「自分学のすすめ」タイピング
鈴木健二の名言を口ずさみながら、タイピングを楽しみましょう。
鈴木健二『自分学のすすめ』より
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問題文
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(さんじゅうだいのこうはんから)
三十代の後半から
(わたしはしゅざいにくるきしゃたちに)
私は取材に来る記者たちに
(こういったものである)
こう言ったものである
(ていねんがごじゅうろっさいならば)
定年が五十六歳ならば
(ごじゅうななのときにはげたをはいてにほんじゅうをぶらぶらあるいて)
五十七の時には下駄を履いて日本中をぶらぶら歩いて
(じぶんがにほんふうどのうえにいきたにほんじんであることをたしかめ)
自分が日本風土の上に生きた日本人であることを確かめ
(ごじゅうはちのときには)
五十八の時には
(せかいじゅうのびじゅつかんやはくぶつかんをあるいて)
世界中の美術館や博物館を歩いて
(じぶんがにんげんのれきしのなかにほんのわずかそんざいしたことをかくにんし)
自分が人間の歴史の中にほんのわずか存在したことを確認し
(ごじゅうきゅうのときには)
五十九の時には
(かきたいだけのことをかきのこし)
書きたいだけのことを書き残し
(ろくじゅうになったら)
六十になったら
(えだぶりのいいまつのきをさがしてあるきたいですね)
枝ぶりのいい松の木を探して歩きたいですね