おとぎ話をもう一度

(がいろじゅもうたうあめあがりごご５じのめろでぃはかわらぬまま)

街路樹も歌う雨上がり午後5時のメロディは変わらぬまま

(でもときをもどしてさあのまちにすこしかえりたくなるよ)

でも時を戻してさあの街に少し帰りたくなるよ

(ひきだしのなかはたいむましんかぞえきれないひびがあるきだせば)

引き出しの中はタイムマシン数えきれない日々が歩き出せば

(わすれかけてたそのやさしさにむねがつまりそうになるよ)

忘れかけてたその優しさに胸が詰まりそうになるよ

(としょしつのすみねころびひのとりよんでいたほうかごは)

図書室の隅寝転び火の鳥読んでいた放課後は

(どんなまほうもじゅもんもわざっぷもうたがわずいられたのに)

どんな魔法も呪文もワザップも疑わずいられたのに

(おとぎばなしやりそうきょうのたぐいをだれがふぃくしょんだなんていったんだい)

おとぎ話や理想郷の類を誰がフィクションだなんて言ったんだい

(ゆにこーんだらけのほしだってあるよいろめがねとっぱらってわんもあたいむ)

ユニコーンだらけの星だってあるよ色眼鏡取っ払ってワンモアタイム

(がしつのよすぎるこんなじだいじゃゆめもろまんすもかりものみたいだ)

画質の良すぎるこんな時代じゃ夢もロマンスも借り物みたいだ

(りろんぶそうとるさんちまんろんｄａｄｏｏｒｏｎｒｏｎすててうまれかわろう)

理論武装とルサンチマン論dadooronron棄てて生まれ変わろう

(ちきゅうのそとはみちなるぐらびてぃしったきになってちゃもったいないくらい)

地球の外は未知なるグラビティ知った気になってちゃ勿体ないくらい

(とぅってぃふるってぃでいっぱいのうみだってあるよ)

トゥッティフルッティで一杯の海だってあるよ

(ゆめのなかだけでも)

夢の中だけでも

(おとぎばなしやりそうきょうのたぐいをだれがふぃくしょんだなんていったんだい)

おとぎ話や理想郷の類を誰がフィクションだなんて言ったんだい

(きゃらめるぽっぷこーんのあめだってふるよ)

キャラメルポップコーンの雨だって降るよ

(いろめがねとっぱらってわんもあたいむ)

色眼鏡取っ払ってワンモアタイム