僕のワンダフルライフ　あらすじ　1/2　

(ゆらぎ、このままほんのうのおもむくまま、けんせいをたのしんでもいいのではないかと、)

揺らぎ、このまま本能の赴くまま、犬生を楽しんでもいいのではないかと、

(べいりーはおもったりなんぞもしました。のうじょうでのばかんすを、べいりーも)

ベイリーは思ったりなんぞもしました。農場でのバカンスを、ベイリーも

(たのしみます。のうじょうには、しぼんだらぐびーぼーるがありました。それをみつけた)

楽しみます。農場には、しぼんだラグビーボールがありました。それを見つけた

(いーさんは、ためしにそれをふりすびーのようになげます。とりにいった)

イーサンは、試しにそれをフリスビーのように投げます。取りに行った

(べいりーは、いーさんにもどしながら、このあそびはおもしろいとおもいました。つぎに)

ベイリーは、イーサンに戻しながら、この遊びは面白いと思いました。次に

(いーさんがそらたかくはなったときには、いーさんのせなかをふみだいにしてじゃんぷし、)

イーサンが宙高く放った時には、イーサンの背中を踏み台にしてジャンプし、

(くうちゅうできゃっちします。いーさんはべいりーがだいすきでした。ぼすけん)

空中でキャッチします。イーサンはベイリーが大好きでした。ボス犬

(（どっぐ）というあだなもつけます。いーさんががっこうにとおっているあいだたいくつな)

（ドッグ）というあだ名もつけます。イーサンが学校に通っている間退屈な

(べいりーは「いぬになるためのしつけ」をねこにほどこそうとしました。けっか、)

ベイリーは「犬になるためのしつけ」を猫にほどこそうとしました。結果、

(へやがちらかります。きたくしたいーさんはちちをいからせまいと、あわててかたづけ)

部屋が散らかります。帰宅したイーサンは父を怒らせまいと、慌てて片付け

(ようとしました。そこへちちがきたくします。ちち・じむはじょうしをまねいており、)

ようとしました。そこへ父が帰宅します。父・ジムは上司を招いており、

(いーさんにはやくへやをもとどおりにしろとめいれいしました。ちちはきんかのしゅうしゅうがしゅみ)

イーサンに早く部屋を元通りにしろと命令しました。父は金貨の収集が趣味

(でしたが、いーさんがいじっていておとし、べいりーがそのきんかをのみこんで)

でしたが、イーサンがいじっていて落とし、ベイリーがその金貨を飲み込んで

(しまいます。じょうしをまねいてのゆうしょくのせき。ちち・じむはじょうしに「そとまわりのえいぎょうから、)

しまいます。上司を招いての夕食の席。父・ジムは上司に「外回りの営業から、

(ないきんになりたい」ときぼうをつげますが、じょうしからやんわりとことわられました。)

内勤になりたい」と希望を告げますが、上司からやんわりと断られました。

(じょうしはわだいをかえるために、じむのしゅみのきんかのはなしをします。まずいとおもった)

上司は話題を変えるために、ジムの趣味の金貨の話をします。まずいと思った

(いーさんは、はやくきんかをとりもどそうと、べいりーをつれていえのそとにでて、)

イーサンは、早く金貨を取り戻そうと、ベイリーを連れて家の外に出て、

(うんちをするようせかしました。すぐにはできないとおもいつつ、べいりーは)

うんちをするよう急かしました。すぐにはできないと思いつつ、ベイリーは

(ようをたします。きんかはなんとかでてきました。いーさんはそれをふいて、)

用を足します。金貨はなんとか出てきました。イーサンはそれを拭いて、

(ちちのしゅうしゅうばこにもどそうとおもいます。ところがもどると、じょうしとちちたちがまさしく)

父の収集箱に戻そうと思います。ところが戻ると、上司と父たちがまさしく

(そのはこに、てをのばしているところでした。あせったいーさんは、おもわず)

その箱に、手を伸ばしているところでした。焦ったイーサンは、思わず

(「ねずみがいる！」といって、ちゅういをべつのところへむけます。そしておとなたちの)

「ネズミがいる！」と言って、注意を別のところへ向けます。そして大人たちの

(ちゅういがはずれたところで、こいんをもとにもどしました。)

注意が外れたところで、コインを元に戻しました。

(しかしねずみということばにはんのうしたべいりーは、ねずみをさがすためにへやを)

しかしネズミという言葉に反応したベイリーは、ネズミを探すために部屋を

(はしりまわります。さらにはじょうしのつまがつくえにたおれ、ぱーてぃーはめちゃくちゃに)

走り回ります。さらには上司の妻が机に倒れ、パーティーはめちゃくちゃに

(なりました。しゅっせがだいなしになったとおこったちちは、いぬはそとでかうべきだと)

なりました。出世が台無しになったと怒った父は、犬は外で飼うべきだと

(べいりーをなやにとじこめます。それでもべいりーはなやをぬけだし、)

