新古今和歌集3

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投稿者投稿者Yasou  いいね1  お気に入り登録
プレイ回数56  難易度(4.0) 5967打 長文 かな
100首から12問ランダム
響く言葉の美しさ
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 鶴亀 4120 C 4.3 95.0% 164.3 714 37 12 2026/11/06
2 ハナミズキ 3517 D+ 3.9 89.6% 181.1 720 83 12 2026/10/25

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問題文

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(たかきやにのぼりてみればけぶりたつたみのかまどはにぎわいにけり) 高き屋に登りて見れば煙たつ民の竈は賑はいにけり (はつはるのはつねのきょうのたまばはきてにとるからにゆらぐたまのお) 初春の初子の今日の玉箒手に取るからに揺らぐ玉の緒 (ねのひしてしめつるのべのひめこまつひかでやちよのかげをまたまし) 子の日して標めつる野辺の姫小松引かでや千代の蔭を待たまし (きみがよのとしのかずをばしろたえのはまのまさごとだれかしきけん) 君が代の年の数をば白妙の浜の真砂と誰か敷きけん (わかなおうるのべというのべをきみがためよろづよしめてつまんとぞおもう) 若菜生うる野辺という野辺を君がため万世標めて摘まんとぞ思う (ゆうだすきちとせをかけてあしひきのやまあいのいろはかわらざりけり) 木綿襷千年をかけてあしひきの山藍の色は変わらざりけり (いのりつつなおながつきのきくのはないづれのあきかうえてみざらん) 祈りつつなお長月の菊の花いづれの秋か植えて見ざらん (かみなづきもみぢもしらぬときわぎによろづよかかれみねのしらくも) 神無月紅葉もしらぬ常磐木に万代かかれ嶺の白雲 (やまかぜはふけどふかねどしらなみのよするいわねはひさしかりけり) 山風は吹けど吹かねど白波の寄する岩根はひさしかりけり (くもりなくちとせにすめるみづのおもにやどれるつきのかげものどけし) 曇りなく千年にすめる水の面にやどれる月の影ものどけし
(よろづよをまつのをやまのかげしげみきみをぞいのるときわかきわに) よろづ代を松の尾山のかげ茂み君をぞ祈る常磐堅磐に (ときわなるまつにかかれるこけなればとしのおながきしるべとぞおもう) 常磐なる松に懸かかれる苔なれば年の緒長きしるべとぞ思う (あめのしためぐむくさきのめもはるにかぎりもしらぬみよのすえずえ) 天の下芽ぐむ草木の芽も張るに限りもしらぬ御代の末々 (おしなべてこのめもはるのあさみどりまつにぞちよのいろもこもれる) おしなべて木の芽も春の浅緑松にぞ千代の色もこもれる (ぬれてほすたまぐしのはのつゆじもにあまてるひかりいくよへぬらん) 濡れて干す玉串の葉の露霜に天照る光幾代経ぬらん (しきしまややまとしまねもかみよよりきみがためとやかためおきけん) 敷島や大和島根も神代より君がためとや固めおきけん (もしおぐさかくともつきじきみがよのかずによみおくわかのうらなみ) 藻塩草かくとも尽きじ君が代の数によみおく和歌の浦波 (たかさごのまつもむかしになりぬべしなおゆくすえはあきのよのつき) 高砂の松も昔になりぬべしなお行く末は秋の夜の月 (うれしさやかたしくそでにつつむらんきょうまちえたるうぢのはしひめ) 嬉しさやかたしく袖につつむらん今日待ちえたる宇治の橋姫 (としへたるうじのはしもりこととはんいくよになりぬみづのみなかみ) 年経たる宇治の橋守りこと問はん幾代になりぬ水の水上
