検定試験4級2
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問題文
(ほかのくにのことばとくらべて、)
他の国の言葉と比べて、
(にほんごには「ざわざわ」や「にやにや」といった)
日本語には「ざわざわ」や「にやにや」といった
(ものおとやものごとのじょうたいやようすをあらわすごが)
物音や物事の状態や様子を表す語が
(おおいというとくちょうがあります。)
多いという特徴があります。
(あるりゅうがくせいが、)
ある留学生が、
(おなかがいたくなっておいしゃさんにいったところ、)
お腹が痛くなってお医者さんに行ったところ、
(しくしくいたむのか、)
しくしく痛むのか、
(きりきりいたむのかとたずねられて、)
きりきり痛むのかと尋ねられて、
(いみがわからずこまったとはなしていました。)
意味が分からず困ったと話していました。
(にほんごをまなぶがいこくじんにとって、)
日本語を学ぶ外国人にとって、
(これらのことばはもっともむずかしいことのようです。)
これらの言葉は最も難しいことのようです。
(わたしたちなら「ころころ」と「ごろごろ」のちがいは、)
私たちなら「ころころ」と「ごろごろ」の違いは、
(なんとなくりかいできますが、)
何となく理解できますが、
(にほんごをぼごとしないひとにせつめいするとなると、)
日本語を母語としない人に説明するとなると、
(こまってしまいます。)
困ってしまいます。
(さいきんでは、まんがやあにめがゆしゅつされ、)
最近では、漫画やアニメが輸出され、
(せかいじゅうでたのしまれています。)
世界中で楽しまれています。
(これらをげんちごにほんやくするときも、)
これらを現地語に翻訳するときも、
(おなじもんだいがでてきます。)
同じ問題が出てきます。
(ひやあせをかく「たらっ」や)
冷や汗をかく「タラッ」や
(らくたんをあらわす「がーん」を、)
落胆を表す「ガーン」を、
(えいごやふらんすごにおきかえようとしても、)
英語やフランス語に置き換えようとしても、
(ぴったりあうことばがないからです。)
ぴったり合う言葉がないからです。
(ところで、むかしのぶんけんには、)
ところで、昔の文献には、
(いぬのなきごえは、)
犬の鳴き声は、
(「びよびよ」や「びょうびょう」としるされていました。)
「びよびよ」や「びょうびょう」と記されていました。
(そのじだいのいぬはやせいで、)
その時代の犬は野生で、
(げんざいのいぬとはちがったなきかたをしていたそうです。)
現在の犬とは違った鳴き方をしていたそうです。
(きょうげんにでてくるいぬは、)
狂言に出てくる犬は、
(いまもこのなきかたでひょうげんされています。)
今もこの鳴き方で表現されています。