JUNK CITY

(あついめまいのように)

熱い眩暈の様に

(とりのかげがまちをよぎる)

鳥の影が　街を横切る

(みそらをとべるゆめも)

美空を飛べる夢も

(いつかみなくなった)

いつか見なくなった

(すくらんぶるのむれで)

スクランブルの群れで

(きみとしらずきみにであう)

君と知らず　君に出逢う

(そあくなｄｅｓｔｉｎｙ)

粗悪な Destiny

(しゃつのあせにざらつくだけ)

シャツの汗に　ザラつくだけ

(じゃんくなひびのはてに)

ジャンクな　日々の果てに

(こどくをあいした)

孤独を愛した

(きょだいなびるぼーどの)

巨大なビルボードの

(ほほえみにもめをそむけて)

微笑みにも　目を背けて

(ゆらめくかげろうだけがもえている)

揺らめく　陽炎だけが燃えている

(あすふぁるとはとけはじめためいろ)

アスファルトは　溶け始めた迷路

(とまどうぎゃっこうせんのかなたから)

戸惑う　逆光線の彼方から

(いまもきみのこえがする)

今も君の　声がする

(すぷれーがはげおちた)

スプレーが剥げ落ちた

(がーどしたのらくがきさえ)

ガード下の　落書きさえ

(つめたいかぜにさらされてる)

冷たい風に　晒されてる

(そんなじだい)

そんな時代

(じぶんにいいわけする)

自分に言い訳する

(ぼきゃぶらりーだけがふえて)

ボキャブラリーだけが増えて

(ひにくなｓｙｍｐａｔｈｙ)

皮肉な Sympathy

(いらだちならわかりあえる)

イラダチなら　判りあえる

(ちーぷなよくぼうよりじゆうをえらんだ)

チープな欲望より　自由を選んだ

(あうとさいどのちずは)

アウトサイドの地図は

(きずあとにもにているけど)

傷痕にも　似ているけど

(ゆらめくかげろうだけがもえている)

揺らめく　陽炎だけが燃えている

(あすふぁるとはとけはじめためいろ)

アスファルトは　溶け始めた迷路

(おもいでひとつものこせないおれの)

想い出ひとつも　残せない俺の

(ぶーつのあとやきつけて)

ブーツの跡　焼き付けて

(こごえたほのおもうんめいのきみが)

凍えた炎も　運命の君が

(てをかざせばむねをこがすだろう)

手を翳せば　胸を焦がすだろう

(ゆらめくかげろうだけがもえている)

揺らめく　陽炎だけが燃えている

(あすふぁるとはとけはじめためいろ)

アスファルトは　溶け始めた迷路

(とまどうぎゃっこうせんのかなたから)

戸惑う　逆光線の彼方から

(いまもきみのこえがする)

今も君の　声がする