黒死館事件82

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小栗虫太郎の作品です。
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問題文

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(おおあめのよる それは、ぼこうからさまよいでたあらゆるこんせきを)

大雨の夜――それは、墓宕から彷徨い出たあらゆる痕跡を

(けしてしまうであろう。そして、もしさんてつがせいぞんしているならば、じけんを)

消してしまうであろう。そして、もし算哲が生存しているならば、事件を

(めいもうとさせている、ふかしぎてんとうのぜんぶを、そのままげんじつじっしょうのせかいに)

迷濛とさせている、不可思議転倒の全部を、そのまま現実実証の世界に

(うつすことができるのだ。くましろはこうふんしたように、そぼうなさけびごえをたてた。)

移すことが出来るのだ。熊城は昂奮したように、粗暴な叫び声を立てた。

(なんでも、やれることはぜんぶやってみるんだ。さあのりみずくん、れいじょうがあろうと)

「何でも、やれることは全部やって見るんだ。サア法水君、令状があろうと

(なかろうと、こんどはさんてつのぼこうをはっくつするんだ いや、まだまだ、そうさの)

なかろうと、今度は算哲の墓宕を発掘するんだ」「いや、まだまだ、捜査の

(おーそどきしいをうたがうには、はやいとおもうね とのりみずはどうしたものか、うかぬかおをして)

正統性を疑うには、早いと思うね」と法水はどうしたものか、浮かぬ顔をして

(いいよどんだ。だって、かんがえてみたまえ。いましずこは、それをしっているのが、)

云い淀んだ。「だって、考えて見給え。いま鎮子は、それを知っているのが、

(じぶんとおしがねはかせだけだといったっけね。そうすると、しらないはずのれヴぇずが)

自分と押鐘博士だけだと云ったっけね。そうすると、知らないはずのレヴェズが

(どうしてさんてついがいのじんぶつににじをむけて、しかも、あんなすばらしいこうかを)

どうして算哲以外の人物に虹を向けて、しかも、あんな素晴らしい効果を

(あげたのだろう にじ!?けんじはいまいましそうにつぶやいた。ねえのりみずくん、さんてつの)

挙げたのだろう」「虹!?」検事は忌々しそうに呟いた。「ねえ法水君、算哲の

(しんぞういへんをはっけんしたきみを、ぼくはあだむすともるヴぇりえとも)

心臓異変を発見した君を、僕はアダムスともルヴェリエとも

(おもっているくらいだよ。ねえ、そうじゃないか。このじけんでは、さんてつが)

思っているくらいだよ。ねえ、そうじゃないか。この事件では、算哲が

(かいおうせいなんだぜ。だいいちあのほしは、てんくうにしゅじゅふごうりなものをまきちらして、)

海王星なんだぜ。第一あの星は、天空に種々不合理なものを撒きちらして、

(そうしたあとにはっけんされたのだからね じょうだんじゃない。どうしてあのにじが、)

そうした後に発見されたのだからね」「冗談じゃない。どうしてあの虹が、

(そんながいぜんせいにとぼしいものなもんか。ぐうぜんか・・・・・・それとも、れヴぇずの)

そんな蓋然性に乏しいものなもんか。偶然か……それとも、レヴェズの

(うるわしいいまーじゅだ。ことばをかえていえば、あのおとこのけだかいこてんごがくせいしんなんだよ)

美わしい夢想だ。言を換えて云えば、あの男の気高い古典語学精神なんだよ」

(とあいかわらずのりみずは、ききょうにたやしたことばをろうするのだった。ところではぜくらくん、)

と相変らず法水は、奇矯に絶した言を弄するのだった。「ところで支倉君、

(うぉーたー・さーぷらいずのふみいしのうえには、れヴぇずのあしあとがのこっていたっけね。それをまず、)

驚駭噴泉の踏み石の上には、レヴェズの足跡が残っていたっけね。それをまず、

(いんぶんとしてかいしゃくするひつようがあるのだよ。さいしょはよっつのふみいしのなかで、ほんかんに)

