マタイ福音書 27章 part②
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問題文
(いえすのじゅうじかをむりにおわせた。そして、ごるごだ、すなわち、)
イエスの十字架を無理に負わせた。そして、ゴルゴダ、すなわち、
(されこうべのば、というところにきたとき、かれらはにがみをまぜたぶどうしゅを)
されこうべの場、という所にきたとき、彼らはにがみをまぜたぶどう酒を
(のませようとしたが、いえすはそれをなめただけで、のもうとされなかった。)
飲ませようとしたが、イエスはそれをなめただけで、飲もうとされなかった。
(かれらはいえすをじゅうじかにつけてから、くじをひいて、そのきものをわけ、)
彼らはイエスを十字架につけてから、くじを引いて、その着物を分け、
(そこにすわっていえすのばんをしていた。そしてそのあたまのうえのほうに、)
そこにすわってイエスの番をしていた。そしてその頭の上の方に、
(「これはゆだやじんのおういえす」とかいたざいじょうがきをかかげた。どうじに、ふたりの)
「これはユダヤ人の王イエス」と書いた罪状書きをかかげた。同時に、ふたりの
(ごうとうがいえすといっしょに、ひとりはみぎに、ひとりはひだりに、じゅうじかにつけられた。)
強盗がイエスと一緒に、ひとりは右に、ひとりは左に、十字架につけられた。
(そこをとおりかかったものたちは、あたまをふりながら、いえすをののしっていった、)
そこを通りかかった者たちは、頭を振りながら、イエスをののしって言った、
(「しんでんをうちこわしてみっかのうちにたてるものよ。もしかみのこなら、じぶんをすくえ。)
「神殿を打ちこわして三日のうちに建てる者よ。もし神の子なら、自分を救え。
(そしてじゅうじかからおりてこい」。さいしちょうたちもおなじように、りっぽうがくしゃ、ちょうろうたちと)
そして十字架からおりてこい」。祭司長たちも同じように、律法学者、長老達と
(いっしょになって、ちょうろうしていった、「たにんをすくったが、じぶんじしんをすくうことが)
一緒になって、嘲弄して言った、「他人を救ったが、自分自身を救うことが
(できない。あれがいすらえるのおうなのだ。いまじゅうじかからおりてみよ。)
できない。あれがイスラエルの王なのだ。いま十字架からおりてみよ。
(そうしたらしんじよう。かれはかみにたよっているが、かみのおぼしめしがあれば、いま、)
そうしたら信じよう。彼は神にたよっているが、神のおぼしめしがあれば、今、
(すくってもらうがよい。じぶんはかみのこだといっていたのだから」。)
救ってもらうがよい。自分は神の子だと言っていたのだから」。
(いっしょにじゅうじかにつけられたごうとうどもまでも、おなじようにいえすをののしった。)
一緒に十字架につけられた強盗どもまでも、同じようにイエスをののしった。
(さて、ひるのじゅうにじからちじょうのぜんめんがくらくなって、さんじにおよんだ。)
さて、昼の十二時から地上の全面が暗くなって、三時に及んだ。
(そしてさんじごろに、いえすはおおごえでさけんで、「えり、えり、れま、さばくたに」)
そして三時ごろに、イエスは大声で叫んで、「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」
(といわれた。それは「わがかみ、わがかみどうしてわたしをおみすてになったのですか」)
と言われた。それは「わが神、わが神どうして私をお見捨てになったのですか」
(といういみである。すると、そこにたっていたあるひとびとがこれをきいていった、)
という意味である。すると、そこに立っていたある人々がこれを聞いて言った、
(「あれはえりやをよんでいるのだ」。するとすぐかれらのうちのひとりがはしりよって、)
「あれはエリヤを呼んでいるのだ」。するとすぐ彼らの内の一人が走り寄って、
(かいめんをとり、それにすいぶどうしゅをふくませてあしのぼうにつけ、いえすにのませよう)
海綿を取り、それに酢いぶどう酒を含ませて葦の棒につけ、イエスに飲ませよう
(とした。ほかのひとびとはいった、)
とした。ほかの人々は言った、
(「まて、えりやがかれをすくいにくるかどうか、みていよう」。)
「待て、エリヤが彼を救いに来るかどうか、見ていよう」。
