「償い」 さだまさし
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | A.N | 7048 | 王 | 7.1 | 98.0% | 214.8 | 1544 | 30 | 36 | 2024/10/23 |
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歌詞(問題文)
(げつまつになるとゆうちゃんはうすいきゅうりょうぶくろのふうもきらずに)
月末になると ゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに
(かならずよこちょうのかどにあるゆうびんきょくへとびこんでゆくのだった)
必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった
(なかまはそんなかれをみてみんなちょきんがしゅみのしみったれたやつだと)
仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと
(のんだいきおいであざわらってもゆうちゃんはにこにこわらうばかり)
飲んだ勢いで嘲笑っても ゆうちゃんはニコニコ笑うばかり
(ぼくだけがしっているのだかれはここへくるまえにたったいちどだけ)
僕だけが知っているのだ 彼はここへ来る前にたった一度だけ
(たったいちどだけかなしいあやまちをおかしてしまったのだ)
たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ
(はいたつがえりのあめのよるおうだんほどうのひとかげに)
配達帰りの雨の夜 横断歩道の人影に
(ぶれーきがまにあわなかったかれはそのひとてもつかれてた)
ブレーキが間にあわなかった 彼はその日とても疲れてた
(ひとごろしあんたをゆるさないとかれをののしった)
人殺し あんたを許さないと 彼をののしった
(ひがいしゃのおくさんのなみだのあしもとで)
被害者の奥さんの涙の足元で
(かれはひたすらおおごえでなきながら)
彼はひたすら大声で泣き乍ら
(ただあたまをゆかにこすりつけるだけだった)
ただ頭を床にこすりつけるだけだった
(それからかれはひとがかわったなにもかも)
それから彼は人が変わった 何もかも
(わすれてはたらいてはたらいて)
忘れて 働いて 働いて
(つぐないきれるはずもないがせめてもと)
償いきれるはずもないが せめてもと
(まいつきあのひとにしおくりをしている)
毎月あの人に仕送りをしている
(きょうゆうちゃんがぼくのへやへなきながらはしりこんできた)
今日ゆうちゃんが僕の部屋へ 泣き乍ら走り込んで来た
(しゃくりあげながらかれはいっつうのてがみをだきしめていた)
しゃくりあげ乍ら 彼は一通の手紙を抱きしめていた
(それはじけんからかぞえてようやくしちねんめにはじめて)
それは事件から数えてようやく七年目に初めて
(あのおくさんからはじめてかれあてにとどいたたより)
あの奥さんから初めて彼宛に届いた便り
(「ありがとうあなたのやさしいきもちはとてもよくわかりました)
「ありがとう あなたの優しい気持ちは とてもよくわかりました
(だからどうぞそうきんはやめてくださいあなたのもじをみるたびに)
だから どうぞ送金はやめて下さい あなたの文字を見る度に
(しゅじんをおもいだしてつらいのですあなたのきもちはわかるけど)
主人を思い出して辛いのです あなたの気持ちはわかるけど
(それよりどうかもうあなたごじしんのじんせいをもとにもどしてあげてほしい」)
それよりどうかもう あなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」
(てがみのなかみはどうでもよかったそれよりも)
手紙の中身はどうでもよかった それよりも
(つぐないきれるはずもないあのひとから)
償いきれるはずもない あの人から
(へんじがきたのがありがたくてありがたくて)
返事が来たのが ありがたくて ありがたくて
(ありがたくてありがたくてありがたくて)
ありがたくて ありがたくて ありがたくて
(かみさまっておもわずぼくはさけんでいた)
神様って 思わず僕は叫んでいた
(かれはゆるされたとおもっていいのですか)
彼は許されたと思っていいのですか
(らいげつもゆうびんきょくへかようはずの)
来月も郵便局へ通うはずの
(やさしいひとをゆるしてくれてありがとう)
やさしい人を許してくれて ありがとう
(にんげんってかなしいねだってみんなやさしい)
人間って哀しいね だってみんなやさしい
(それがきずつけあってかばいあって)
それが傷つけあって かばいあって
(なんだかもらいなきのなみだがとまらなくて)
何だかもらい泣きの涙が とまらなくて
(とまらなくてとまらなくてとまらなくて)
とまらなくて とまらなくて とまらなくて