韻文として解釈する必要があるのだよ。最初は四つの踏み石の中で、本館に

など

(そうたひとつをふんでいる。それから、つぎにそのむこうがわのひとつを、そして、さいごが)

沿うた一つを踏んでいる。それから、次にその向う側の一つを、そして、最後が

(さゆうとなっておわっている。けれども、そのじゅんかんにあるさいおうのいぎというのは、)

左右となって終っている。けれども、その循環にある最奥の意義と云うのは、

(ぼくらがみすごしていたごかいめのひとふみにあったのだ。それが、さいしょふんだほんかんに)

僕等が看過していた五回目の一踏みにあったのだ。それが、最初踏んだ本館に

(そうているだいいちのいしで、つまりれヴぇずは、いちじゅんしてからもとのきてんにもどったので)

沿うている第一の石で、つまりレヴェズは、一巡してから旧の基点に戻ったので

(さいしょふんだいしをにどふんだことになるのだよ しかし、けっきょくそれが、)

最初踏んだ石を二度踏んだことになるのだよ」「しかし、結局それが、

(どういうげんしょうをおこしたのだね?つまり、ぼくらにはのぶこのありばいを)

どういう現象を起したのだね?」「つまり、僕等には伸子の不在証明を

(みとめさせた、また、げんしょうてきにいうと、それが、じょうくうへあがったしぶきにたいりゅうを)

認めさせた、また、現象的に云うと、それが、上空へ上った飛沫に対流を

(おこさせたのだよ。なぜなら、1から4までのじゅんじょをかんがえると、いちばんさいごにあがった)

起させたのだよ。何故なら、1から4までの順序を考えると、一番最後に上った

(しぶきのみぎがわがもっともたかく、つづいてそれいかのじゅんじょどおりに、ほぼぎもんふのかたちを)

飛沫の右側が最も高く、続いてそれ以下の順序どおりに、ほぼ疑問符の形を

(なしてひくくなってゆくだろう。そこへ、ごかいめのしぶきがあがったのだから、)

なして低くなってゆくだろう。そこへ、五回目の飛沫が上ったのだから、

(そのきどうにあおられて、それまでおちかかっていたよっつのしぶきが、ふたたび)

その気動に煽られて、それまで落ちかかっていた四つの飛沫が、再び

(そのかたちのままでじょうしょうしてゆくだろう。すると、とうぜんさいごのしぶきとのあいだにたいりゅうの)

その形のままで上昇してゆくだろう。すると、当然最後の飛沫との間に対流の

(かんけいがおこらねばならない。それが、あのびどうもしないくうきのなかで、ごかいめの)

関係が起らねばならない。それが、あの微動もしない空気の中で、五回目の

(しぶきをふわふわうごかしていったのだ。つまり、その1から4までのもの)

飛沫をふわふわ動かしていったのだ。つまり、その1から4までのもの

(というのは、さいごにあがったもうきをあるいってんにおくりこむ くわしくいえば、それに)

と云うのは、最後に上った濛気をある一点に送り込む――詳しく云えば、それに

(ひとつのほうこうをけっていするためにひつようだったのだよ なるほど、それがにじを)

一つの方向を決定するために必要だったのだよ」「なるほど、それが虹を

(はっせいさせたもうきか けんじはつめをかみながらうなずいた。いかにもそのいちじで、)

発生させた濛気か」検事は爪を噛みながら頷いた。「いかにもその一事で、

(のぶこのありばいがうらがきされるだろう。あのおんなは、いようなきたいがまどのなかへ)

伸子の不在証明が裏書されるだろう。あの女は、異様な気体が窓の中へ

(はいりこんでゆくのをみた といったからね ところがはぜくらくん、)

入り込んでゆくのを見た――と云ったからね」「ところが支倉君、

(そのばしょというのは、まどがあいているぶぶんではないのだよ。あのとうじさんを)

