あし 新美南吉
関連タイピング
-
5分間の速度部門の模擬試験です。打つ速度で級が決まります
プレイ回数90万長文300秒 -
Mrs.GREEN APPLEの青と夏です!
プレイ回数13万歌詞1030打 -
早口言葉のタイピングです。
プレイ回数32長文かな303打 -
テトリスサビ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プレイ回数9.8万歌詞かな167打 -
バンコクの正式名称です
プレイ回数178長文かな205打 -
タイピングに慣れてきた人におすすめ
プレイ回数109万長文かな1008打 -
やってみてね
プレイ回数459長文かな60秒 -
名言だよー
プレイ回数8339長文かな818打
問題文
(にひきのうまが、まどのところでぐうるぐうるとひるねをしていました。)
二ひきの馬が、まどのところでぐうるぐうるとひるねをしていました。
(すると、すずしいかぜがでてきたので、いっぴきがくしゃめをしてめをさましました)
すると、すずしい風がでてきたので、一ぴきがくしゃめをしてめをさましました
(ところが、あとあしがいっぽんしびれていたので、よろよろと)
ところが、あとあしがいっぽんしびれていたので、よろよろと
(よろけてしまいました。 「おやおや。」)
よろけてしまいました。 「おやおや。」
(そのあしにちからをいれようとしても、さっぱりはいりません。)
そのあしに力をいれようとしても、さっぱりはいりません。
(そこでともだちのうまをゆりおこしました。 「たいへんだ、あとあしをいっぽん)
そこでともだちの馬をゆりおこしました。 「たいへんだ、あとあしをいっぽん
(だれかにぬすまれてしまった。」 「だって、ちゃんとついてるじゃないか」)
だれかにぬすまれてしまった。」 「だって、ちゃんとついてるじゃないか」
(「いやこれはちがう。だれかのあしだ」 「どうして」)
「いやこれはちがう。だれかのあしだ」 「どうして」
(「ぼくのおもうままにあるかないもの。ちょっとこのあしをけとばしてくれ。」)
「ぼくの思うままに歩かないもの。ちょっとこのあしをけとばしてくれ。」
(そこで、ともだちのうまは、ひづめでそのあしをぽぉんとけとばしました。)
そこで、ともだちの馬は、ひづめでそのあしをぽォんとけとばしました。
(「やっぱりこれはぼくのじゃない、いたくないもの。ぼくのあしなら)
「やっぱりこれはぼくのじゃない、いたくないもの。ぼくのあしなら
(いたいはずだ。よし、はやく、ぬすまれたあしをみつけてこよう。」)
いたいはずだ。よし、はやく、ぬすまれたあしをみつけてこよう。」
(そこで、そのうまはよろよろとあるいてゆきました。 「やぁ、いすがある。いすが)
そこで、その馬はよろよろと歩いてゆきました。 「やァ、椅子がある。椅子が
(ぼくのあしをぬすんだのかもしれない。よし、けとばしてやろう、)
ぼくのあしをぬすんだのかもしれない。よし、けとばしてやろう、
(ぼくのあしならいたいはずだ。」 うまはかたあしで、いすのあしをけとばし)
ぼくのあしならいたいはずだ。」 馬はかたあしで、椅子のあしをけとばし
(ました。 いすは、いたいとも、なんともいわないで、こわれてしまいました。)
ました。 椅子は、いたいとも、なんともいわないで、こわれてしまいました。
(いくらさがしてもぬすまれたあしはありません。 「ひょっとしたら、あいつが)
いくらさがしてもぬすまれたあしはありません。 「ひょっとしたら、あいつが
(とったのかもしれない。」 とうまはおもいました。)
とったのかもしれない。」 と馬は思いました。
(そこで、うまはともだちのうまのところへかえってきました。そして、すきをみて、)
そこで、馬はともだちの馬のところへかえってきました。そして、すきをみて、
(ともだちのあとあしをぽぉんとけとばしました。 するとともだちは、)
ともだちのあとあしをぽォんとけとばしました。 するとともだちは、
(「いたいっ。」 とさけんでとびあがりました。)
「いたいッ。」 とさけんでとびあがりました。
(「そぉらみろ、それがぼくのあしだ。きみだろう、ぬすんだのは。」)
「そォらみろ、それがぼくのあしだ。きみだろう、ぬすんだのは。」
(「このとんまめが」 ともだちのうまはちからいっぱいけかえしました。)
「このとんまめが」 ともだちの馬は力いっぱいけかえしました。
(しびれがもうなおっていたので、そのうまも、 「いたいっ。」)
しびれがもうなおっていたので、その馬も、 「いたいッ。」
(と、とびあがりました。 そして、やっとのことで、じぶんのあしはぬすまれた)
と、とびあがりました。 そして、やっとのことで、じぶんのあしはぬすまれた
(のではなく、しびれていたのだとわかりました。)
のではなく、しびれていたのだとわかりました。