など
(ときわなるきびのなかやまおしなべてちとせをまつのふかきいろかな) 常磐なる吉備の中山おしなべて千年を松の深き色かな (かすがやまみやこのみなみしかぞおもうきたのふぢなみはるにあえとは) 春日山都の南鹿ぞ思う北の藤浪春にあえとは (あかねさすあさひのさとのひかげぐさとよのあかりのかざしなるべし) あかねさす朝日の里の日陰草豊明りのかざしなるべし (くもりなきかがみのやまのつきをみてあきらけきよをそらにしるかな) 曇りなき鏡の山の月を見て明けき代を空にしるかな (すえのつゆもとのしづくやよのなかのおくれさきだつためしなるらん) 末の露本の雫や世の中の後れ先立つためしなるらん (あわれなりわがみのはてやあさみどりついにはのべのかすみとおもえば) あわれなり我が身の果や浅緑ついには野辺の霞と思えば (さくらちるはるのすえにはなりにけりあままもしらぬながめせしまに) 桜散る春の末にはなりにけり雨間も知らぬ眺めせしまに (はなさくらまたさかりにてちりにけんなげきのもとをおもいこそやれ) 花桜まだ盛りにて散りにけん嘆きのもとを思いこそやれ (はなみんとうえけんひともなきやどのさくらはこぞのはるぞさかまし) 花見んと植えけん人もなき宿の桜は去年の春ぞ咲かまし (だれもみなはなのみやこにちりはててひとりしぐるるあきのやまざと) 誰もみな花の都に散り果ててひとり時雨るる秋の山里 (なくしかのこえにめざめてしのぶかなみはてぬゆめのあきのおもいを) 鳴く鹿の声に目覚めて偲ぶかな見果てぬ夢の秋の思いを (よもすがらつまとうしかのなくなえにこはぎがはらのつゆぞこぼるる) 夜もすがら妻問う鹿の鳴くなえに小萩が原の露ぞこぼるる (おやまだのいおちかくなくしかのねにおどろかされておどろかすかな) 小山田の庵近く鳴く鹿の音に驚かされて驚かすかな (すぎてゆくあきのかたみにさおじかのおのがなくねもおしくやあるらん) 過ぎてゆく秋の形見にさ雄鹿のおのが鳴く音も惜しくやあるらん (あきたもるかりいほつくりわがおればころもでさむしつゆぞおきける) 秋田守る仮庵作り我が居れば衣手寒し露ぞおきける (ほととぎすなくさみだれにうえしたをかりがねさむみあきぞくれぬる) ほととぎす鳴く五月雨に植えし田を雁が音寒み秋ぞ暮れぬる (あきさればかりのはかぜにしもふりてさむきよなよなしぐれさへふる) 秋されば雁の羽風に霜降りて寒き夜な夜な時雨さへ降る (くさばにはたまとみえつつわびひとのそでのなみだのあきのしらつゆ) 草葉には玉と見えつつ侘び人の袖の涙の秋の白露 (かりてほすやまだのいねはそでひじてうえしさなえとみえずもあるかな) 刈りて干す山田の稲は袖ひじて植ゑし早苗と見えずもあるかな (あきといえばちぎりおきてやむすぶらんあさぢがはらのけさのしらつゆ) 秋といえば契りおきてや結ぶらん浅茅が原の今朝の白露 (おぼつかなのにもやまにもしらつゆのなにごとをかばおもいおくらん) おぼつかな野にも山にも白露の何事をかば思い置くらん (つゆしげみのべをわけつつからころもぬれてぞかえるはなのしづくに) 露しげみ野辺を分けつつ唐衣濡れてぞかえる花の雫に (つゆはそでにものおもうころはさぞなおくかならずあきのならいならねど) 露は袖に物思うころはさぞな置くかならず秋のならいならねど (のはらよりつゆのゆかりをたづねきてわがころもてにあきかぜぞふく) 野原より露のゆかりをたづね来て我が衣手に秋風ぞ吹く (むしのねもながきよあかぬふるさとになおおもいそうまつかぜぞふく) 虫の音も長き夜明かぬ故郷になお思い添う松風ぞ吹く (あともなきにわのあさぢにむすぼほれつゆのそこなるまつむしのこえ) 跡もなき庭の浅茅に結ぼほれ露の底なる松虫の声 (ころもうつおとはまくらにすがわらやふしみのゆめをいくよのこしつ) 衣打つ音は枕に菅原や伏見の夢を幾代残しつ (ころもうつねやまのいおのしばしばもしらぬゆめぢにむすぶたまくら) 衣打つね山の庵のしばしばも知らぬ夢路に結ぶ手枕 (まどろまでながめよとてのすさびかなあさのさごろもつきにうつこえ) まどろまで眺めよとてのすさびかな麻の狭衣月に打つ声 (さとはあれてつきやあらぬとうらみてもだれあさじうにころもうつらん) 里は荒れて月やあらぬと恨みても誰浅茅生に衣打つらん (あきとだにわすれんとおもうつきかげをさもあやにくにうつころもかな) 秋とだに忘れんと思う月影をさもあやにくに打つ衣かな (ちたびうつきぬたのおとにゆめさめてものおもうそでのつゆぞくだくる) 千たび打つ砧の音に夢醒めて物思う袖の露ぞ砕くる (ふけにけりやまのはちかくつきさえてとおちのさとにころもうつこえ) 更けけにけり山の端近く月冴えて十市の里に衣打つ声 (あきはつるさよふけがたのつきみればそでものこらずつゆぞおきける) 秋果つる小夜更けがたの月見れば袖も残らず露ぞ置きける (ひとりぬるやまどりのおのしだりおにしもおきまようとこのつきかげ) ひとり寝る山鳥の尾のしだり尾に霜置きまうふ床の月影 (ひとめみしのべのけしきはうらかれてつゆのよすがにやどるつきかな) ひとめ見し野辺の景色はうら枯れて露のよすがに宿る月かな (あきのよはころもさむしろかさねてもつきのひかりにしくものぞなき) 秋の夜は衣さむしろ重ねても月の光にしくものぞなき (あきのよははやながつきになりにけりことわりなりやねざめせらるる) 秋の夜ははや長月になりにけりことわりなりや寝醒めせらるる (さびしさはみやまのあきのあさぐもりきりにしおるるまきのしたつゆ) 寂しさは深山の秋の朝曇り霧にしおるる真木の下露 (あけぼのやかわせのなみのたかせぶねくだすかひとのそでのあきぎり) あけぼのや川瀬の波の高瀬舟くだすか人の袖の秋霧 (ふもとをばうじのかわぎりたちこめてくもいにみゆるあさひやまかな) 麓をば宇治の川霧たちこめて雲居に見ゆる朝日山かな (よこぐものかぜにわかるるしののめにやまとびこゆるはつかりのこえ) 横雲の風に別かるる東雲に山飛び越ゆる初雁の声 (しらくもをつばさにかけてゆくかりのかどたのおものともしたうなり) 白雲を翼にかけて行く雁の門田の面の友慕うなり (おおえやまかたぶくつきのかげさえてとばたのおもにおつるかりがね) 大江山かたぶく月の影冴えて鳥羽田の面に落つる雁がね (しもをまつまがきのきくのよいのまにおきまよういろはやまのはのつき) 霜を待つ籬の菊の宵の間に置きまよう色は山の端の月 (あきをへてあわれもつゆもふかくさのさととうものはうづらなりけり) 秋を経てあわれも露も深草の里訪うものは鶉なりけり (たつたやまあらしやみねによわるらんわたらぬみづもにしきたえけり) 龍田山嵐や嶺に弱るらん渡らぬ水も錦たえけり (みちとおしほどもはるかにへだたれりおもいおこせよわれもわすれじ) 道遠しほども遥かに隔たれり思い起こせよ我も忘れじ (おもうことみにあまるまでなるたきのしばしよどむをなにうらむらん) 思うこと身に余るまで鳴滝のしばし淀むをなに恨むらん (かみかぜやたまぐしのはをとりかざしうちとのみやにきみをこそいのれ) 神風や玉串の葉をとりかざし内外の宮に君をこそ祈れ (いすずがわそらやまだきにあきのこえしたついわねのまつのゆふかぜ) 五十鈴川空やまだきに秋の声下つ岩根の松の夕風 (きみをいのるこころのいろをひととわばただすのみやのあけのたまがき) 君を祈る心の色を人問はば糺の宮の朱の玉垣 (きょうまつるかみのこころやなびくらんしでになみたつさほのかわかぜ) 今日祭る神の心やなびくらん紙垂に波立つ佐保の川風 (かすがののおどろのみちのうもれみづすえだにかみのしるしあらわせ) 春日野のおどろの道の埋もれ水末だに神の験あらわせ (よいよいにきみをあわれとおもいつつひとにはいわでねをのみぞなく) 