魯迅 狂人日記⑦《終》

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(じゅうに そうぞうすることもできない。)

十二 想像することも出来ない。

(よんせんねんらい、ときどきひとをくうちほうがいまようやくわかった。)

四千年来、時々人を食う地方が今ようやくわかった。

(ながねんそのなかにまじっていたのだ。)

永年その中に交っていたのだ。

(あにきがかせいのきりもりしていたときにちょうどいもうとがしんだ。)

アニキが家政のキリモリしていた時にちょうど妹が死んだ。

(かれはそっとおかずのなかにまぜて、わたしどもにくわせたことがないともかぎらん。)

彼はそっとお菜の中に交ぜて、わたしどもに食わせた事がないとも限らん。

(わたしはしらぬままになにほどかいもうとのにくをくわないことがないともかぎらん。)

わたしは知らぬままに何ほどか妹の肉を食わない事がないとも限らん。

(げんざいいよいよおれのばんがきたんだ・・・よんせんねんかん、ひとくいのれきしがあるとは、)

現在いよいよ乃公の番が来たんだ・・・四千年間、人食いの歴史があるとは、

(はじめわたしはしらなかったが、いまわかった。しんのにんげんはみいだしがたい。)

初めわたしは知らなかったが、今わかった。真の人間は見出し難い。

(じゅうさん ひとをくわずにいるこどもは、あるいはあるかもしれない。)

十三 人を食わずにいる子供は、あるいはあるかもしれない。

(すくえよすくえ。こども・・・(せんきゅうひゃくじゅうはちねんしがつ))

救えよ救え。子供・・・(一九一八年四月)

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