第60回 スピード検定試験2
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | モロ | 6617 | S+ | 6.8 | 97.1% | 476.8 | 3249 | 94 | 58 | 2024/11/14 |
2 | undine | 6527 | S+ | 6.8 | 95.3% | 467.1 | 3207 | 158 | 58 | 2024/11/03 |
3 | ももも | 6493 | S | 6.9 | 94.2% | 472.5 | 3267 | 199 | 58 | 2024/09/27 |
4 | 茶々 | 5518 | A | 5.8 | 94.9% | 575.2 | 3352 | 178 | 58 | 2024/10/24 |
5 | newton | 5424 | B++ | 5.6 | 95.5% | 574.2 | 3266 | 151 | 58 | 2024/11/13 |
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問題文
(ながくつづいたえどじだいがおわろうとするころに、)
長く続いた江戸時代が終わろうとする頃に、
(ろんどんではあたらしいこうつうきかんがたんじょうしました。)
ロンドンでは新しい交通機関が誕生しました。
(とうじのいぎりすは、だいえいていこくとしてさいせいきをむかえ、)
当時のイギリスは、大英帝国として最盛期を迎え、
(けいざいがはってんしてじんこうもきゅうぞうしていました。)
経済が発展して人口も急増していました。
(このじだい、としでのいどうはもっぱらとほかばしゃでしたが、)
この時代、都市での移動はもっぱら徒歩か馬車でしたが、
(しがいちはみちがせまかったため、きゅうなこうつうりょうのぞうかにたいおうできず、)
市街地は道が狭かったため、急な交通量の増加に対応できず、
(つねにじゅうたいがはっせいしていたそうです。)
常に渋滞が発生していたそうです。
(そこでこのもんだいをかいけつするためにけんせつされたのがちかてつです。)
そこでこの問題を解決するために建設されたのが地下鉄です。
(15ふんかんかくでうんこうされていたため、えきにいけばすぐにのることができ、)
15分間隔で運行されていたため、駅に行けばすぐに乗ることができ、
(じゅうたいなしでいどうできるとあって、)
渋滞なしで移動できるとあって、
(しょにちにはなんと3まんにんいじょうのじょうきゃくであふれかえったそうです。)
初日にはなんと3万人以上の乗客で溢れかえったそうです。
(ただ、とうじはまだしゃりょうがじょうききかんしゃでした。)
ただ、当時はまだ車両が蒸気機関車でした。
(そのため、けむりがとんねるないにこもるのをふせぐために)
そのため、煙がトンネル内にこもるのを防ぐために
(ちじょうにつながるおおきなつうきこうをもうけてけむりをそとにのがしていました。)
地上に繋がる大きな通気口を設けて煙を外に逃していました。
(また、えきにはぬのせいのけむりよけもついていましたが、)
また、駅には布製の煙よけも付いていましたが、
(おもったほどのこうかはえられず、)
思ったほどの効果は得られず、
(じょうきゃくはぬらしたはんかちをかかせなかったといいます。)
乗客は濡らしたハンカチを欠かせなかったといいます。
(そのあと、ちかてつがでんかされるのは40ねんほどたってからのことです。)
その後、地下鉄が電化されるのは40年ほど経ってからのことです。
(にほんではじめてほんかくてきなちかてつがかいぎょうしたのは、1927ねんのことでした。)
日本で初めて本格的な地下鉄が開業したのは、1927年のことでした。
(とうきょうのあさくさとうえののあいだをはしるもので、)
東京の浅草と上野の間を走るもので、
(しょにちのりようきゃくは、ごぜんちゅうだけで4まんにんにたっしたそうです。)
初日の利用客は、午前中だけで4万人に達したそうです。
(しょうがつには、はつもうできゃくなどであふれかえり、)
正月には、初詣客などで溢れかえり、
(3ぷんかんかくでうんこうしてものれないひとがいたというきろくがあります。)
3分間隔で運行しても乗れない人がいたという記録があります。
(そのご、1933ねんにわがくにはつのこうえいちかてつがおおさかでかいぎょうしました。)
その後、1933年に我が国初の公営地下鉄が大阪で開業しました。
(げんざいでもひつようふかけつなこうつういんふらとしてりようされています。)
現在でも必要不可欠な交通インフラとして利用されています。
(ぜんこくのしゅようとしにあり、しみんのじゅうようなあしとなっているのです。)
