万葉集 挽歌3 作者不詳
現在の奈良・長谷寺あたりの歌
長歌3首。亡き妻を偲んだ歌。鵜で鮎を取った思い出かな
意味が分からなくても、言葉の響きが美しい
意味が分からなくても、言葉の響きが美しい
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問題文
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(こもりくの、はつせのかはの、かみつせに、うをやつかづけ、しもつせに、うをやつかづけ、)
こもりくの、泊瀬の川の、上つ瀬に、鵜を八つ潜け、下つ瀬に、鵜を八つ潜け、
(かみつせの、あゆをくはしめ、しもつせの、あゆをくはしめ、くはしいもに、あゆををしみ、)
上つ瀬の、鮎を食はしめ、下つ瀬の、鮎を食はしめ、くはし妹に、鮎を惜しみ、
(くはしいもに、あゆををしみ、なぐるさの、とほざかりいて、おもふそら、)
くはし妹に、鮎を惜しみ、投ぐるさの、遠ざかり居て、思ふそら、
(やすけなくに、なげくそら、やすけなくに、きぬこそば、それやれぬれば、つぎつつも、)
安けなくに、嘆くそら、安けくに、衣こそば、それ破れぬれば、継ぎつつも、
(またもあふといへ、たまこそば、をのたえぬれば、くくりつつ、)
またも合うといへ、玉こそば、緒の絶えぬれば、くくりつつ、
(またもあふといへ、またもあはぬものは、つまにしありけり。)
またも合うといへ、またも逢はぬものは、妻にしありけり。
(こもりくの、はつせのやま、あをはたの、おさかのやまは、はしりでの、よろしきやまの、)
こもりくの、泊瀬の山、青旗の、忍坂の山は、走り出の、宜しき山の、
(いでたちの、くはしきやまぞ、あたらしき、やまの、あれまくをしも)
出で立ちの、くはしき山ぞ、あたらしき、山の、荒れまく惜しも
(たかやまと、うみとこそば、やまながら、かくもうつしく、うみながら、しかまことならめ、)
高山と、海とこそば、山ながら、かくも現しく、海ながら、しか真ならめ、
(ひとははなものぞ、うつせみよひと。)
人は花物そ、うつせみ世人。