ベイリーを納屋に閉じ込めます。それでもベイリーは納屋を抜け出し、

(いーさんのへやにもどりました。いーさんにはぼくが、ぼくにはいーさんがひつようだと、)

イーサンの部屋に戻りました。イーサンには僕が、僕にはイーサンが必要だと、

(おもっています。やがてねんげつがけいかし、いーさんはこうこうせいになります。)

思っています。やがて年月が経過し、イーサンは高校生になります。

(いーさんはじつりょくあるあめふとせんしゅにもなっていました。それでもまだいーさんは)

イーサンは実力あるアメフト選手にもなっていました。それでもまだイーサンは

(べいりーをいっしょにつれており、いーさんをねたむどうきゅうせい・るーは「こいびとがわりか」)

ベイリーを一緒に連れており、イーサンを妬む同級生・ルーは「恋人がわりか」

(といやみをいいます。なつまつりにでかけたいーさんとべいりーは、そこでしゃてきする)

と嫌味を言います。夏祭りに出かけたイーサンとベイリーは、そこで射的する

(じょしこうこうせい・はんなとであいました。べいりーがはんなのすかーとにかおを)

女子高校生・ハンナと出会いました。ベイリーがハンナのスカートに顔を

(つっこんだことから、いーさんとはんなはなかよくはなしをするようになります。)

突っ込んだことから、イーサンとハンナは仲良く話をするようになります。

(いーさんとべいりーのあそびにはんながくわわるのがあたりまえになり、なつやすみが)

イーサンとベイリーの遊びにハンナが加わるのが当たり前になり、夏休みが

(おわるころには、２にんはこいびとどうしになっていました。はんなはみしがんだいがくへの)

終わる頃には、２人は恋人同士になっていました。ハンナはミシガン大学への

(しんがくをきめており、いーさんにあめふとのすぽーつすいせんでおなじみしがんだいがくへ)

進学を決めており、イーサンにアメフトのスポーツ推薦で同じミシガン大学へ

(いこうとさそいます。そのころ、いーさんのりょうしんはうまくいっていませんでした。)

行こうと誘います。その頃、イーサンの両親はうまくいっていませんでした。

(いーさんのちちはさけをのんであれるようになっており、いーさんがきたくすると)

イーサンの父は酒を飲んで荒れるようになっており、イーサンが帰宅すると

(ちちがははにぼうりょくをふるおうとしているときでした。いーさんははじめてちちにさからって)

父が母に暴力を振るおうとしている時でした。イーサンは初めて父に逆らって

(せいしし、そのご、りょうしんはりこんします。いえのなかからちちのすがたがきえました。)

制止し、その後、両親は離婚します。家の中から父の姿が消えました。

(おなじころ、かいねこもなくなります。いーさんのみしがんだいがくへのすいせんにゅうがくが)

同じ頃、飼い猫も亡くなります。イーサンのミシガン大学への推薦入学が

(きまりました。ところが、かねてからいーさんのあめふとのじつりょくをねたんだ)

決まりました。ところが、かねてからイーサンのアメフトの実力を妬んだ

(どうきゅうせいのだんしせいと・るーが、いやがらせのつもりではなびをいえになげこみます。)

同級生の男子生徒・ルーが、嫌がらせのつもりで花火を家に投げ込みます。

(べいりーはるーのあしくびをかんでげきたいしますが、はなびがもとでかじがおきました。)

ベイリーはルーの足首を噛んで撃退しますが、花火が元で火事が起きました。

(べいりーはほえていーさんとははにかじをしらせます。いーさんとははは、２かいの)

ベイリーは吠えてイーサンと母に火事を知らせます。イーサンと母は、２階の

(まどからにげようとしました。いーさんはまずははをふとんでつつみ、しーつでしたに)

窓から逃げようとしました。イーサンはまず母を布団で包み、シーツで下に

(おろします。つづいてべいりーをおなじほうほうでおろしました。いーさんはさいごに)

おろします。続いてベイリーを同じ方法で下ろしました。イーサンは最後に

(１かいにおりましたが、そのときにあしがはしらのしたじきとなり、けがをおいます。)

１階に降りましたが、その時に足が柱の下敷きとなり、怪我を負います。

(いーさんはきゅうきゅうはんそうされ、そうどうがおおきくなるのをおびえながらかくれていたるーを、)

イーサンは救急搬送され、騒動が大きくなるのを怯えながら隠れていたルーを、

(べいりーがおいかけました。るーはけいさつかんにじんもんされ、ひをつけたことを)

ベイリーが追いかけました。ルーは警察官に尋問され、火をつけたことを

(みとめます。やけだされたいーさんたちは、そふぼのいえにみをよせました。)

認めます。焼け出されたイーサンたちは、祖父母の家に身を寄せました。

(かじのけががもとで、いーさんはあめふとのすぽーつすいせんのはなしがだめに)

火事の怪我が元で、イーサンはアメフトのスポーツ推薦の話が駄目に

(なりました。まつばづえをつかってほこうするいーさんはひくつになっており、みまいに)

