Allegretto～そらときみ～　KOTOKO

(わすれないわらいごえとけていったあおぞらを)

忘れない 笑い声溶けていった青空を

(ａｌｌｅｇｒｅｔｔｏでかなでるようなくつおとにみちたひびを)

allegrettoで奏でるような靴音に満ちた日々を

(さかみちをくだればなみおとがむかえる)

坂道を下れば波音が迎える

(すぅ－っといきをはいたぼくはまいごのかみふうせん)

すぅ-っと息を吐いた僕は迷子の紙風船

(すれちがいがこわくてきしむじてんしゃでにげた)

すれ違いが怖くて軋む自転車で逃げた

(あたたかくてちょっとしみるしおかぜにさとされ)

暖かくてちょっとしみる潮風に諭され

(なやんでるひまはない)

悩んでる暇はない

(こんなんじゃたいせつなものみつからない)

こんなんじゃ大切なもの見つからない

(あおぞらみちしるべさがすぼくらにこたえて)

青空、道標探す僕らに答えて

(きっとみらいはそこにあると)

きっと未来はそこにあると

(てをふるきみがせおうあおいあおいせかいに)

手を振るきみが背負う青い青い世界に

(ａｌｌｅｇｒｅｔｔｏでひびかせたい)

allegrettoで響かせたい

(ほほえみにみちたひびを)

微笑みに満ちた日々を

(しょうじきにはなすとわらわれちゃいそうで)

正直に話すと笑われちゃいそうで

(はんぶんだけどあけてきづいてとすねた)

半分だけドア開けて“気づいて”と拗ねた

(そんなときにもきみはくびをかしげながら)

そんな時にもきみは首を傾げながら

(ないだうみのようなひとみこころのぞきこんだ)

凪いだ海のような瞳 心覗き込んだ

(ほんとうならいっぱいのありがとうはなたばに)

本当ならいっぱいの｢ありがとう｣花束に

(きみのもとへと)

きみのもとへと…

(あおぞらやがてくるたびだちへのりゅうせんをそっとみちびいて)

青空､やがて来る旅立ちへの流線をそっと導いて

(てをのばすよ)

手を伸ばすよ

(おもいでわけあえるなかまにあえたいまなら)

思い出 分け合える仲間に会えた今なら

(ａｌｌｅｇｒｅｔｔｏですすめるよ)

allegrettoで進めるよ

(でこぼこにつづくみちを)

でこぼこに続く道を

(みなれたまちをせに)

見慣れた街を背に

(くもまにきざみこんだちいさなやくそく)

雲間に刻み込んだ小さな約束

(わすれないそらときみがてをつなぐふうけいを)

忘れない 空と君が手を繋ぐ風景を

(きっとすべてをかがやかせて)

きっとすべてを輝かせて

(あおぞらおもいなやむぼくたちがこたえだね)

青空､思い悩む僕たちが答えだね

(ａｌｌｅｇｒｅｔｔｏでかなでていこう)

allegrettoで奏でて行こう

(かけがえのないこのひびを)

かけがえのないこの日々を