全国の主要都市にあり、市民の重要な足となっているのです。
(さて、ちかてつをつくるためには、ちかにながいとんねるをほらなければなりません。)
さて、地下鉄を作るためには、地下に長いトンネルを掘らなければなりません。
(いまではおもにふたつのこうほうによっておこなわれています。)
今では主に二つの工法によって行われています。
(そのひとつが、じめんのつちをほりかえし、ろせんをけんせつしたあとにうめなおすかいさくこうほうです。)
その一つが、地面の土を掘り返し、路線を建設した後に埋め直す開削工法です。
(りょうがわにそっててつのくいをうちこみ、)
両側に沿って鉄の杭を打ち込み、
(そのうえにてっぱんをしいてろめんこうつうにししょうがないようにしたあと、)
その上に鉄板を敷いて路面交通に支障がないようにした後、
(ちじょうからほりすすめるといいます。)
地上から掘り進めるといいます。
(ひようがやすくてこうきがみじかいのがとくちょうで、)
費用が安くて工期が短いのが特徴で、
(1980ねんだいまではせかいかくちのちかこうぞうぶつのけんせつにかかせないものでした。)
1980年代までは世界各地の地下構造物の建設に欠かせないものでした。
(しかし、じめんからふかいばしょやちじょうにたてものやかせんなどがあるばあいには、)
しかし、地面から深い場所や地上に建物や河川などがある場合には、
(これをしようすることができません。)
これを使用することができません。
(さらに、ちかにたいりょうのまいぞうぶんかざいをかかえているとしでは、)
さらに、地下に大量の埋蔵文化財を抱えている都市では、
(これによるこうじのまえにはっくつちょうさをしなければならないため、)
これによる工事の前に発掘調査をしなければならないため、
(そのぶんのけいひとじかんがひつようになります。)
その分の経費と時間が必要になります。
(また、どうろじょうをほりかえすためこうつうのしょうがいになるといったもんだいもあります。)
また、道路上を掘り返すため交通の障害になるといった問題もあります。
(そこでとうじょうしたのが、しーるどましんとよばれるつつじょうのきかいで、)
そこで登場したのが、シールドマシンと呼ばれる筒状の機械で、
(もぐらのようにゆっくりとつちのなかをほっていくこうほうです。)
モグラのようにゆっくりと土の中を掘っていく工法です。
(このほうほうのすぐれたてんは、とんねるをつくりながらすすんでいけるところです。)
この方法の優れた点は、トンネルを作りながら進んでいけるところです。
(まず、ちかてつのふかさまですいちょくにあなをほり、こうじのためのきちをつくります。)
まず、地下鉄の深さまで垂直に穴を掘り、工事のための基地を作ります。
(ここに、しーるどましんのぶひんをはこびいれてくみたてます。)
ここに、シールドマシンの部品を運び入れて組み立てます。
(きかいのぜんめんにはかたいはがたくさんついたえんばんがあり、)
機械の前面には硬い刃がたくさんついた円盤があり、
(それでつちのなかをゆっくりとほりすすめていきます。)
それで土の中をゆっくりと掘り進めていきます。
(そして、そのぶぶんがくずれてこないように)
そして、その部分が崩れてこないように
(ましんないぶでとんねるのがいへきとなるぶろっくをくみたてていくそうです。)
マシン内部でトンネルの外壁となるブロックを組み立てていくそうです。
(このこうほうは、つちをうめなおすめんどうもなく、)
この工法は、土を埋め直す面倒もなく、
(ちじょうにびるやみんかがあったとしてもふかくほることがかのうだといいます。)
地上にビルや民家があったとしても深く掘ることが可能だといいます。
(しかし、じめんからあさいばしょでちじょうのどうろこうつうにはいりょするひつようがないばあいや)
しかし、地面から浅い場所で地上の道路交通に配慮する必要がない場合や
(めんせきがこうだいであるえきしゃはかいさくこうほうがゆうりだといい、)
面積が広大である駅舎は開削工法が有利だといい、
(じょうきょうにおうじてどちらもりようされているそうです。)
状況に応じてどちらも利用されているそうです。
(このようにしてかんせいしたとんねるをよこからみると、)
このようにして完成したトンネルを横から見ると、
(たいらではなく、まんなかがもっともふかくなるようにつくられています。)
平ではなく、真ん中が最も深くなるように作られています。
(こうすることで、えきからしゅっぱつしたでんしゃはくだりざかですぴーどをだすことができ、)
こうすることで、駅から出発した電車は下り坂でスピードを出すことができ、
(つぎのえきにはいるところではのぼりざかでげんそくしやすくなるそうです。)
次の駅に入るところでは上り坂で減速しやすくなるそうです。