その場所というのは、窓が開いている部分ではないのだよ。あの当時棧を

(すいへいにしたままで、よろいどがはんびらきになっていたのをしってるだろう。つまり、)

水平にしたままで、鎧扉が半開きになっていたのを知ってるだろう。つまり、

(ふんせんのもうきは、そのさんのすきまからはいりこんでいったのだ とのりみずはきちょうめんに)

噴泉の濛気は、その棧の隙間から入り込んでいったのだ」と法水は几帳面に

(いいなおしたが、つづいてかれは、そのにじにわざわいされたゆいいつのじんぶつをしてきした。)

云い直したが、続いて彼は、その虹に禍いされた唯一の人物を指摘した。

(それでないと、ああいうきょうさいなしきさいのにじが、けっして)

「それでないと、ああいう強彩な色彩の虹が、けっして

(あらわれっこないのだからね。なぜなら、くうきちゅうのもうきをちゅうしんにしょうじたのではなく)

現われっこないのだからね。何故なら、空気中の濛気を中心に生じたのではなく

(さんのうえにたまったろてきがいんではっしたからなんだ。つまり、もんだいは、なないろのはいけいを)

棧の上に溜った露滴が因で発したからなんだ。つまり、問題は、七色の背景を

(なすものにあったわけだが、・・・・・・しかし、よりいじょうのじょうけんというのが、そのにじを)

なすものにあった訳だが、……しかし、より以上の条件というのが、その虹を

(みるかくどにあったのだ。ことばをかえていえば、かじゅつどがおちていた つまり、)

見る角度にあったのだ。言葉を換えて云えば、火術弩が落ちていた――つまり、

(とうじはんにんがいたいちのことなんだよ。しかも、あのせきがんのだいじょゆうが・・・・・・)

当時犯人がいた位置のことなんだよ。しかも、あの隻眼の大女優が……」

(なに、おしがねつたこ!?くましろはどをうしなってさけんだ。うん、にじのりょうあしのところには)

「なに、押鐘津多子!?」熊城は度を失って叫んだ。「うん、虹の両脚の所には

(おうごんのつぼがあるというがね。おそらく、あのにじだけはとらえることができるだろう。)

黄金の壺があると云うがね。恐らく、あの虹だけは捉えることが出来るだろう。

(なぜならくましろくん、だいたいにじには、しはんけいやくよんじゅうにどのところで、まずあかいろが)

何故なら熊城君、だいたい虹には、視半径約四十二度の所で、まず赤色が

(あらわれる。もちろんそのいちというのが、ちょうどかじゅつどのおちていたばしょに)

現われる。勿論その位置というのが、ちょうど火術弩の落ちていた場所に

(そうとうするのだ。また、そのあかいろをくりヴぉふふじんのあかげにたいしょうするとなると、)

相当するのだ。また、その赤色をクリヴォフ夫人の赤毛に対称するとなると、

(いかにもねらいをくるわせるような、きょうれつなはれーしょんがそうぞうされてくる。けれども、)

いかにも標準を狂わせるような、強烈な眩耀が想像されてくる。けれども、

(きんきょりでみるにじはふたつにわれていて、しかも、そのいろはしろちゃけてよわよわしい)

近距離で見る虹は二つに割れていて、しかも、その色は白ちゃけて弱々しい」

(とのりみずはいったんくちをとじたが、みるみるとくいげなうすわらいがうかんできていった。)

と法水はいったん口を閉じたが、みるみる得意気な薄笑が泛んできて云った。

(ところがくましろくん、おしがねつたこだけには、けっしてそうではないのだよ。)

「ところが熊城君、押鐘津多子だけには、けっしてそうではないのだよ。

(なぜかというのに、かためでみるにじはひとつしかないからだ。それに、めいあんのどが)

