マザリンの宝石 4

投稿者大樹野プレイ回数1469
難易度(5.0) 4673打 長文タグ小説 長文 ホームズ
【シャーロック・ホームズの事件簿】より
長文なので、読書感覚でお楽しみください
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 おちり 7694 7.9 97.2% 582.9 4616 131 73 2021/10/08
2 せん 6475 S 6.6 97.3% 712.2 4739 127 73 2021/09/08
3 ms.e 5167 B+ 5.5 93.4% 846.3 4702 329 73 2021/09/24
4 Masaki W 4728 C++ 5.0 93.8% 913.8 4625 304 73 2021/09/11
5 zai 4000 C 4.2 93.9% 1094.0 4677 301 73 2021/09/09

関連タイピング

問題文

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(「ほお、そうか!それでそのわからないこととはなんだ?」)

「ほお、そうか!それでその分からない事とはなんだ?」

(「いまどこにおうかんのだいやがあるかだ」はくしゃくはするどいめでほーむずをみた。)

「今どこに王冠のダイヤがあるかだ」伯爵は鋭い目でホームズを見た。

(「ほお、それをしりたいのか?いったいぜんたい、それがどこにあるかおれが)

「ほお、それを知りたいのか?一体全体、それがどこにあるか俺が

(なんでしることができるんだ?」「きみははなせるし、きみははなす」「ばかな!」)

なんで知ることができるんだ?」「君は話せるし、君は話す」「馬鹿な!」

(「ぼくにはったりはつうようしないよ、しるびうすはくしゃく」しるびうすはくしゃくを)

「僕にはったりは通用しないよ、シルビウス伯爵」シルビウス伯爵を

(じっとみつめながら、ほーむずのめはにほんのおそろしいはものの)

じっと見つめながら、ホームズの目は二本の恐ろしい刃物の

(きっさきのようにほそくなり、ぎらりとひかった。「なにもかもおみとおしだ。)

切っ先のように細くなり、ギラリと光った。「何もかもお見通しだ。

(ぼくはおまえのこころのそこまでみとおせる」「では、とうぜん、だいやが)

僕はお前の心の底まで見通せる」「では、当然、ダイヤが

(どこにあるかわかるだろう!」ほーむずはおかしそうにてをたたき、)

どこにあるか分かるだろう!」ホームズはおかしそうに手を叩き、

(あざけるようにゆびさした。「ほら、おまえはしっている。みとめたな!」)

あざけるように指差した。「ほら、お前は知っている。認めたな!」

(「おれはなにもみとめておらん」「いいか、はくしゃく、もしきみがものわかりがよくなれば、)

「俺は何も認めておらん」「いいか、伯爵、もし君が物分かりが良くなれば、

(とりひきしてもいい。そうでなければ、いたいめをみるぞ」しるびうすはくしゃくは)

取引してもいい。そうでなければ、痛い目を見るぞ」シルビウス伯爵は

(めをてんじょうにむけた。「はったりとはまさにこのことだ!」かれはいった。)

目を天井に向けた。「はったりとはまさにこの事だ!」彼は言った。

(ほーむずはくらうんのうごきをじっくりとかんがえるめいちぇすせんしゅのように)

ホームズはクラウンの動きをじっくりと考える名チェス選手のように

(かれをかんがえぶかげにみつめた。それからかれはてーぶるのひきだしをあけて)

彼を考え深げに見つめた。それから彼はテーブルの引き出しを開けて

(ぶあついてちょうをとりだした。「このてちょうになにがかいてあるかわかるか?」)

分厚い手帳を取り出した。「この手帳に何が書いてあるか分かるか?」

(「さあな、しるか!」「きみだ!」「おれが!」「そうだきみだ!)

「さあな、知るか!」「君だ!」「俺が!」「そうだ君だ!

(きみのすべてがここにある、ーーきみのじゃあくできけんなじんせいのすべてのこうどうだ」)

君の全てがここにある、―― 君の邪悪で危険な人生の全ての行動だ」

(「くそったれ、ほーむず!」はくしゃくはもえるようなめでさけんだ。)

「くそったれ、ホームズ!」伯爵は燃えるような目で叫んだ。

(「おれのがまんにもげんかいがあるぞ!」「すべてここにある、はくしゃく。)

「俺の我慢にも限界があるぞ!」「すべてここにある、伯爵。

など

(きみがぎゃんぶるですぐにてばなしたぶりまのやしきをきみにのこした)

君がギャンブルで直ぐに手放したブリマの屋敷を君に遺した

(はろるどふじんのしにかんするしんじつ」「なにをねごとをいっている!」)

ハロルド夫人の死に関する真実」「何を寝言を言っている!」

(「それから、みす・みにー・われんだーのかんぜんなしょうがいのきろく」「ちっ!)

