薄桜鬼　土方歳三　名言

(はくおうき)

薄桜鬼

(ひじかたとしぞう)

土方歳三

(おれのめのとどかないところでかってにいのちをなげだそうとするんじゃねぇ)

「俺の目の届かないところで、勝手に命を投げ出そうとするんじゃねぇ」

(もしかしたらながくてしあわせなゆめをみつづけてるんじゃねぇってな)

「もしかしたら長くて幸せな夢を見続けてるんじゃねぇってな」

(おれはかならずもどってくるだから、しんじてまっていろしなずにな)

「俺は、必ず戻ってくる。……だから、信じて待っていろ。死なずにな」

(どうしておれはここにいるんだ？こんどうさんをおきざりにして)

「どうして俺はここにいるんだ？近藤さんを置き去りにして、

(どうしててめぇだけたすかってるんだよ！)

どうして、てめぇだけ助かってるんだよ!

(けっきょくけっきょくおれはあのひとをみすててきたんじゃねぇか！)

結局…結局俺は、あの人を見捨ててきたんじゃねぇか！

(ぜったいにみすてちゃいけねぇあいてをすてて)

絶対に見捨てちゃいけねぇ相手を捨てて…

(てめぇだけいきのこってるんじゃねぇかよ)

てめぇだけ生き残ってるんじゃねぇかよ」

(おれもたまにおもうよ)

「俺もたまに思うよ・・・

(くすりばこかかえてぎょうしょうしてたおれがかたなをさしてばくふにつかえてるなんて)

薬箱抱えて行商してた俺が、刀を差して幕府に仕えてるなんて・・・

(もしかしたらながくてしあわせなゆめをずっとみつづけてるんじゃねぇかってな)

もしかしたら、長くて幸せな夢をずっと見続けてるんじゃねぇかってな。」

(じぶんのしごとにひとかけらでもほこりがあるなら)

「自分の仕事に一欠片でも誇りがあるなら、

(てめぇらもたいきだうんぬんいわずにうごきやがれ！)

てめぇらも待機だ云々言わずに動きやがれ！」

(こんどうさんはおれたちがにげるすきをつくるために)

「近藤さんは俺たちが逃げる隙を作るために、

(じぶんからころされにいくことをえらんだんだよ)

自分から殺されに行くことを選んだんだよ」

(こんどうさんにしんせんぐみをたくされたんだたたかいをほうりだすわけにはいかねぇよ)

「近藤さんに新選組を託されたんだ。戦いを放り出すわけにはいかねぇよ」

(よそみしてんじゃねぇよしんけんしょうぶってことばのいみもしらねぇのか)

「余所見してんじゃねぇよ。真剣勝負って言葉の意味も知らねぇのか。」