宵々に君をあわれと思いつつ人には言わで音をのみぞ泣く (ことのはのうつろうだにもあるものをいとどしぐれのふりまさるらん) 言の葉の移ろうだにもあるものをいとど時雨の降りまさるらん (ふくかぜにつけてもとわんささがにのかよいしみちはそらにたゆとも) 吹く風につけても訪わんささがにの通いし道は空に絶ゆとも (くずのはにあらぬわがみもあきかぜのふくにつけつつうらみつるかな) 葛の葉にあらぬ我が身も秋風の吹くにつけつつうらみつるかな (しもさやぐのべのくさはにあらねどもなどかひとめのかれまさるらん) 霜さやぐ野辺の草葉にあらねどもなどか人目のかれまさるらん (あさぢおうるのべやかるらんやまがつのかきほのくさはいろもかわらず) 浅茅生うる野辺や枯るらん山がつの垣ほの草は色も変わらず (かすむらんほどをもしらずしぐれつつすぎにしあきのもみぢをぞみる) 霞むらんほどをも知らず時雨つつ過ぎにし秋の紅葉をぞ見る (いまこんとたのめつつふることのはぞときわにみゆるもみじなりける) 今来んとたのめつつふる言の葉ぞ常磐に見ゆる紅葉なりける (はるさめのふりしくころかあおやぎのいとみだれつつひとぞこいしき) 春雨の降りしくころか青柳のいと乱れつつ人ぞ恋いしき (あおやぎのいとみだれたるこのごろはひとすぢにしもおもいよられし) 青柳のいと乱れたるこのごろは一筋にしも思いよられし (なむあみだほとけのみてにかくるいとのおわりみだれぬこころともがな) 南無阿弥陀仏のみ手にかくる糸の終わり乱れぬ心ともがな (じゃくまくのこけのいわとのしづけきになみだのあめのふらぬひぞなき) 寂寞の苔の岩戸のしづけきに涙の雨の降らぬ日ぞなき (のりのふねさしてゆくみぞもろもろのかみもほとけもわれをみそなへ) 法の舟さしてゆく身ぞ諸々の神も仏も我を見そなへ (われだにもまづごくらくにうまれなばしるもしらぬもみなむかえてん) 我だにもまづ極楽に生まれなば知るも知らぬもみな迎えてん (わたつうみのそこよりきつるほどもなくこのみながらにみをぞきわむる) わたつ海の底より来つる程もなくこの身ながらに身をぞ極むる (おくやまにひとりうきよはさとりにきつねなきいろをかぜにながめて) 奥山に独り憂き世は悟りにき常なき色を風に眺めて (これやこのうきよのほかのはるならんはなのとぼそのあけぼののそら) これやこの憂き世のほかの春ならん花のとぼその曙の空 (むらさきのくもぢにさそうことのねにうきよをはらうみねのまつかぜ) 紫の雲路に誘う琴の音に憂き世をはらう嶺の松風 (いづくにもわがのりならぬのりやあるとそらふくかぜにとえどこたえぬ) いづくにも我が法ならぬ法やあると空吹く風に問えど答えぬ (わしのやまきょうきくのりのみちならでかえらぬやどにゆくひとぞなき) 鷲の山今日聞く法の道ならでかえらぬ宿に行く人ぞなき (おしなべてむなしきそらとおもいしにふじさきぬればむらさきのくも) おしなべて空しき空と思いしに藤咲きぬれば紫の雲 (いにしえのしかなくのべのいおりにもこころのつきはくもらざりけん) いにしえの鹿鳴く野辺の庵にも心の月は曇らざりけん (あいみてもみねにわかるるしらくものかかるこのよのいとわしきかな) 逢い見ても嶺に分かるる白雲のかかるこの世のいとわしきかな (あさみどりはなもひとつにかすみつつおぼろにみゆるはるのよのつき) 浅緑花もひとつに霞つつおぼろに見ゆる春の夜の月 (のべのつゆはいろもなくてやこぼれつるそでよりすぐるおぎのうわかぜ) 野辺の露は色もなくてやこぼれつる袖より過ぐる荻の上風 (いまこんということのはもかれゆくによなよなつゆのなににおくらん) 今来んという言の葉もかれゆくに夜な夜な露の何におくらん
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