終戦70年談話③
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問題文
(せんかをまじえたくにぐにでも、しょうらいあるわかものたちのいのちが、かずしれずうしなわれました。)
戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。
(ちゅうごく、とうなんあじあ、たいへいようのしまじまなど、せんじょうとなったちいきでは、)
中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では、
(せんとうのみならず、しょくりょうなんなどにより、おおくのむこのたみがくるしみ、)
戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、
(ぎせいとなりました。せんじょうのかげには、ふかくめいよとそんげんをきずつけられた)
犠牲となりました。戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた
(じょせいたちがいたことも、わすれてはなりません。)
女性たちがいたことも、忘れてはなりません。
(なんのつみもないひとびとに、はかりしれないそんがいとくつうを、わがくにがあたえたじじつ。)
何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。
(れきしとはじつにとりかえしのつかない、かれつなものです。)
歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。
(ひとりひとりに、それぞれのじんせいがあり、ゆめがあり、あいするかぞくがあった。)
一人ひとりに、それぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。
(このとうぜんのじじつをかみしめるとき、いまなお、ことばをうしない、)
この当然の事実をかみしめる時、今なお、言葉を失い、
(ただただ、だんちょうのねんをきんじえません。)
ただただ、断腸の念を禁じ得ません。
(これほどまでのとうといぎせいのうえに、げんざいのへいわがある。)
これほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある。
(これが、せんごにっぽんのげんてんであります。)
これが、戦後日本の原点であります。
(にどとせんそうのさんかをくりかえしてはならない。)
二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。
(じへん、しんりゃく、せんそう。いかなるぶりょくのいかくやこうしも、)
事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、
(こくさいふんそうをかいけつするしゅだんとしては、もうにどともちいてはならない。)
国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。
(しょくみんちしはいからえいえんにけつべつし、すべてのみんぞくのじけつのけんりが)
植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が
(そんちょうされるせかいにしなければならない。)
尊重される世界にしなければならない。
(さきのたいせんへのふかいかいごのねんとともに、わがくには、そうちかいました。)
先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました。
(じゆうでみんしゅてきなくにをつくりあげ、ほうのしはいをおもんじ、)
自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、
(ひたすらふせんのちかいをけんじしてまいりました。)
ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。