白雪姫 5
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | HAKU | 7184 | 王 | 7.2 | 98.5% | 237.3 | 1730 | 25 | 47 | 2024/12/10 |
2 | baru | 4559 | C++ | 5.0 | 91.4% | 345.2 | 1736 | 162 | 47 | 2024/12/07 |
3 | m | 4550 | C++ | 4.9 | 92.4% | 349.4 | 1732 | 142 | 47 | 2024/11/21 |
4 | もっちゃん先生 | 4529 | C++ | 4.8 | 93.4% | 355.2 | 1731 | 122 | 47 | 2024/12/08 |
5 | みゆき | 2973 | E+ | 3.0 | 96.4% | 561.6 | 1733 | 63 | 47 | 2024/11/05 |
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問題文
(まいあさ、しちにんのこびとたちは、)
毎朝、七人のこびとたちは、
(「じゃあね、いってくるよ」)
「じゃあね、行ってくるよ」
(「るすばん、たのむよ」)
「留守番、頼むよ」
(「ぼくたちのちゅういを、わすれちゃいけないよ」)
「僕たちの注意を、忘れちゃいけないよ」
(といっては、しごとにでかけていきました。)
と言っては、仕事に出かけて行きました。
(「いってらっしゃあい」)
「いってらっしゃあい」
(しらゆきひめは、まどからてをふります。)
白雪姫は、窓から手を振ります。
(「よくきをつけておるすばんするわ。はやくかえってね」)
「よく気をつけてお留守番するわ。早く帰ってね」
(こびとたちもてをふります。)
こびとたちも手を振ります。
(さて、おしろのおきさきは、しらゆきひめはもういない)
さて、お城のお妃は、白雪姫はもういない
(こんどこそ、じぶんがくにいちばんのびじんだとおもってききました。)
今度こそ、自分が国一番の美人だと思って聞きました。
(「かがみよ、かがみよ。くにじゅうでいちばんきれいなのはだれですか?」)
「鏡よ、鏡よ。国中で一番きれいなのは誰ですか?」
(すると、かがみはこたえました。)
すると、鏡は答えました。
(「おきさきさま、あなたもおきれいです。)
「お妃さま、あなたもおきれいです。
(でも、もりのおくの、しちにんのこびとのいえにいるしらゆきひめは、)
でも、森のおくの、七人のこびとの家にいる白雪姫は、
(もっともっときれいです」)
もっともっときれいです」
(おきさきは、びっくりぎょうてん。)
お妃は、びっくりぎょうてん。
(おこって、てあたりしだい、ゆかにものをなげつけました。)
怒って、手あたり次第、床に物を投げつけました。
(ふしぎなかがみは、うそをつきません。)
不思議な鏡は、嘘をつきません。
(「しらゆきひめは、まだいきている。かりうどのやつ、わたしをだましたな」)
「白雪姫は、まだ生きている。狩人のやつ、私をだましたな」
(おきさきのまゆは、きっと、つりあがりました。)
お妃の眉は、きっと、つりあがりました。
(「ようし、なんとしてでも、あのこをいかしておくものか」)
「ようし、なんとしてでも、あの子を生かしておくものか」
(わるいおきさきは、いろいろとかんがえました。)
悪いお妃は、いろいろと考えました。
(そして、かおにえのぐをぬり、ものうりのおばあさんにばけて)
そして、顔に絵の具を塗り、物売りのおばあさんに化けて
(しちにんのこびとのいえにやってきました。)
七人のこびとの家にやってきました。
(とんとん、とんとん。)
とんとん、とんとん。
(とをたたきました。)
戸をたたきました。
(「どなた?」)
「どなた?」
(しらゆきひめが、まどからかおをだしました。)
白雪姫が、窓から顔を出しました。
(「おじょうちゃんににあう、きれいなしなものがいっぱいあるよ。)
「お嬢ちゃんに似合う、きれいな品物がいっぱいあるよ。
(ごらん、こんなきれいなひもを・・・」)
ごらん、こんなきれいな紐を・・・」
(おきさきは、なないろのきぬいとであんだひもを、いっぽんとりだして)
お妃は、七色の絹糸で編んだ紐を、一本取りだして
(しらゆきひめにみせました。)
白雪姫に見せました。
(「まあ、きれい!」)
「まあ、きれい!」
(しらゆきひめは、めをみはりました。)
白雪姫は、目を見張りました。
(おもわず、かんぬきをはずして、とをあけてしまいました。)
思わず、かんぬきをはずして、戸を開けてしまいました。
(おばあさんにばけたおきさきが、へやのなかへはいってきました。)
おばあさんに化けたお妃が、部屋の中へ入ってきました。
(「わたしがじょうずにひもをしめてあげよう。さあさあ、こっちをむいてごらん」)
「私が上手に紐をしめてあげよう。さあさあ、こっちを向いてごらん」
(しらゆきひめは、しんせつなおばあさんだとおもって)
白雪姫は、親切なおばあさんだと思って
(おきさきのいいなりになりました。)
お妃の言いなりになりました。
(おきさきは、ひめのからだにぐるりとひもをまわし、)
お妃は、姫の体にぐるりと紐をまわし、
(すばやく、ぐいぐいとしめつけました。)
すばやく、ぐいぐいと締めつけました。
(「あっ、くるしい、くるしいわ」)
「あっ、苦しい、苦しいわ」
(とうとう、しらゆきひめはいきができなくなって)
とうとう、白雪姫は息ができなくなって
(ばったりゆかにたおれました。)
ばったり床に倒れました。
(「これで、わたしがこのくにでいちばんのびじんだよ。いっひっひっひ」)
「これで、私がこの国で一番の美人だよ。いっひっひっひ」
(ときみわるくわらいながら、おきさきはいそいでこびとのいえをでていきました。)
と気味悪く笑いながら、お妃は急いでこびとの家を出て行きました。