星を見る少女 -3-

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プレイ回数94順位2677位  難易度(4.3) 2954打 長文 長文モードのみ
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
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順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 ぎんなんまる 8613 8.8 97.6% 333.3 2941 70 61 2026/02/26
2 berry 8434 8.5 98.3% 338.6 2905 49 61 2026/02/27
3 subaru 7817 7.9 98.0% 367.5 2931 58 61 2026/02/26
4 HAKU 7700 7.9 96.5% 369.2 2949 106 61 2026/02/28
5 Jyo 6383 S 6.5 97.8% 445.4 2908 65 61 2026/02/26

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問題文

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(そのよるである。) その夜である。 (ぼくはおなじはしのうえにたっていた。) 僕は同じ橋の上に立っていた。 (まだかぜがつよく、まちのあかりがなみだつくらいすいめんにらんはんしゃしていて、) まだ風が強く、街の明かりが波立つくらい水面に乱反射していて、 (ふぜいがないかんじだ。) 風情がない感じだ。 (そのかわのていぼうのむこうによんかいだてのまんしょんのすがたがある。) その川の堤防の向こうに四階建てのマンションの姿がある。 (かくへやのまどにはかーてんごしにあかりがともっている。) 各部屋の窓にはカーテン越しに明かりが灯っている。 (うでどけいをかくにんすると、よるのじゅういちじ。このじてんであかりがきえているへやはよっつ。) 腕時計を確認すると、夜の十一時。この時点で明かりが消えている部屋は四つ。 (めをこらすと、そのうちのひとへやはせんたくものが) 目を凝らすと、そのうちの一部屋は洗濯物が (だしっぱなしになっているのがみえる。) 出しっぱなしになっているのが見える。 (のこりりのさんへやは、ひるまにせんたくものをほしていたかどうかおもいだそうとしてみたが、) 残りの三部屋は、昼間に洗濯物を干していたかどうか思い出そうとしてみたが、 (きおくがあいまいだった。) 記憶があいまいだった。 (ただ、あきべやがあるとしたら、そのみっつのどれかだ。) ただ、空き部屋があるとしたら、その三つのどれかだ。 (じっとみつめていても、それぞれのまどにはなんのけはいもみあたらない。) じっと見つめていても、それぞれの窓にはなんの気配も見当たらない。 (というよりも、あかりのないまどはくらすぎて、) というよりも、明かりのない窓は暗すぎて、 (なかにひとがいてもみえそうもなかった。) 中に人がいても見えそうもなかった。 (ぼくは「あかるいほうからくらいほうはあまりよくみえない」というほうそくをおもいだした。) 僕は「明るい方から暗い方はあまりよく見えない」という法則を思い出した。 (ひるまはくらいいえのなかからあかるいそとのようすがよくみえて、) 昼間は暗い家の中から明るい外の様子がよく見えて、 (そとからはいえのなかがよくみえない。) 外からは家の中がよく見えない。 (よるはぎゃくにあかるいいえのなかをそとからみられてしまい、いえのなかからはそとがみえない。) 夜は逆に明るい家の中を外から見られてしまい、家の中からは外が見えない。 (はしのうえもがいろとうがぽつりぽつりとあるだけで、さほどあかるいわけでも) 橋の上も街路灯がぽつりぽつりとあるだけで、さほど明るいわけでも
など
