空とぶかばん 4

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問題文
(どなべがさけびました。「いやだわ、いえがらのはなしなんて、もううんざりよ。)
土鍋が叫びました。「嫌だわ、家柄の話なんて、もううんざりよ。
(みんなおなじだいどころのなかまじゃないの。)
みんな同じ台所の仲間じゃないの。
(それより、おはなしのゆうべってことにしましょうよ。じゅんばんになにかおはなしするの。)
それより、お話のゆうべってことにしましょうよ。順番に何かお話しするの。
(では、まずわたしからね。ーーあおいばるとかいのほとり、でんまーくの )
では、まず私からね。ーー青いバルト海のほとり、デンマークの
(ぶなのもりのかげに・・・」「すてき。どきどきするようなはじまりね」と)
ぶなの森のかげに・・・」「すてき。どきどきするような始まりね」と
(おさらたちがくちをそろえてほめました。)
お皿たちが口をそろえて褒めました。
(「わたしがいたしずかなそのいえは、たんすもゆかもぴかぴかかーてんはいつもあらいたて」)
「私がいた静かなその家は、タンスも床もぴかぴかカーテンはいつも洗いたて」
(「ごせいけつ!」「ほんと、ごせいけつ!」みずさしがからだをゆすってよろこびました。)
「ご清潔!」「ほんと、ご清潔!」水差しが体をゆすって喜びました。
(おさらはおかしがって、かちゃかちゃおとをたてました。)
お皿はおかしがって、カチャカチャ音をたてました。
(ほうきはぱせりをとってきて、おはなしがおわったどなべをかざりました。)
ほうきはパセリをとってきて、お話が終わった土鍋を飾りました。
(ほかのものたちはへんなかおをしましたが、ほうきはこうおもったのです。)
ほかの者たちは変な顔をしましたが、ほうきはこう思ったのです。
(「これでどなべさんはぼくにやさしくしてくれるだろう」)
「これで土鍋さんは僕にやさしくしてくれるだろう」
(「つぎはわたしのだんすよ」まあ、ひばさみがあしをはねあげておどりだしましたよ。)
「次は私のダンスよ」まあ、火ばさみが足を跳ね上げて踊りだしましたよ。
(いすはわらいすぎておなかのかわが、よじれてやぶれてしまいました。)
椅子は笑いすぎておなかの皮が、よじれて破れてしまいました。
(「わたしにも、くびかざりしてくださる?」ひばさみがせがんでぱせりをかざってもらうと)
「私にも、首飾りしてくださる?」火ばさみがせがんでパセリを飾ってもらうと
(まっちはしたうちしました。「ちぇっ、くだらないやつばっかり」)
マッチは舌打ちしました。「ちぇっ、くだらないやつばっかり」
(つぎはこうちゃわかしがうたうばんです。「わたくしかぜをひいてますし)
次は紅茶わかしが歌う番です。「わたくし風邪をひいてますし
(わいてるときでないとうたえませんの、ごほん」 )
沸いてる時でないと歌えませんの、ゴホン」
(ほんとはすたーぶっておきゃくさまのとき、てーぶるでうたいたかったのです。)
ほんとはスターぶってお客様の時、テーブルで歌いたかったのです。
(「へ、うたいたくなきゃけっこうですよ。まどのそとのとりかごに、もっとうまくうたう)
「へ、歌いたくなきゃ結構ですよ。窓の外の鳥かごに、もっとうまく歌う
(ないちんげーるがいますからね」そういったのはいんくつぼにつかって)
ナイチンゲールがいますからね」そう言ったのはインクつぼに浸かって
(いつもえらそうにしているはねぺんです。)
いつも偉そうにしている羽ペンです。
(すると、こうちゃわかしのおとうとがおこりました。「しつれいだよ。かごのとりのうたがなんだ)
すると、紅茶わかしの弟が怒りました。「失礼だよ。かごの鳥の歌がなんだ
(ねえさんはすたーだよ。ねえ、かいものかごさん?」)
姉さんはスターだよ。ねえ、買い物かごさん?」
(「やめて!これがたのしいよるといえますか。われわれはぁ、われわれのためにぃ)
「やめて!これが楽しい夜といえますか。われわれはぁ、われわれのためにぃ
(もっとなかよくすべきです。いいですか、なかよく、たのしく、さあ!」)
もっと仲良くすべきです。いいですか、仲良く、楽しく、さあ!」
(そこで、わぁっとみんながさわぎだしたとき、どあがあいて)
そこで、わぁっとみんなが騒ぎ出したとき、ドアが開いて
(おてつだいさんがはいってきたのです。)
お手伝いさんが入ってきたのです。
(おてつだいさんは、しゅっとまっちをすりました。)
お手伝いさんは、シュッとマッチをすりました。
(「どうだ、このかがやき。だれもかなうまい!」)
「どうだ、この輝き。誰もかなうまい!」
(まっちはいばったとたんもえつきました」)
マッチは威張ったとたん燃え尽きました」