜに、やまとびこゆる、かりがねの、こえとほざかる、くもがくるらし) 秋風に、山飛び越ゆる、雁がねの、声遠ざかる、雲隠るらし (おしてる、なにはほりえの、あしへには、かりねたるかも、しものふらくに) おしてる、難波堀江の、葦辺には、雁寝たるかも、霜の降らくに (やまちかく、いへやをるべき、さをしかの、こえをききつつ、いねかてぬかも) 山近く、家や居るべき、さ雄鹿の、声を聞きつつ、寝ねかてぬかも (やまのへに、いゆくさつをは、おほかれど、やまにものにも、さをしかなくも) 山の辺に、い行く猟夫は、多かれど、山にも野にも、さ雄鹿鳴くも (あきはぎの、さきたるのへは、さをしかぞ、つゆをわけつつ、つまどひしける) 秋萩の、咲きたる野辺は、さ雄鹿そ、露を分けつつ、妻問ひしける (あきはぎの、さきたるのへに、さをしかは、ちらまくをしみ、なきゆくものを) 秋萩の、咲きたる野辺の、さ雄鹿は、散らまく惜しみ、鳴き行くものを (ながつきの、しぐれのあめに、ぬれとほり、かすがのやまは、いろづきにけり) 九月の、しぐれの雨に、濡れ通り、春日の山は、色づきにけり (おほさかを、わがこえくれば、ふたかみに、もみぢばながる、しぐれふりつつ) 大坂を、我が越え来れば、二上に、もみぢ葉流る、しぐれ降りつつ (もみちばの、にほひはしげし、しかれども、つまなしのきを、たをりかざさむ) もみぢ葉の、にほひは繁し、然れども、妻梨の木を、手折りかざさむ (しぐれのあめ、まなくしふれば、まきのはも、あらそひかねて、いろづきにけり) しぐれの雨、間なくし降れば、真木の葉も、争ひかねて、色づきにけり (ゆふさらず、かはづなくなる、みわがはの、きよきせのおとを、きかくしよしも) 夕さらず、かはづ鳴くなる、三輪川の、清き瀬の音を、聞かくし良しも (あめのうみに、つきのふねうけ、かつらかぢ、かけてこぐみゆ、つきひとをとこ) 天の海に、月の船浮け、桂梶、かけて漕ぐ見ゆ、月人をとこ (あきのよの、きりたちわたり、おほほしく、いめにぞみつる、いもがすがたを) 秋の夜の、霧立ち渡り、おほほしく、夢にそ見つる、妹が姿を (あきののの、をばながうれの、おひなびき、こころはいもに、よりにけるかも) 秋の野の、尾花が末の、生ひなびき、心は妹に、寄りにけるかも (あきやまに、しもふりおほひ、このはちり、としはゆくとも、われわすれめや) 秋山に、霜降り覆ひ、木の葉散り、年は行くとも、我忘れめや (こほろぎの、まちよろこぶる、あきのよを、ぬるしるしなし、まくらとわれは) こほろぎの、待ち喜ぶる、秋の夜を、寝る験なし、枕と我は (はふりらが、いはふやしろの、もみぢばも、しめなはこえて、ちるといふものを) 祝部らが、斎ふ社の、もみぢ葉も、しめ縄越えて、散るといふものを (いそのかみ、ふるのかむすぎ、かむさぶる、こひをもあれは、さらにするかも) 石上、布留の神杉、神さぶる、恋をも我は、更にするかも (をとめらを、そでふるやまの、みづかきの、ひさしきときゆ、おもひけりわれは) 娘子らを、袖布留山の、瑞垣の、久しき時ゆ、思ひけりわれは (やましなの、こはたのやまを、うまはあれど、かちよりあがこし、なをおもひかねて) 山科の、木幡の山を、馬はあれど、徒歩より我が来し、汝を思ひかねて (いはねふむ、かさなるやまは、あらねども、あはぬひまねみ、こひわたるかも) 岩根踏む、重なる山は、あらねども、逢はぬ日まねみ、恋ひわたるかも (おくやまの、このはがくりて、ゆくみづの、おとききしより、つねわすらえず) 奥山の、木の葉隠りて、行く水の、音聞きしより、常忘らえず (はつせがは、はやみはやせを、むすびあげて、あかずやいもと、とひしきみはも) 泊瀬川、速み早瀬を、むすび上げて、飽かずや妹と、問ひし君はも (やまとの、むろふのけもも、もとしげく、いひてしものを、ならずはやまじ) 大和の、室生の毛桃、本繁く、言ひてしものを、成らずは止まじ (いかるがの、よるかのいけの、よろしくも、きみをいはねば、おもひぞわがする) 斑鳩の、因可の池の、宜しくも、君を言はねば、思ひそ我がする (あしのやの、うなひをとめの、おくつきを、ゆきくとみれば、ねのみしなかゆ) 