蜂窩織炎

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問題文
(ほうかしきえんはひふおよびひかそしきのきゅうせいさいきんかんせんである)
蜂窩織炎は皮膚及び皮下組織の急性細菌感染である
(もっともひんどのたかいげんいんきんはれんさきゅうきんとぶどうきゅうきんである。)
最も頻度の高い原因菌は連鎖球菌とブドウ球菌である。
(しょうこうとちょうこうは、とうつう、きゅうそくにかくだいするこうはん、およびふしゅである。)
症候と徴候は、疼痛、急速に拡大する紅斑、および浮腫である。
(はつねつやしょぞくりんぱせつしゅちょうがしょうじることもある。)
発熱や所属リンパ節腫脹が生じることもある。
(しんだんはびょうへんのがいかんによる。)
診断は病変の外観による。
(ばいようがゆうようとなりうるがそのけっかをまつためにけいけんてきちりょうをおくらせてはならない)
培養が有用となりうるがその結果を待つために経験的治療を遅らせてはならない
(ちりょうはこうきんやくによる。)
治療は抗菌薬による。
(じきをそらすことなくちりょうすれば、よごはきわめてりょうこうである。)
時期を逸らすことなく治療すれば、予後は極めて良好である。
(かんせんはかしでもっともおおくはっせいする。)
感染は下肢で最も多く発生する。
(てんけいてきなほうかしきえんはへんそくせいである。)
典型的な蜂窩織炎は片側性である。
(おもなしょけんはきょくしょてきなこうはんおよびあっつうである)
主な所見は局所的な紅斑及び圧痛である
(ひふはねっかん、ほっせきおよびふしゅをていし、ひょうめんはとうひじょうひふをていすることがおおい。)
皮膚は熱感、発赤及び浮腫を呈し、表面は橙皮状皮膚を呈することが多い。
(きょうかいはつうじょうふめいりょうである。)
境界は通常不明瞭である。
(しんぶじょうみゃくけっせんしょうにるいじすることがあるが、いくつかのとくちょうによりかんべつできる。)
深部静脈血栓症に類似することがあるが、いくつかの特徴により鑑別できる。
(しんだんはしんさつによる。)
診断は診察による。
(ひふおよびそうしょうからばいようをおこなってもかんせんしたびせいぶつをどうていできることはまれ。)
皮膚及び創傷から培養を行っても感染した微生物を同定できることはまれ。
(いっぱんてきにばいようはてきおうとならない。)
一般的に培養は適応とならない。
(いかんせんせいかんじゃにおいては、きんけつしょうをじょがいするためのけつえきばいようがゆうようである。)
易感染性患者においては、菌血症を除外するための血液培養が有用である。
(けいけんてきちりょうにはんのうしないばあいやけつえきばいようできんがぶんりされないばあいもある。)
経験的治療に反応しない場合や血液培養で菌が分離されない場合もある。
(そのようなばあいは、かんぶそしきのばいようがひつようとなることもある。)
そのような場合は、患部組織の培養が必要となることもある。