何故かと云うのに、片眼で見る虹は一つしかないからだ。それに、明暗の度が

(つよいためにしきさいがせんれつでそばにあるどうしょくのものとのはんべつが、)

強いために色彩が鮮烈で側にある同色のものとの判別が、

(ぜんぜんつかなくなってしまうのだよ。ああ、あのわんだー・ふぉーげる それは、まず)

全然つかなくなってしまうのだよ。ああ、あの渡り鳥――それは、まず

(れヴぇずのこいぶみとなって、まどからとびこんできた。そして、それがぐうぜん)

レヴェズの恋文となって、窓から飛び込んできた。そして、それが偶然

(くりヴぉふふじんのあかげのくびをつつんで、さてそれによってひょうてきをいそんずるような)

クリヴォフ夫人の赤毛の頸を包んで、さてそれによって標的を射損ずるような

(けっかんのあるものといえば、つたこをさておいて、ほかにはないのだよ)

欠陥のあるものと云えば、津多子をさておいて、他にはないのだよ」

(なるほど。しかし、きみはいま、にじのことをれヴぇずのこいぶみといったね?)

「なるほど。しかし、君はいま、虹のことをレヴェズの恋文と云ったね?」

(けんじがききとがめて、じぶんのみみをうたがうようなおももちでたずねたが、それにのりみずは)

検事が聴き咎めて、自分の耳を疑うような面持で訊ねたが、それに法水は

(がいたんするようなたいどで、かれとくゆうのしんりぶんせきをのべた。ああ、はぜくらくん、きみは)

慨嘆するような態度で、彼特有の心理分析を述べた。「ああ、支倉君、君は

(このじけんのくらいいちめんしかしらないのだ。なぜならきみは、あのあかげのくりヴぉふが)

この事件の暗い一面しか知らないのだ。何故なら君は、あの赤毛のクリヴォフが

(ちゅうづりになるちょくぜんに、のぶこがまどぎわにあらわれたのをわすれてしまったからだよ。)

宙吊りになる直前に、伸子が窓際に現われたのを忘れてしまったからだよ。

(だから、れヴぇずはそれをみてのぶこがぶぐしつにいるとおもい、それからふんせんのそばで)

だから、レヴェズはそれを見て伸子が武具室にいると思い、それから噴泉の側で

(あのおとこのりそうのばらをうたったのだよ。ところできみは、そろもんのがか の)

あの男の理想の薔薇を詠ったのだよ。ところで君は、『ソロモンの雅歌』の

(さいしゅうのしょうくをしっているかね。わがあいするものよ、こういそぎはしれ。)

最終の章句を知っているかね。吾が愛するものよ、請う急ぎ走れ。

(こうばしきやまやまのうえにかかりて、しかのごとく、こじかのごとくあれ と。)

香ばしき山々の上にかかりて、鹿のごとく、小鹿のごとくあれ――と。

(あのかみにたいするしょうけいをせつせつたるれんじょうちゅうにふくめている まさにせかいさいだいの)

あの神に対する憧憬を切々たる恋情中に含めている――まさに世界最大の

(れんあいぶんしょうだが、それには、あいするもののこころを、にじになぞらえてうたっているのだ。)

恋愛文章だが、それには、愛する者の心を、虹になぞらえて詠っているのだ。

(あのなないろ それはぼーどれーるによれば、ねったいてきなきょうねつてきなうつくしさとなり、)

あの七色――それはボードレールによれば、熱帯的な狂熱的な美しさとなり、

(またちゃいるどがうたうと、それから、かとりしずむのそうちょうなたましいのねつぼうが)

またチャイルドが詠うと、それから、旧教主義の荘重な魂の熱望が

(うまれてくるのだ。また、そのほうぶつせんをきんせいのしんりぶんせきがくしゃどもは、とぼかんで)

生れてくるのだ。また、その抛物線を近世の心理分析学者どもは、滑斜橇で

(しゃめんをかっそうしてゆくときのしんりにぎしている。そして、にじをれんあいしんりの)