葦の屋の、菟原処女の、奥つ城を、行き来と見れば、音のみし泣かゆ (はかのうへの、このえなびけり、ききしごと、ちぬをとこにし、よりにけらしも) 墓の上の、木の枝なびけり、聞きしごと、千沼壮士にし、依りにけらしも (をとめらが、のちのしるしと、つげをぐし、おひかはりおひて、なびきけらしも) 処女らが、後のしるしと、黄楊小櫛、生ひ変はり生ひて、なびきけらしも (としのはに、あゆしはしらば、さきたかは、うやつかづけて、かはせたづねむ) 年のはに、鮎し走らば、辟田川、鵜八つ潜けて、川瀬尋ねむ (いそのうへの、つままをみれば、ねをはへて、としふかからし、かむさびにけり) 磯の上の、つままを見れば、根を延へて、年深からし、神さびにけり (をとめらが、かざしのために、みやびをの、かづらのためと、しきませる) 娘子らが、かざしのために、みやびをの、縵のためと、敷きませる、 (くにのはたてに、さきにける、さくらのはなの、にほひはもあなに) 国のはたてに、咲きにける、桜の花の、にほひはもあなに (こぞのはる、あへりしきみに、こひにてし、さくらのはなは、むかへけらしも) 去年の春、逢へりし君に、恋ひにてし、桜の花は、迎へけらしも (こもまくら、あひまきしこも、あらばこそ、よのふくらくも、わがをしみせめ) 薦枕、相まきし児も、あらばこそ、夜の更くらくも、我が惜しみせめ (たまづさの、いもははなかも、あしひきの、このやまかげに、まけばうせぬる) 玉梓の、妹は花かも、あしひきの、この山陰に、撒けば失せぬる (ぬばたまの、くろかみやまを、あさこえて、やましたつゆに、ぬれにけるかも) ぬばたまの、黒髪山を、朝越えて、山下露に、濡れにけるかも (おくやまの、いはにこけむし、かしこけど、おもふこころを、いかにかもせむ) 奥山の、岩に苔生し、恐けど、思ふ心を、いかにかもせむ (おもひあまり、いたもすべなみ、たまだすき、うねびのやまに、われしめゆひつ) 思ひ余り、いたもすべなみ、玉だすき、畝傍の山に、我標結ひつ (あきののに、さきたるはなを、およびをり、かきかぞふれば、ななくさのはな) 秋の野に、咲きたる花を、指折り、かき数ふれば、七種の花 (はぎのはな、をばなくずはな、なでしこがはな、をみなへしまた、ふぢばかま、あさがほのはな) 萩の花、尾花葛花、なでしこが花、をみなへしまた、藤袴朝顔が花 (あきのたの、ほだをかりがね、くらけくに、よのほどろにも、なきわたるかも) 秋の田の、穂田を雁がね、暗けくに、夜のほどろにも、鳴き渡るかも (けさのあさけ、かりがねさむく、ききしなへ、のへのあさぢぞ、いろづきにける) 今朝の朝明、雁が音寒く、聞きしなへ、野辺の朝茅そ、色づきにける (よひにあひて、あしたおもなみ、なばりのの、はぎはちりにき、もみぢはやつげ) 宵に逢ひて、朝面なみ、名張野の、萩は散りにき、黄葉はや継げ (うらへをも、やそのちまたも、うらとへど、きみをあひみむ、たどきしらずも) 占部をも、八十の衢も、占問へど、君を相見む、たどき知らずも (わがいのちは、をしくもあらず、さにつらふ、きみによりてぞ、ながくほりせし) 我が命は、惜しくもあらず、さにつらふ、君によりてそ、長く欲りせし (ぬばたまの、ひだのおほぐろ、みるごとに、こせのをぐろし、おもほゆるかも) ぬばたまの、斐太の大黒、見るごとに、巨勢の小黒し、思ほゆるかも (こまつくる、はじのしびまろ、しろくあれば、うべほしからむ、そのくろきいろを) 駒造る、土師の志婢麻呂、白くあれば、うべ欲しからむ、その黒き色を (ほふしらが、ひげのそりくひ、うまつなぎ、いたくなひきそ、ほふしはなかむ) 法師らが、ひげの剃り杭、馬繋ぎ、いたくな引きそ、法師は泣かむ (だんをちや、しかもないひそ、さとをさが、えつきはたらば、いましもなかむ) 檀越や、然もな言ひそ、里長が、課役徴らば、汝も泣かむ (あらきだの、ししだのいねを、くらにあげて、あなひねひねし、あがこふらくは) あらき田の、鹿猪田の稲を、倉に上げて、あなひねひねし、我が恋ふらくは (なかとみの、ふとのりとごと、いひはらへ、あかふいのちも、たがためになれ) 