なりました。松葉杖を使って歩行するイーサンは卑屈になっており、見舞いに

(きたはんなにもつめたくわかれをつげます。はんなはなげきますが、いーさんはきく)

来たハンナにも冷たく別れを告げます。ハンナは嘆きますが、イーサンは聞く

(みみをもちませんでした。そのご、いーさんはのうぎょうだいがくへしんがくをきめ、ひとりで)

耳を持ちませんでした。その後、イーサンは農業大学へ進学を決め、一人で

(とおいだいがくへいきます。べいりーはいーさんとはなれるのがいやで、いーさんのくるまを)

遠い大学へ行きます。ベイリーはイーサンと離れるのが嫌で、イーサンの車を

(いつまでもおいました。いーさんはかえれといいます。わかれたべいりーは)

いつまでも追いました。イーサンは帰れと言います。別れたベイリーは

(「なぜぼくはおいていかれたのか」とかんがえていました。おいたべいりーは)

「なぜ僕は置いていかれたのか」と考えていました。老いたベイリーは

(あそぶきもうせ、やがてよわります。しょくよくがげんたいしたべいりーをみたははたちが、)

遊ぶ気も失せ、やがて弱ります。食欲が減退したベイリーを見た母たちが、

(どうぶつびょういんへつれていきました。じんぞうがよわっていて、ちりょうのほうほうがないと)

動物病院へ連れて行きました。腎臓が弱っていて、治療の方法がないと

(いわれます。そふがいーさんにでんわをかけ、いーさんがかけつけました。)

言われます。祖父がイーサンに電話をかけ、イーサンが駆け付けました。

(べいりーはいーさんをみます。「かれをあいし、しあわせにするのがぼくのやくめだった。)

ベイリーはイーサンを見ます。「彼を愛し、幸せにするのが僕の役目だった。

(ぼくはかれがしんぱいだ」とおもいながら、べいりーはあんらくししました。)

僕は彼が心配だ」と思いながら、ベイリーは安楽死しました。

(「３かいめ」・・・ぼくはきづくとまたこいぬとしてうまれていました。)

『３回目』・・・僕は気づくとまた子犬として生まれていました。

(なんとこんどは、おんなのこにうまれているそうです！めすのじゃーまん・)

なんと今度は、女の子に生まれているそうです！メスのジャーマン・

(しぇぱーどにうまれたぼくは、えりーとなづけられました。しかごけいさつの)

シェパードに生まれた僕は、エリート名付けられました。シカゴ警察の

(けいさつけんとしてくんれんされたえりーは、かるろすというだんせいけいかんとともにかつやくします。)

警察犬として訓練されたエリーは、カルロスという男性警官と共に活躍します。

(えりーはゆうしゅうで、よくひょうしょうされました。それでもかるろすがかなしそうなので、)

エリーは優秀で、よく表彰されました。それでもカルロスが悲しそうなので、

(えりーはうれしくありません。かるろすはへやにつまとのしゃしんをかざっていました。)

エリーは嬉しくありません。カルロスは部屋に妻との写真を飾っていました。

(あるひ、じけんがおきます。おとこがもとこいびとのむすめをつれさったというしらせをうけた)

ある日、事件が起きます。男が元恋人の娘を連れ去ったという知らせを受けた

(かるろすとえりーは、しゅつどうしました。えりーはそのしょうじょのにおいがついたしなものを)

カルロスとエリーは、出動しました。エリーはその少女の匂いがついた品物を

(かぎ、かるろすは「ようぎしゃのおとこはあおのとよたでひがしのちょすいちにいった」という)

嗅ぎ、カルロスは「容疑者の男は青のトヨタで東の貯水池に行った」という

(しょうげんをえます。だむのところにはんにんとしょうじょがいました。はんにんのおとこはしょうじょをみずに)

証言を得ます。ダムのところに犯人と少女がいました。犯人の男は少女を水に

(おとします。えりーはしょうじょのぱーかーぶぶんをくわえ、きしまでつれていきました。)

落とします。エリーは少女のパーカー部分を咥え、岸まで連れて行きました。

(そのご、かるろすのもとへいそぎます。かるろすは、おとことじゅうをむけあっていました。)

その後、カルロスの元へ急ぎます。カルロスは、男と銃を向けあっていました。

(そこへえりーがかけつけます。かるろすははんにんをとりおさえるのに)

そこへエリーが駆け付けます。カルロスは犯人を取り押さえるのに

(せいこうしましたが、はんにんのうでにかみついたえりーは、じゅうだんをはらにうけていました。)

成功しましたが、犯人の腕に噛み付いたエリーは、銃弾を腹に受けていました。

(かるろすはけいさつけんがひだんしたとむせんでしらせますが、しゅっけつりょうがはげしく、)

カルロスは警察犬が被弾したと無線で知らせますが、出血量が激しく、

(みまもるしかできません。)

見守るしかできません。