(いえすはもういちどおおごえでさけんで、ついにいきをひきとられた。)
イエスはもう一度大声で叫んで、ついに息をひきとられた。
(するとみよ、しんでんのまくがうえからしたまでまっぷたつにさけた。またじしんがあり、)
すると見よ、神殿の幕が上から下まで真二つに裂けた。また地震があり、
(いわがさけ、またはかがひらけ、ねむっているおおくのせいとたちのしたいがいきかえった。)
岩が裂け、また墓が開け、眠っている多くの聖徒たちの死体が生き返った。
(そしていえすのふっかつののち、はかからでてきてせいなるみやこにはいり、おおくのひとにあらわれた。)
そしてイエスの復活の後、墓から出てきて聖なる都に入り、多くの人に現れた。
(ひゃくそつちょう、およびかれといっしょにいえすのばんをしていたひとびとは、じしんや、いろいろの)
百卒長、および彼と一緒にイエスの番をしていた人々は、地震や、いろいろの
(できごとをみてひじょうにおそれ、「まことに、このひとはかみのこであった」といった。)
できごとを見て非常に恐れ、「まことに、この人は神の子であった」と言った。
(また、そこにはとおくのほうからみているおんなたちもおおくいた。かれらはいえすにつかえて、)
また、そこには遠くの方から見ている女達も多くいた。彼らはイエスに仕えて、
(がりらやからしたがってきたひとたちであった。そのなかには、まぐだらのまりや、)
ガリラヤから従ってきた人たちであった。その中には、マグダラのマリヤ、
(やこぶとよせふとのははまりや、またぜべだいのこたちのははがいた。)
ヤコブとヨセフとの母マリヤ、またゼベダイの子たちの母がいた。
(ゆうがたになってから、ありまたやのかねもちで、よせふというなのひとがきた。)
夕方になってから、アリマタヤの金持で、ヨセフという名の人がきた。
(かれもまたいえすのでしであった。このひとがぴらとのところへいって、)
彼もまたイエスの弟子であった。この人がピラトの所へ行って、
(いえすのからだのひきとりかたをねがった。そこで、ぴらとはそれをわたすようにめいじた。)
イエスの体の引取りかたを願った。そこで、ピラトはそれを渡すように命じた。
(よせふはしたいをうけとって、きれいなあまぬのにつつみ、いわをほってつくった)
ヨセフは死体を受け取って、きれいな亜麻布に包み、岩を掘って造った
(かれのあたらしいはかにおさめ、そしてはかのいりぐちにおおきいいしをころがしておいて、かえった。)
彼の新しい墓に納め、そして墓の入口に大きい石をころがしておいて、帰った。
(まぐだらのまりやとほかのまりやとが、はかにむかってそこにすわっていた。)
マグダラのマリヤとほかのマリヤとが、墓にむかってそこにすわっていた。
(あくるひはじゅんびのひのよくじつであったが、そのひに、さいしちょう、ぱりさいびとたちは、)
あくる日は準備の日の翌日であったが、その日に、祭司長、パリサイ人たちは、
(ぴらとのもとにあつまっていった、「ちょうかん、あのいつわりものがまだいきていたとき、)
ピラトのもとに集まって言った、「長官、あの偽り者がまだ生きていたとき、
(みっかののちにじぶんはよみがえる、といったのを、おもいだしました。)
三日の後に自分はよみがえる、と言ったのを、思い出しました。
(ですから、みっかめまではかのばんをするように、さしずをしてください。そうしないと)
ですから、三日目まで墓の番をするように、さしずをして下さい。そうしないと
(でしたちがきてかれをぬすみだし、いえすはしにんのなかから、よみがえった、)
弟子たちがきて彼を盗み出し、イエスは死人の中から、よみがえった、
(と、みんしゅうにいいふらすかもしれません。そうなると、みんながまえよりも、)
と、民衆に言いふらすかも知れません。そうなると、みんなが前よりも、
(もっとひどくだまされることになりましょう」。)
もっとひどくだまされることになりましょう」。
(ぴらとはかれらにいった、)
ピラトは彼らに言った、
(「ばんにんがいるから、いってできるかぎり、ばんをさせるがよい」。)
「番人がいるから、行ってできる限り、番をさせるがよい」。
(そこで、かれらはいっていしにふういんをし、ばんにんをおいてはかのばんをさせた。)
そこで、彼らは行って石に封印をし、番人を置いて墓の番をさせた。