テテ

(うしなうことをおそれすごしたぼくのみぎては)

失うことを恐れ過ごした僕の右手は

(ぼくのひだりてとつながれただねがっていた)

僕の左手と繋がれ、ただ願っていた

(きみのてをひいたぼくのこのてはいまぼくの)

君の手を引いた僕のこの手は今　僕の

(てをにぎるためにあるの？わからないままでいいの？)

手を握るためにあるの？　分からないままでいいの？

(うしなってからわかるたいせつなものじゃない)

「失ってから分かる大切なもの」じゃない

(たいせつじゃないものはうしなうこともないの)

大切じゃないものは、失うこともないの

(なにもできそうにないもどかしさから)

「何もできそうにない」もどかしさから

(なにかしたいいしをかんじながら)

”何かしたい”意思を感じながら

(このてとてほどいてさじぶんだけじゃないせかいへ)

この手と手　ほどいてさ　自分だけじゃない世界へ

(このてとてがつかめるものがふたつだけなら)

この手と手が掴めるものが２つだけなら

(きみのてとてをにぎりきみというひとつがいいんだ)

君の手と手を握り、君という１つがいいんだ

(ｔｏｉじゃないやｉじゃないや)

to I　じゃないや I じゃないや

(こころつないでいたいや)

こころ繋いでいたいや

(ｔｏｉじゃないやｉじゃないや)

to I じゃないや I じゃないや

(いつもつないでいたいや)

いつも繋いでいたいや

(たとえやみにおおわれみうしなったとしても)

たとえ闇に覆われ見失ったとしても

(むすばれたゆびさきできえさったわけじゃないの)

結ばれた指先で　消え去った訳じゃないの

(まばたきするたびかわりゆくじだい)

瞬きする度　変わりゆく時代

(めにみえないものばかりてにしたい？)

目に見えないものばかり手にしたい？

(それこそがやみでしょう？まぼろしのようなせかいで)

それこそが闇でしょう？　幻のような世界で

(みえるものよりふれられるものをまもりたくて)

見えるものより触れられるものを守りたくて

(みえないものよりふれられないものをおいかけたくて)

見えないものより触れられないものを追いかけたくて

(ｆｒｏｍｅｙｅじゃないやｅｙｅじゃないや)

from eye じゃないや　eye じゃないや

(くらがりてらしだすのは)

暗がり照らし出すのは

(ｆｒｏｍｅｙｅじゃないやｅｙｅじゃないや)

from eye じゃないや　eye じゃないや

(けっしてみえぬぬくもりだ)

決して見えぬ温もりだ

(きみのてがふるえてさびしそうでこわがっていた)

君の手が震えて　寂しそうで怖がっていた

(たぐりよせたそのてはなぜかぼくのてよりあたたかかった)

手繰り寄せたその手は　何故か僕の手より温かかった

(なにかうばいとることもうしなうこともきずつけることも)

何か奪い取る事も　失う事も　傷付ける事も

(いとしいんだとよばれるだけのざんこくさで)

「愛しいんだ」と呼ばれるだけの残酷さで

(ｔｈｕｍｂｕｐさんどうひとさしゆびにとまれ)

Thumb Up 賛同　人差し指に止まれ

(てのひらのさだめならさからってしまえ)

掌の運命(さだめ)なら　逆らってしまえ

(このてとてがつかめるものがふたつだけなら)

この手と手が掴めるものが２つだけなら

(きみのてとてをにぎりきみというひとつがいいんだ)

君の手と手を握り、君という１つがいいんだ

(ｔｏｉじゃないやｉじゃないや)

to I じゃないや　I じゃないや

(こころつないでいたいや)

こころ繋いでいたいや

(ｔｏｉじゃないやｉじゃないや)

to I じゃないや　I じゃないや

(いつもつないでいたいや)

いつも繋いでいたいや