【洒落怖】信じない

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洒落怖-22

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(ぜったいにゆうれいをしんじないってともだちがたいけんしたはなし)

絶対に幽霊を信じないって友達が体験した話

(そのこがよるおそく、)

その子が夜遅く、

(しごとがおわりいえにかえってつかれていたので)

仕事が終わり家に帰って疲れていたので

(きがえもせずねた)

着替えもせず寝た

(しばらくふつうにねてたんだけど、)

しばらく普通に寝てたんだけど、

(なにかしんたいがおもい)

何か身体が重い

(するとけいたいのちゃくうたがながれはじめた。)

すると携帯の着うたが流れ始めた。

(きょくはこうだくみの「you」)

曲は倖田來未の「you」

(ねぼけながらけいたいをとろうとして、)

寝ぼけながら携帯を取ろうとして、

(ふときづいた)

ふと気づいた

(「あれ・・・わたしこのちゃくうたもってない」)

「あれ・・・私この着うた持ってない」

(そのしゅんかん)

その瞬間

(あしになにかがおしかかったかんじがして)

足に何かが圧し掛かった感じがして

(かなしばりにあった)

金縛りにあった

(きあいでそのかなしばりをとこうとめをすこしひらけてみると)

気合いでその金縛りを解こうと目を少し開けてみると

(おなじかおのおんながふたり、)

同じ顔の女が二人、

(あしにしがみつきながらものすごいはやさでけいたいをそうさしているんだ)

足にしがみ付きながら物凄い速さで携帯を操作しているんだ

(きょうふでめをとじようとしてもうごけない)

恐怖で目を閉じようとしても動けない

(するとおなじかおのおんなふたりがかおのちかくにせまってくる)

すると同じ顔の女二人が顔の近くに迫ってくる

(「もうだめ!」)

「もう駄目!」

など

(とおもったしゅんかん、)

と思った瞬間、

(ゆめからめざめどきのように、)

夢から目覚め時のように、

(ぼーっとめがあいた)

ぼーっと目が開いた

(「なんだゆめか・・・こわかったなぁ・・・」)

「なんだ夢か・・・怖かったなぁ・・・」

(とひといきついてけいたいをみてみると)

と一息ついて携帯を見てみると

(ちゃくしんありがすうじっけん、)

着信ありが数十件、

(こわくなってなきながらははのへやまではしった)

怖くなって泣きながら母の部屋まで走った

(ははは)

母は

(「なくななくな」)

「泣くな泣くな」

(といってなぐさめてくれた)

と言って慰めてくれた

(しばらくしておちつき、)

しばらくして落ち着き、

(ちょうしょくをすませ)

朝食を済ませ

(しごとにいこうとすると)

仕事に行こうとすると

(ははがすごいぎょうそうでよびとめた)

母が凄い形相で呼び止めた

(はは「あんたじゃないよね・・・このるすでんは?」)

母「あんたじゃないよね・・・この留守電は?」

(「え?」)

「え?」

(るすでんにはそのこの)

留守電にはその子の

(「たすけてええええええええ」)

「助けてええええええええ」

(とさけびごえがはいっていた。)

と叫び声が入っていた。

(いまだにこんなたいけんをしたともだちはゆうれいをしんじないらしい)

未だにこんな体験をした友達は幽霊を信じないらしい

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