斜面を滑走してゆく時の心理に擬している。そして、虹を恋愛心理の

(ひょうしょうにしているのだよ。ねえはぜくらくん、あのなないろは、せいみょうなしきさいがかの)

表象にしているのだよ。ねえ支倉君、あの七色は、精妙な色彩画家の

(ぱれっとじゃないか。また、ぴあののきいのひとつひとつにもそうとうするのだ。そして、)

パレットじゃないか。また、ピアノの鍵の一つ一つにも相当するのだ。そして、

(にじのほうぶつせんは、そのころりーでもあり、せんりつほう、たいいほうでもあるのだ。なぜなら、)

虹の抛物線は、その色彩法でもあり、旋律法、対位法でもあるのだ。何故なら、

(うごいてゆくにじは、しはんけいにどずつのさで、そのしやにはいってくるいろを)

動いてゆく虹は、視半径二度ずつの差で、その視野に入ってくる色を

(かえてゆくからだよ。つまり、れヴぇずは、いんぶんのこいぶみを、にじになぞらえてのぶこに)

変えてゆくからだよ。つまり、レヴェズは、韻文の恋文を、虹に擬えて伸子に

(おくったのだ それによると、さいしょのうちのりみずは、れヴぇずがにじをつくったことを、)

送ったのだ」それによると、最初のうち法水は、レヴェズが虹を作ったことを、

(ほかのなにものかをかばおうとするきしてきこういとみなしていたらしかったが、さらにふかく)

他の何者かを庇おうとする騎士的行為と見做していたらしかったが、さらに深く

(てっけつしていって、ついにそれがれんあいしんりにきのうされてしまうと、ひつぜんはんにんが)

剔抉していって、ついにそれが恋愛心理に帰納されてしまうと、必然犯人が

(くりヴぉふふじんをいそんじたことを、ぐうぜんのできごとにきしてしまうより)

クリヴォフ夫人を射損じたことを、偶然の出来事に帰してしまうより

(ほかにないのだった。しかし、けんじとくましろには、そのいずれもがじっしょうてきなもので)

他にないのだった。しかし、検事と熊城には、そのいずれもが実証的なもので

(ないだけに、はんしんはんぎというよりも、なぜのりみずがにじなどというむそうてきなものに)

ないだけに、半信半疑と云うよりも、何故法水が虹などという夢想的なものに

(こだわっていて、かんじんのさんてつのぼこうはっくつをおこなわないのだろう と、それが)

こだわっていて、肝腎の算哲の墓宕発掘を行わないのだろう――と、それが

(なによりもどかしくおもわれるのだった。ことに、れヴぇずのれんあいしんりが、こうだんにいたって)

何より焦しく思われるのだった。ことに、レヴェズの恋愛心理が、後段に至って

(このじけんさいごのひげきをじゃっきしようなどとは、てんでおもいも)

この事件最後の悲劇を惹起しようなどとは、てんで思いも

(およばなかったことだろうし、また、のりみずがおしがねつたこをはんにんにぎしたことにも、)

及ばなかったことだろうし、また、法水が押鐘津多子を犯人に擬したことにも、

(それいがいにあるじゅうだいなあんじてきかんねんがひそんでいようなどとは、もちろんきづくよしも)

それ以外にある重大な暗示的観念が潜んでいようなどとは、勿論気づく由も

(なかったのである。こうして、いったんぜつぼうしされたじけんは、たんじかんのじんもんちゅうに)

なかったのである。こうして、いったん絶望視された事件は、短時間の訊問中に

(ふたたびあらたなきふくをくりかえしていったが、つづいて、げんしょうてきにきぼうのぜんぶが)

再び新たな起伏を繰り返していったが、続いて、現象的に希望の全部が

(かけられている、びはいんど・すていあす をちょうさすることになった)

かけられている、大階段の裏――を調査することになった――

(それがごじさんじゅっぷん。)

それが五時三十分。

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