坊ちゃん⑵

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難易度(4.0) 2074打 長文 かなタグ小説 長文 坊ちゃん 夏目漱石
夏目漱石の坊ちゃん⑵です。
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 りんご 7872 8.0 97.7% 254.7 2053 48 42 2020/09/25
2 subaru 7561 7.8 96.1% 260.8 2054 82 42 2020/09/24
3 HAKU 6956 S++ 7.2 96.3% 286.8 2073 78 42 2020/09/26
4 おっ 6259 S 6.6 94.2% 308.0 2054 126 42 2020/09/25
5 おみくん 6036 A++ 6.6 92.0% 312.6 2066 179 42 2020/09/26

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問題文

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(このほかいたずらはだいぶんやった。)

この外いたずらは大分やった。

(だいくのかねこうとさかなやのかくをつれて、もさくのにんじんばたけをあらしたことがある。)

大工の兼公と肴屋の角をつれて、茂作の人参畠をあらした事がある。

(にんじんのめがでそろわぬところへわらがいちめんにしいてあったから、)

人参の芽が出揃わぬ処へ藁が一面に敷いてあったから、

(そのうえでさんにんがはんにちすもうをとりつづけにとったら、)

その上で三人が半日相撲をとりつづけに取ったら、

(にんじんがみんなふみつぶされてしまった。)

人参がみんな踏みつぶされてしまった。

(ふるかわのもっているたんぼのいどをうめてしりをもちこまれたこともある。)

古川の持っている田圃の井戸を埋めて尻を持ち込まれた事もある。

(ふといもうそうのふしをぬいて、ふかくうめたなかからみずがわきでて、)

太い孟宗の節を抜いて、深く埋めた中から水が湧き出て、

(そこいらのいねにみずがかかるしかけであった。)

そこいらの稲にみずがかかる仕掛であった。

(そのじぶんはどんなしかけかしらぬから、)

その時分はどんな仕掛か知らぬから、

(いしやぼうちぎれをぎゅうぎゅういどのなかへさしこんで、)

石や棒ちぎれをぎゅうぎゅう井戸の中へ挿し込んで、

(みずがでなくなったのをみとどけて、うちへかえってめしをくっていたら、)

水が出なくなったのを見届けて、うちへ帰って飯を食っていたら、

(ふるかわがまっかになってどなりこんできた。)

古川が真赤になって怒鳴り込んで来た。

(たしかばっきんをだしてすんだようである。)

たしか罰金を出して済んだようである。

(おやじはちっともおれをかわいがってくれなかった。)

おやじはちっともおれを可愛がってくれなかった。

(はははあにばかりひいきにしていた。)

母は兄ばかり贔屓にしていた。

(このあにはやにいろがしろくって、しばいのまねをしておんながたになるのがすきだった。)

この兄はやに色が白くって、芝居の真似をして女形になるのが好きだった。

(おれをみるたびにこいつはどうせろくなものにはならないと、おやじがいった。)

おれを見る度にこいつはどうせ碌なものにはならないと、おやじが云った。

(らんぼうでらんぼうでいくさきがあんじられるとははがいった。)

乱暴で乱暴で行く先が案じられると母が云った。

(なるほどろくなものにはならない。ごらんのとおりのしまつである。)

なるほど碌なものにはならない。ご覧の通りの始末である。

(いくさきがあんじられたのもむりはない。)

行く先が案じられたのも無理はない。

など

(ただちょうえきにいかないでいきているばかりである。)

ただ懲役に行かないで生きているばかりである。

(ははがびょうきでしぬにさんにちまえだいどころでちゅうがえりをして)

母が病気で死ぬ二三日前台所で宙返りをして

(へっついのかどであばらぼねをうっておおいにいたかった。)

へっついの角で肋骨を撲って大いに痛かった。

(ははがたいそうおこって、おまえのようなもののかおはみたくないというから、)

母が大層怒って、お前のようなものの顔は見たくないと云うから、

(しんるいへとまりにいっていた。)

親類へ泊りに行っていた。

(するととうとうしんだというしらせがきた。)

するととうとう死んだと云う報知が来た。

(そうはやくしぬとはおもわなかった。)

そう早く死ぬとは思わなかった。

(そんなたいびょうなら、もうすこしおとなしくすればよかったとおもってかえってきた。)

そんな大病なら、もう少し大人しくすればよかったと思って帰って来た。

(そうしたられいのあにがおれをおやふこうだ、)

そうしたら例の兄がおれを親不孝だ、

(おれのために、おっかさんがはやくしんだんだといった。)

おれのために、おっかさんが早く死んだんだと云った。

(くやしかったから、あにのよこっつらをはってたいへんしかられた。)

口惜しかったから、兄の横っ面を張って大変叱られた。

(ははがしんでからは、おやじとあにとさんにんでくらしていた。)

母が死んでからは、おやじと兄と三人で暮していた。

(おやじはなんにもせぬおとこで、)

おやじは何にもせぬ男で、

(ひとのかおさえみればきさまはだめだだめだとくちぐせのようにいっていた。)

人の顔さえ見れば貴様は駄目だ駄目だと口癖のように云っていた。

(なにがだめなんだかいまにわからない。みょうなおやじがあったもんだ。)

何が駄目なんだか今に分らない。妙なおやじがあったもんだ。

(あにはじつぎょうかになるとかいってしきりにえいごをべんきょうしていた。)

兄は実業家になるとか云ってしきりに英語を勉強していた。

(がんらいおんなのようなしょうぶんで、ずるいから、なかがよくなかった。)

元来女のような性分で、ずるいから、仲がよくなかった。

(とうかにいっぺんぐらいのわりでけんかをしていた。)

十日に一遍ぐらいの割で喧嘩をしていた。

(あるときしょうぎをさしたらひきょうなまちごまをして、ひとがこまるとうれしそうにひやかした。)

ある時将棋をさしたら卑怯な待駒をして、人が困ると嬉しそうに冷やかした。

(あんまりはらがたったから、てにあったひしゃをみけんへたたきつけてやった。)

あんまり腹が立ったから、手に在った飛車を眉間へ擲きつけてやった。

(みけんがわれてしょうしょうちがでた。あにがおやじにいつけた。)

眉間が割れて少々血が出た。兄がおやじに言付けた。

(おやじがおれをかんどうするといいだした。)

おやじがおれを勘当すると言い出した。

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