「それから、ミス・ミニー・ワレンダーの完全な生涯の記録」「チッ!

(そんなものがなにになる!」「まだまだいっぱいあるぞ、はくしゃく。これは、)

そんなものが何になる!」「まだまだいっぱいあるぞ、伯爵。これは、

(1892ねん2がつ13にちりびえらゆきごうかれっしゃでのせっとうじけん。これは、)

1892年2月13日リビエラ行き豪華列車での窃盗事件。これは、

(おなじとしのくれでぃ・りよねのにせこぎってじけん」「うそだ、それはまちがっている」)

同じ年のクレディ・リヨネの偽小切手事件」「うそだ、それは間違っている」

(「ではほかはただしいわけか!いま、はくしゃく、きみはかーどのしょうぶをやっている。)

「では他は正しいわけか!今、伯爵、君はカードの勝負をやっている。

(あいてがきりふだをぜんぶもっていれば、あきらめるのがじかんのせつやくになる」)

相手が切り札を全部持っていれば、あきらめるのが時間の節約になる」

(「このはなしはいったいぜんたいおまえがいうほうせきとなんのかんけいがあるんだ?」「あわてるな、)

「この話は一体全体お前が言う宝石と何の関係があるんだ?」「慌てるな、

(はくしゃく。そうさきばしるな!ぼくなりのほうほうでじょじょにようてんにせまるのを)

伯爵。そう先走るな!僕なりの方法で徐々に要点に迫るのを

(まっているがいい。ぼくはきみにふりなものをここにすべてもっている。)

待っているがいい。僕は君に不利なものをここに全て持っている。

(しかし、とりわけ、おうかんのだいやもんどじけんできみときみのようじんぼうにとって)

しかし、とりわけ、王冠のダイヤモンド事件で君と君の用心棒にとって

(めいはくにふりなしょうこをもっている」「まさか!」)

明白に不利な証拠を持っている」「まさか!」

(「ぼくはきみをほわいとほーるまでのせたぎょしゃのしょうげんをもっているし、)

「僕は君をホワイトホールまで乗せた御者の証言を持っているし、

(きみをそこからのせたぎょしゃのしょうげんもある。げんばちかくできみをみかけたけいびいんの)

君をそこから乗せた御者の証言もある。現場近くで君を見かけた警備員の

(しょうげんもある。おまえにほうせきをきるのをこばんだあいきー・さんだーずもな。)

証言もある。お前に宝石を切るのを拒んだアイキー・サンダーズもな。

(あいきーはくちをわったよ、だからもうおしまいだ」はくしゃくのひたいにけっかんがういた。)

アイキーは口を割ったよ、だからもうおしまいだ」伯爵の額に血管が浮いた。

(かれのくろいけだらけのてはおさえたいかりのほっさににぎりしめられていた。)

彼の黒い毛だらけの手は抑えた怒りの発作に握り締められていた。

(かれははなそうとしたがひとこともくちからでてこなかった。「これがぼくのもちふだだ」)

彼は話そうとしたが一言も口から出てこなかった。「これが僕の持ち札だ」

(ほーむずはいった。「それをぼくはてーぶるにひろげた。しかしかーどがいちまい)

ホームズは言った。「それを僕はテーブルに広げた。しかしカードが一枚

(たりない。それはだいやのきんぐだ。ぼくはどこにほうせきがあるかわからない」)

足りない。それはダイヤのキングだ。僕はどこに宝石があるか分からない」

(「みらいえいごう、おまえにはわかるまい」「そうか?おい、どうりをわきまえろ、はくしゃく。)

「未来永劫、お前には分かるまい」「そうか?おい、道理をわきまえろ、伯爵。

(このじょうきょうをよくかんがえてみろ。きみはまちがいなく20ねんはかんごくのなかだ。)

この状況をよく考えてみろ。君は間違いなく20年は監獄の中だ。

(さむ・まーとんもおなじだ。だいやもんどをもっていてどんないいことがある?)

サム・マートンも同じだ。ダイヤモンドを持っていてどんないいことがある?

(まったくない。しかしきみがそれをわたせば、ーーそうだな、じゅうざいをちょうけしに)

全くない。しかし君がそれを渡せば、―― そうだな、重罪を帳消しに

(してやろう。きみもさむももくてきではない。ほうせきがもくてきだ。それをわたせ。)

してやろう。君もサムも目的ではない。宝石が目的だ。それを渡せ。

(そうすれば、きみがじゆうでいてもぼくはかまわんよ。こんごともおとなしく)

そうすれば、君が自由でいても僕は構わんよ。今後ともおとなしく

(しているならね。もしきみがまたほうりつをおかせば、ーーまあ、そのときはおしまいだ。)

しているならね。もし君がまた法律を犯せば、――まあ、その時はおしまいだ。

(しかしこんかいのぼくのしめいはほうせきをえることで、きみじゃない」)

しかし今回の僕の使命は宝石を得ることで、君じゃない」

(「しかし、もしおれがこばめば?」「まあ、それじゃ、ーーおきのどくに!)

