ガリバー旅行記 13 大人国の旅

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原作 スウィフト

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(こんどのこうかいは、しょうせんあどべんちゅあごうであふりかなんたんきぼうほうをまわり) 今度の航海は、商船アドベンチュア号でアフリカ南端喜望峰をまわり (いんどへむかうものでした。) インドへ向かうものでした。 (あどべんちゅあごうは、おだやかなこうかいをつづけぶじにきぼうほうへつき) アドベンチュア号は、穏やかな航海を続けぶじに喜望峰へ着き (そこでわたしたちははんとしかんをすごし、いよいよいんどへむけてしゅっぱつしました。) そこで私たちは半年間を過ごし、いよいよインドへ向けて出発しました。 (しばらくはまた、おだやかなこうかいがつづきましたが、うみのたびにはあらしがつきものです。) しばらくはまた、穏やかな航海が続きましたが、海の旅には嵐がつきものです。 (ちょうどまだがすかるかいきょうをすぎたころでした。) ちょうどマダガスカル海峡を過ぎた頃でした。 (はげしいあらしがおそい、あらしはなんにちもつづき、きちがいのようにあれくるううみを) 激しい嵐が襲い、嵐は何日も続き、気ちがいのように荒れ狂う海を (ふねはもるっかぐんとうのひがしへひがしへとながされました。) 船はモルッカ群島の東へ東へと流されました。 (そのうえ、こんどはもんすーん(きせつふう)がおそい、ふねはなおもひがしへながされつづけ) その上、今度はモンスーン(季節風)が襲い、船はなおも東へ流され続け (ようやくかぜがおさまったときは、そこがどこだかけんとうもつきませんでした。) ようやく風がおさまった時は、そこがどこだか見当もつきませんでした。
(すぐちかくにおおきなしまがみえたので、わたしとすうにんのせんいんは) すぐ近くに大きな島が見えたので、私と数人の船員は (ぼーとをつかってじょうりくしました。) ボートを使って上陸しました。 (わたしたちはのみみずにこまっていたので、どこかにかわかいずみはないものかと) 私たちは飲み水に困っていたので、どこかに川か泉はないものかと (てわけしてさがしました。しかし、そのおおきなしまは、どこにもかわもいずみもみえず) 手分けして探しました。しかし、その大きな島は、どこにも川も泉も見えず (ひろいもりがうっそうとしげっているだけです。) 広い森がうっそうと茂っているだけです。 (しかたなくかいがんへひきかえしてみると、なぜかぼーとはわたしをおいて) 仕方なく海岸へ引き返してみると、なぜかボートは私を置いて (すでにきしをはなれていました。「おーい、おーい、まってくれ!」 ) すでに岸を離れていました。「おーい、おーい、待ってくれ!」 (しかしぼーとはぐんぐんさっていき、とりのこされたわたしは、) しかしボートはぐんぐん去っていき、取り残された私は、 (そのとき、じひびきをたててわたしのそばにちかづいてきたきょじんにはじめてきがつきました。) その時、地響きを立てて私のそばに近づいてきた巨人に初めて気がつきました。 (ぼーとがあわててにげていったのは、むりもありません。) ボートが慌てて逃げて行ったのは、無理もありません。
など
(ここはただのしまではなく、きょじんのしまで、わたしがひろいもりとおもったところは、) ここはただの島ではなく、巨人の島で、私が広い森と思った所は、 (じつは、しばふだったのです。わたしはきょじんにみつかるのがこわくて) 実は、芝生だったのです。私は巨人に見つかるのが怖くて (そのしばふをむちゅうではしりました。するとむぎばたけにでました。) その芝生を夢中で走りました。すると麦畑に出ました。 (むぎのくきは、たかさがやく15めーとるはありましたから) 麦の茎は、高さが約15メートルはありましたから (わたしにとっては、ちょうどいいかくればしょでした。) 私にとっては、ちょうどいい隠れ場所でした。 ((なんということだ。こんどはこびとのくにではなく) (なんということだ。今度は小人の国ではなく (きょじんのくにへまよいこんでしまうなんて・・・)) 巨人の国へ迷い込んでしまうなんて・・・) (いまになって、りりぱっとのこびとたちが、わたしをみてどんなに) 今になって、リリパットの小人たちが、私を見てどんなに (おどろいたかがおもいやられます。) 驚いたかが思いやられます。 ((しにものぐるいでおよいで、ここをにげだすしかない) ) (死に物狂いで泳いで、ここを逃げ出すしかない) (わたしはそうけっしんしました。が、そのときとつぜん、わたしのずじょうにきょじんのあしがみえ) 私はそう決心しました。が、その時突然、私の頭上に巨人の足が見え (いまにもふみつぶされそうになったわたしは、おおごえをだしてさけびました。) 今にもふみつぶされそうになった私は、大声を出して叫びました。 (「たすけてくれ!」) 「助けてくれ!」 (きょじんは、わたしのすぐよこでたちどまり、きょろきょろとあしもとをみまわし) 巨人は、私のすぐ横で立ち止まり、きょろきょろと足元を見回し (わたしをみつけてつまみあげ、いっぺんにちじょう20めーとるぐらいまで) 私を見つけてつまみ上げ、いっぺんに地上20メートルぐらいまで (もちあげました。おちたらいのちがありませんから、わたしはたいぼくのようなきょじんのゆびに) 持ち上げました。落ちたら命がありませんから、私は大木のような巨人の指に (しがみついてさけびました。「たすけてくれ!たすけてくれ!」) しがみついて叫びました。「助けてくれ!助けてくれ!」 (きょじんはしげしげとわたしをみつめ、すてっきのようなむぎわらで) 巨人はしげしげと私を見つめ、ステッキのような麦わらで (わたしのうわぎのすそをまくりました。わたしをむしけらとおもい、うわぎのすそを) 私の上着の裾をまくりました。私を虫けらと思い、上着の裾を (はねとおもったのかもしれません。つぎにきょじんは、わたしをじめんにおき) 羽と思ったのかもしれません。次に巨人は、私を地面に置き (じぶんもかがみこんで、わたしをかんさつしはじめました。) 自分もかがみこんで、私を観察し始めました。 (わたしはじぶんがむしけらでないことをわかってもらうため、ぼうしをとって) 私は自分が虫けらでないことをわかってもらうため、帽子を取って (ぴょこぴょこおじぎをしたり、あるいたり、ひざまづいてりょうてをたかくあげて) ぴょこぴょこお辞儀をしたり、歩いたり、ひざまづいて両手を高く上げて (みせたりしました。じっとみていたきょじんは、わたしがちいさくてもにんげんであることが) 見せたりしました。じっと見ていた巨人は、私が小さくても人間であることが (わかったようです。そのしょうこに、なにかはなしかけるこえが、) わかったようです。その証拠に、何か話しかける声が、 (わたしのみみにごうごうとひびきました。わたしもしっているかぎりの、いろいろなくにのことばを) 私の耳にごうごうと響きました。私も知っている限りの、いろいろな国の言葉を (つかって「わたしは、がりばーといういぎりすじんだ」といってみましたが) 使って「私は、ガリバーというイギリス人だ」と言ってみましたが (つうじませんでした。しかし、これからさきはあとでしったきょじんのことばをつかって) 通じませんでした。しかし、これから先は後で知った巨人の言葉を使って (はなしをすすめましょう。) 話をすすめましょう。 (きょじんは、わたしをぽけっとにいれていえへつれていき、おくさんにみせました。) 巨人は、私をポケットに入れて家へ連れて行き、奥さんに見せました。 (「おい、めずらしいものをみつけてきたぞ」) 「おい、珍しいものを見つけてきたぞ」 (おくさんはわたしをひとめみると、へびかくもにでもあったかのように) 奥さんは私を一目見ると、蛇か蜘蛛にでもあったかのように (きゃーっととんきょうなこえをあげましたが、わたしがにんげんとわかると) キャーッと頓狂な声を上げましたが、私が人間とわかると (「まあ、これ、てんからでもふってきたのかしら?」とあたまをなでてくれたりも ) 「まあ、これ、天からでも降ってきたのかしたら?」と頭をなでてくれたりも (しました。しかし、そんなやさしさにほっとしたのはつかのま、) しました。しかし、そんな優しさにほっとしたのはつかの間、 (それからはおそろしいことのれんぞくでした。) それからは恐ろしいことの連続でした。 (まず、このいえのこどもで10さいくらいのおとこのこが、へやにはいってきて) まず、この家の子供で10歳くらいの男の子が、部屋に入ってきて (わたしをみるなり「なあに、これ?」と、いきなりわたしのあしをつかんで) 私を見るなり「なあに、これ?」と、いきなり私の足をつかんで (さかさにぶらさげたのです。) 逆さにぶらさげたのです。 (わたしはてーぶるをはるかしたにみおろしながら、おそろしさのあまりちのけをうしない) 私はテーブルをはるか下に見下ろしながら、恐ろしさのあまり血の気を失い (ぶるぶるふるえました。さいわいきょじんが、というよりこのいえのしゅじんが) ぶるぶる震えました。幸い巨人が、というよりこの家の主人が (「らんぼうをするな、ちいさくてもそれはにんげんだぞ」といって、) 「乱暴をするな、小さくてもそれは人間だぞ」と言って、 (しょうねんからわたしをもぎとって、したへおろしてくれたのでたすかりましたが、) 少年から私をもぎ取って、下へおろしてくれたので助かりましたが、 (こんどは「ごろごろ、にゃーん!」まるでかみなりのようなこえがして、) 今度は「ゴロゴロ、ニャーン!」まるで雷のような声がして、 (ねこがおくさんのひざにとびのり、あおくひかるめでわたしをみすえたではありませんか。) 猫が奥さんの膝に飛び乗り、青く光る目で私を見据えたではありませんか。 (ねこといっても、うしのさんばいはあるのです。) 猫と言っても、牛の三倍はあるのです。
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