(なかったが、すうじゅうめーとるはなれたまんしょんの、) なかったが、数十メートル離れたマンションの、 (くらいまどのむこうをみてとるのはむりなはなしだった。) 暗い窓の向こうを見て取るのは無理な話だった。 (いまいるばしょははしのなかほどだったが、これいじょうまんしょんのほうにちかづくと、) 今いる場所は橋のなかほどだったが、これ以上マンションの方に近づくと、 (かくどがつきすぎてよこからのながめになるために、) 角度がつき過ぎて横からの眺めになるために、 (へやのなかはみえなくなってしまう。) 部屋の中は見えなくなってしまう。 (なにかへんだった。) なにか変だった。 (これではほしをみるしょうじょをみることができない。だれにも。) これでは星を見る少女を見ることができない。誰にも。 (ねんのためにはしをわたりまんしょんのまえにいってみたが、かわのていぼうにちかすぎて、) 念のために橋を渡りマンションの前に行ってみたが、川の堤防日に近すぎて、 (そのていぼうぶちぎりぎりにたってみあげても、) その堤防ぶちギリギリに立って見上げても、 (かくどがきついためまどがよくみえない。) 角度がきついため窓がよく見えない。 (かくかいのべらんだのあしばをしたからみあげるかたちになるからだ。) 各階のベランダの足場を下から見上げる形になるからだ。 (もちろんたいがんからではとおすぎる。) もちろん対岸からでは遠すぎる。 (やはりまどのむこうにひとかげがみえるとすると、あのはしのうえからだ。) やはり窓の向こうに人影が見えるとすると、あの橋の上からだ。 (それがしゅういをかんさつしてだしたぼくのけつろんだった。) それが周囲を観察して出した僕の結論だった。 (あるいは、かわにふねをだせばもっとちかくでまどをみることができるかもしれないが、) あるいは、川に船を出せばもっと近くで窓を見ることができるかも知れないが、 (それではいっぱんてきなうわさにならないだろう。) それでは一般的な噂にならないだろう。 (「ううう」とうなって、ぼくはもういちどていぼうぞいからまんしょんをみあげる。) 「ううう」と唸って、僕はもう一度堤防沿いからマンションを見上げる。 (かぜがふきつけるはしのあたりから、きみのわるいおとがひびいてくる。) 風が吹きつける橋の辺りから、気味の悪い音が響いてくる。 (ろーぷやらんかんをぬけるたそうてきなかざきりおんが。) ロープや欄干を抜ける多層的な風切り音が。 (よいふんいきだ。ぞくぞくする。) 良い雰囲気だ。ゾクゾクする。 (なにかてがかりはないかとおもったが、) なにか手がかりはないかと思ったが、 (うろうろしていてもおもいつきそうなけはいはなかった。) ウロウロしていても思いつきそうな気配はなかった。 (こんびにのふくろをかかげたじゅうみんが、まんしょんのいりぐちのあたりから) コンビニの袋を掲げた住民が、マンションの入口のあたりから (こっちをふしんそうにうかがいはじめたので、) こっちを不審そうに窺い始めたので、 (きのよわいぼくは、もうそれだけでたいさんしたくなってきた。) 気の弱い僕は、もうそれだけで退散したくなってきた。 (しかたなしにいったんていぼうぞいをあるきさってから、) しかたなしに一旦堤防沿いを歩き去ってから、 (せめてどこがあきべやなのかだけでもかくにんできないかと、) せめてどこが空き部屋なのかだけでも確認できないかと、 (ぐるりととおまわりしてまんしょんにもどり、) ぐるりと遠回りしてマンションに戻り、 (いりぐちちかくのゆうびんうけのようすをかくにんした。) 入り口近くの郵便受けの様子を確認した。 (ぎんいろのぼっくすにつけられたへやばんごうのしたに、) 銀色のボックスにつけられた部屋番号の下に、 (なまえのぷれーとがあるものもあったが、へやばんごうのみのものもおおかった。) 名前のプレートがあるものもあったが、部屋番号のみのものも多かった。 (ぼうはんたいさくか、あるいはほうもんはんばいたいさくなのだろうか。) 防犯対策か、あるいは訪問販売対策なのだろうか。 (ちらしのたぐいがたいりょうにつめこまれているようなぼっくすもない。) チラシの類が大量に詰め込まれているようなボックスもない。 (あきべやがあっても、かんりにんかだれかがこまめにかいしゅうしているのだろう。) 空き部屋があっても、管理人か誰かがこまめに回収しているのだろう。 (かんがえこんでいると、せなかにしせんをかんじた。) 考え込んでいると、背中に視線を感じた。 (「あの、すみません」) 「あの、すみません」 (しゅふらしきじょせいが、じぶんのへやのぼっくすをあけようとしていた。) 主婦らしき女性が、自分の部屋のボックスを開けようとしていた。 (ぼくはじぶんでもなさけないくらいろうばいして、) 僕は自分でも情けないくらい狼狽して、 (しどろもどろにべんかいじみたことをいいながら、そのばをにげさった。) しどろもどろに弁解じみたことを言いながら、その場を逃げ去った。 (かえりみち、ししょうならずぶとくじょうほうしゅうしゅうをしていただろうなあとおもい、) 帰り道、師匠ならずぶとく情報収集をしていただろうなあと思い、 (なんだかなさけなくなった。) なんだか情けなくなった。
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