「しかし、もし俺が拒めば?」「まあ、それじゃ、 ―― お気の毒に!

(ほうせきじゃなくきみをえることになる」べるにこたえてびりーがやってきていた。)

宝石じゃなく君を得る事になる」ベルに答えてビリーがやってきていた。

(「はくしゃく、ぼくはきみのゆうじんのさむをこのはなしにくわえたほうがいいだろうとおもう。)

「伯爵、僕は君の友人のサムをこの話に加えたほうがいいだろうと思う。

(さいしゅうてきにはかれのりがいもきいておかんとな。びりー、しょうめんげんかんのそとに)

最終的には彼の利害も聞いておかんとな。ビリー、正面玄関の外に

(せのたかいぶさいくなおとこがいる。かれにあがってくるようにいってくれ」)

背の高い不細工な男がいる。彼に上がってくるように言ってくれ」

(「もしこないといったらどうします?」「なぐったりせんようにな、びりー。)

「もし来ないといったらどうします?」「殴ったりせんようにな、ビリー。

(ぶさほうなたいどはだめだ。もししるびうすはくしゃくがこいといっていると)

不作法な態度はだめだ。もしシルビウス伯爵が来いと言っていると

(つげれば、かれはきっとくる」「こんどはなにをするつもりだ?」)

告げれば、彼はきっと来る」「今度は何をするつもりだ?」

(はくしゃくはびりーがでていくとたずねた。「ゆうじんのわとそんが)

伯爵はビリーが出て行くと尋ねた。「友人のワトソンが

(たったいままでここにいた。ぼくはかれにさめとかまつかがあみにかかったといった。)

たった今までここにいた。僕は彼に鮫とカマツカが網に掛かったと言った。

(いまぼくはそのあみをひいてにひきいっしょにひきあげるつもりだ」)

今僕はその網を引いて二匹一緒に引き揚げるつもりだ」

(はくしゃくはいすからたちあがり、かれのてはせなかにまわっていた。ほーむずは)

伯爵は椅子から立ち上がり、彼の手は背中に回っていた。ホームズは

(がうんのぽけっとからなにかをつきだしてかまえた。「べっどのうえではしねんな、)

ガウンのポケットから何かを突き出して構えた。「ベッドの上では死ねんな、

(ほーむず」「よくそんなふうにおもうよ。それがそんなにじゅうようなことかな?)

ホームズ」「よくそんな風に思うよ。それがそんなに重要なことかな?

(けっきょく、はくしゃく、きみはよこになってしぬことさえできんかのうせいがたかい。しかし)

結局、伯爵、君は横になって死ぬことさえ出来ん可能性が高い。しかし

(こういうしょうらいのよそくはいんきだな。おたがいにいまやりたいことを)

こういう将来の予測は陰気だな。お互いに今やりたい事を

(えんりょなくやろうじゃないか?」とつぜん、だいはんざいしゃのくろいおそろしいめに)

遠慮なくやろうじゃないか?」突然、大犯罪者の黒い恐ろしい目に

(やじゅうのようなひかりがかがやいた。ほーむずがきんちょうしてみがまえると、かれのからだは)

野獣のような光が輝いた。ホームズが緊張して身構えると、彼の体は

(いっそうせがたかくみえた。「けんじゅうをいじってもやくにたたんよ、はくしゃく」かれは)

いっそう背が高く見えた。「拳銃をいじっても役にたたんよ、伯爵」彼は

(しずかなこえでいった。「それがつかえないことはきみもよくわかっている)

静かな声で言った。「それが使えないことは君もよく分かっている

(はずだ。かりにぼくがそれをぬくひまをあたえたとしてもな。あつかいにくい)

はずだ。仮に僕がそれを抜く暇を与えたとしてもな。扱いにくい

(うるさいどうぐさ、けんじゅうは、はくしゃく。くうきじゅうにこしつしたほうがけんめいだな。)

うるさい道具さ、拳銃は、伯爵。空気銃に固執したほうが賢明だな。

(ああ!きみのりっぱなあいぼうのかわいらしいあしおとがきこえたみたいだ。)

ああ!君の立派な相棒の可愛らしい足音が聞こえたみたいだ。

(こんにちは、まーとんさん。とおりにいるのはたいくつだったでしょうな?」)

こんにちは、マートンさん。通りにいるのは退屈だったでしょうな?」

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