第4章 青い結晶
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問題文
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(ひかりがおさまると、)
光が収まると、
(かいとのてにはちいさなけっしょうがあった。)
海斗の手には小さな結晶があった。
(まるでこおりのようだ。)
まるで氷のようだ。
(しかしつめたさはない。)
しかし冷たさはない。
(けっしょうはあわくひかっている。)
結晶は淡く光っている。
(れんはめをまるくした。)
蓮は目を丸くした。
(「ほんものだ」)
「本物だ……」
(かいともしんじられなかった。)
海斗も信じられなかった。
(そのとき。)
その時。
(どうくつのかべにもじがうかびあがった。)
洞窟の壁に文字が浮かび上がった。
(「つぎなるかぎはうみにねむる」)
『次なる鍵は海に眠る』
(「そとがはまへむかえ」)
『外ヶ浜へ向かえ』
(もじはきえた。)
文字は消えた。
(せいじゃくがもどる。)
静寂が戻る。
(ふたりはどうくつをでた。)
二人は洞窟を出た。
(だがかれらはきづいていなかった。)
だが彼らは気付いていなかった。
(とおくからだれかがみていたことを。)
遠くから誰かが見ていたことを。
(くろいこーとをきたおとこ。)
黒いコートを着た男。
(おとこはしずかにつぶやく。)
男は静かにつぶやく。
(「はじまったか」)
「始まったか」
など
(そしてもりのなかへきえていった。)
そして森の中へ消えていった。