中臣の、太祝詞言、言ひ祓へ、贖ふ命も、誰がために汝 (しもがれの、ふゆのやなぎは、みるひとの、かづらにすべく、もえにけるかも) 霜枯の、冬の柳は見る人の、縵にすべく、萌えにけるかも (あさみどり、そめかけたりと、みるまでに、はるのやなぎは、もえにけるかも) 浅緑、染め掛けたりと、見るまでに、春の柳は、萌えにけるかも (やまのまに、ゆきはふりつつ、しかすがに、このかはやぎは、もえにけるかも) 山のまに、雪は降りつつ、しかすがに、この川柳は、萌えにけるかも (あさなさな、わがみるやなぎ、うぐひすの、きいてなくべき、もりにはやなれ) 朝な朝な、我が見る柳、うぐひすの、来居て鳴くべき、森にはやなれ (あをやぎの、いとのくはしさ、はるかぜに、みだれぬいまに、みせむこもがも) 青柳の、糸の細しさ、春風に、乱れぬい間に、見せむ児もがも (ももしきの、おほみやひとの、かづらける、しだりやなぎは、みれどあかぬかも) ももしきの、大宮人の、かづらける、しだり柳は、見れど飽かぬかも (わがかざす、やなぎのいとを、ふきみだる、かぜにかいもが、うめのちるらむ) 我がかざす、柳の糸を、吹き乱る、風にか妹が、梅の散るらむ (はなさきて、みはならねども、ながきけに、おもほゆるかも、やまぶきのはな) 花咲きて、実は成らねども、長き日に、思ほゆるかも、山吹の花 (あしひきの、やまのまてらす、さくらばな、このはるさめに、ちりゆかむかも) あしひきの、山のま照らす、桜花、この春雨に、散り行かむかも (みわたせば、かすがののへに、かすみたち、さきにほへるは、さくらばなかも) 見渡せば、春日の野辺に、霞立ち、咲きにほへるは、桜花かも (はるさめに、あらそひかねて、わがやどの、さくらのはなは、さきそめにけり) 春雨に、争ひかねて、我がやどの、桜の花は、咲きそめにけり (あぼやまの、さくらのはなは、けふもかも、ちりまがふらむ、みるひとなしに) 阿保山の、桜の花は、今日もかも、散り紛ふらむ、見る人なしに (きぎしなく、たかまどのへに、さくらばな、ちりてながらふ、みむひともがも) 雉鳴く、高円の辺に、桜花、散りて流らふ、見む人もがも (つるぎたち、もろはのときに、あしふみて、しなばしなむよ、きみによりては) 剣大刀、諸刃の利きに、足踏みて、死なば死なむよ、君によりては (はやひとの、なにおふよごえの、いちしろく、わがなはのりつ、つまとたのませ) 隼人の、名に負う夜声、いちしろく、わが名は告りつ、妻と頼ませ (あかごまが、あがきはやけば、くもいにも、かくりゆかむぞ、そでまけわぎも) 赤駒が、足掻き速けば、雲居にも、隠り行かむぞ、袖まけ我妹 (こもりくの、とよはつせぢは、とこなめの、かしこきみちぞ、こふらくはゆめ) こもりくの、豊泊瀬道は、常滑の、恐き道そ、恋ふらくはゆめ (うまさけの、みもろのやまに、たつつきの、みがほしきみが、うまのおとぞする) うまさけの、三諸の山に、立つ月の、見が欲し君が、馬の音そする (つばいちの、やそのちまたに、たちならし、むすびしひもを、とかまくをしも) 海石榴市の、八十の衢に、立ち平し、結びし紐を、解かまく惜しも (おのづまを、ひとのさとにおき、おほほしく、みつつぞきぬる、このみちのあひだ) 己妻を、人の里に置き、おほほしく、見つつぞ来ぬる、この道の間 (おほぶねに、まかぢしじぬき、このあこを、からくにへやる、いはへかみたち) 大船に、ま梶しじ貫き、この我子を、唐国へ遣る斎へ神たち (かすがのに、いつくみもろの、うめのはな、さかえてありまて、かへりくるまで) 春日野に、斎く三諸の、梅の花、栄えてあり待て、帰り来るまで (しをぢから、ただこえくれば、はくひのうみ、あさなぎしたり、ふなかぢもがも) 志雄道から、直越え来れば、羽咋の海、朝なぎしたり、船梶もがも (すずのうみに、あさびらきして、こぎくれば、ながはまのうらに、つきてりにけり) 珠洲の海に、朝開きして、漕ぎ来れば、長浜の浦に、月照りにけり
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