ラプンツェル
【2019/03/05】 次の問題を表示するようにしました。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | みこと | 1612 | G++ | 1.6 | 96.7% | 1469.4 | 2452 | 82 | 55 | 2024/10/13 |
2 | ニコチン82世 | 1402 | G+ | 1.7 | 83.9% | 1403.6 | 2435 | 466 | 55 | 2024/10/22 |
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問題文
(むかしむかし、あるおかみさんが、)
むかしむかし、あるおかみさんが、
(どうしてもいえのうらのはたけのれたすがたべたくなりました。)
どうしても家の裏の畑のレタスが食べたくなりました。
(でもそのれたすは、まじょのはたけのものです。)
でもそのレタスは、魔女の畑の物です。
(しゅじんはおなかにあかちゃんのいるおかみさんのために、)
主人はお腹に赤ちゃんのいるおかみさんの為に、
(まじょのはたけにはいりこみました。)
魔女の畑に入り込みました。
(けれどもれたすをとろうとしていたところを、)
けれどもレタスを取ろうとしていたところを、
(まじょにみつかってしまったのです。)
魔女に見つかってしまったのです。
(しゅじんからはなしをきいたまじょは、いいました。)
主人から話を聞いた魔女は、言いました。
(「なんだい、そんなことか。いいよ、れたすはいくらでもおとり。)
「何だい、そんな事か。いいよ、レタスはいくらでもお取り。
(でもそのかわり、うまれてくるこどもは、わたしがもらうよ」)
でもその代わり、生まれてくる子どもは、わたしがもらうよ」
(「いや、そんなことは・・・」)
「いや、そんな事は・・・」
(「いいね!こどもはわたしがもらうよ!」)
「いいね!子どもはわたしがもらうよ!」
(そしてまじょは、うまれたおんなのこをつれさってしまったのです。)
そして魔女は、生まれた女の子を連れ去ってしまったのです。
(まじょはおんなのこに「らぷんつぇる」となまえをつけて、)
魔女は女の子に『ラプンツェル』と名前を付けて、
(かいだんもどあもないたかいとうにとじこめてそだてました。)
階段もドアもない高い塔に閉じ込めて育てました。
(ときはながれ、らぷんつぇるはうつくしいむすめにそだちました。)
時は流れ、ラプンツェルは美しい娘に育ちました。
(「らぷんつぇる、らぷんつぇる、おまえのかみをたらしておくれ」)
「ラプンツェル、ラプンツェル、お前の髪をたらしておくれ」
(と、まじょがとうのしたからよびかけると、)
と、魔女が塔の下から呼びかけると、
(らぷんつぇるはおうごんをあんだようなうつくしいながいかみをたらします。)
ラプンツェルは黄金をあんだ様な美しい長い髪をたらします。
(するとまじょはそのかみをつたって、とうにのぼるのでした。)
すると魔女はその髪を伝って、塔に登るのでした。
(あるひ、とうのまえをひとりのおうじがとおりかかり、そのようすをみていました。)
ある日、塔の前を一人の王子が通りかかり、その様子を見ていました。
(つぎのよる、おうじはとうのしたでよびかけました。)
次の夜、王子は塔の下で呼びかけました。
(「らぷんつぇる、らぷんつぇる、おまえのかみをたらしておくれ」)
「ラプンツェル、ラプンツェル、お前の髪を垂らしておくれ」
(たれさがってきたかみにつかまって、おうじはとうのうえにのぼりました。)
たれ下がってきた髪につかまって、王子は塔の上に登りました。
(のぼってきたのがまじょではなくおとこのひとだったので、らぷんつぇるはびっくり。)
登って来たのが魔女ではなく男の人だったので、ラプンツェルはビックリ。
(「きゃあー、あなたはだあれ?」)
「キャアー、あなたはだあれ?」
(おうじはらぷんつぇるをみて、すぐにすきになりました。)
王子はラプンツェルを見て、すぐに好きになりました。
(「どうかこわがらないで。おねがいです、ぼくとけっこんしてください」)
「どうか怖がらないで。お願いです、ぼくと結婚してください」
(らぷんつぇるも、うつくしいおうじをすきになりました。)
ラプンツェルも、美しい王子を好きになりました。
(それからおうじはまいばん、とうのうえにのぼっていきました。)
それから王子は毎晩、塔の上に登って行きました。
(それにきがついたまじょはおこってらぷんつぇるのながいかみをきると、)
それに気がついた魔女は怒ってラプンツェルの長い髪を切ると、
(とおいあれのにすててしまいました。)
遠い荒れ野に捨ててしまいました。
(そのよる、おうじがやってくると、)
その夜、王子がやって来ると、
(まじょはらぷんつぇるのふりをしてきったかみをたらしました。)
魔女はラプンツェルのふりをして切った髪をたらしました。
(そして、なにもしらずにのぼってきたおうじにいったのです。)
そして、何も知らずに登って来た王子に言ったのです。
(「ざんねんだったね。あのこは、もういないよ。)
「残念だったね。あの娘は、もういないよ。
(とおいあれのにすててしまったから、もうしんでしまったんじゃないのかね。)
遠い荒れ野に捨ててしまったから、もう死んでしまったんじゃないのかね。
(ひっひひひひーー」)
ヒッヒヒヒヒーー」
(「そんな・・・」)
「そんな・・・」
(おうじはかなしみのあまり、とうからとびおりてしまいました。)
王子は悲しみのあまり、塔から飛び降りてしまいました。
(そしてそのとき、じめんにあったいばらがめにささり、)
そしてその時、地面にあったイバラが目に刺さり、
(おうじのめはみえなくなってしまったのです。)
王子の目は見えなくなってしまったのです。
(「めもみえず、らぷんつぇるもいない。いっそ、しんでしまおうか。)
「目も見えず、ラプンツェルもいない。いっそ、死んでしまおうか。
(・・・いや、らぷんつぇるはしんだとはかぎらない。さがしにいこう!」)
・・・いや、ラプンツェルは死んだとは限らない。探しに行こう!」
(それからおうじはらぷんつぇるをさがして、なんねんもなんねんもさまよいました。)
それから王子はラプンツェルを探して、何年も何年もさまよいました。
(そしてあるひ、あれのにやってくると、)
そしてある日、荒れ野にやって来ると、
(とてもなつかしいこえがきこえてきました。)
とてもなつかしい声が聞こえて来ました。
(「あのこえは、らぷんつぇるだ。らぷんつぇる!」)
「あの声は、ラプンツェルだ。ラプンツェル!」
(とうとうおうじは、らぷんつぇるをみつけたのです。)
とうとう王子は、ラプンツェルを見つけたのです。
(「ああ、おうじさま!」)
「ああ、王子さま!」
(らぷんつぇるとおうじは、しっかりとだきあいました。)
ラプンツェルと王子は、しっかりと抱き合いました。
(そしてらぷんつぇるのなみだがおうじのめにふりかかると、)
そしてラプンツェルの涙が王子の目にふりかかると、
(ふしぎなことにおうじのめはもとどおりになおってしまったのです。)
不思議な事に王子の目は元通りに治ってしまったのです。
(おうじはらぷんつぇるをじぶんのくににつれてかえり、)
王子はラプンツェルを自分の国に連れて帰り、
(そしておおぜいのひとびとにしゅくふくされながら、ふたりはけっこんしきをあげたのです。)
そして大勢の人々に祝福されながら、二人は結婚式をあげたのです。