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歌詞(問題文)
(ささいなことばのいっこたりなくておおくってまたへいこうせんをたどる)
些細な言葉の一個 足りなくて 多くって また平行線を辿る
(つきあかりにふくびるかぜ)
月明かりに吹くビル風
(つよいことばをえらんでちゃんときずがつくようにののしってからへやをでた)
強い言葉を選んで ちゃんと傷がつくように 罵ってから部屋を出た
(いつからだろう)
いつからだろう
(あなたのせなかがすこしちいさくみえた)
あなたの背中が少し小さく見えた
(つよいひとじゃなくてつよがりがじょうずなひと)
強い人じゃなくて 強がりが上手な人
(あれからもうどれほどときはながれただろう)
あれからもうどれほど時は流れただろう
(それなりのひびをたばねてむねはっていても)
それなりの日々を束ねて胸張っていても
(いろんなひとにであうたびかがみのようさ)
色んな人に出会うたび鏡のようさ
(ぼくのなにもかもがあなたをうつしている)
僕の何もかもがあなたを写している
(だれかにいわれるまえによぼうせんをはるようにじぶんがだめなんですという)
誰かに言われる前に 予防線を張るように 自分がダメなんですと言う
(きずつけられるくらいなら)
傷つけられるくらいなら
(つよいことばをえらんでちゃんといたいとこついてじぶんをさげすんでわらう)
強い言葉を選んで ちゃんと痛いとこ突いて 自分を蔑んで笑う
(ごまかせていたのに)
誤魔化せていたのに
(あなただけはいつもかなしそうにみていた)
あなただけはいつも悲しそうに見ていた
(ほうっておいてほしくてやさしいてふりはらった)
放っておいてほしくて 優しい手 振り払った
(そしてだれもいなくなればのぞみどおりと)
そして誰もいなくなれば望み通りと
(つきはなすためのことばをくちにするほど)
突き放すための言葉を口にするほど
(そばにいてほしいとなきさけぶこどものよう)
「そばにいてほしい」と泣き叫ぶ子供のよう
(ひとりきりでいきてきたようなかおしてても)
一人きりで生きてきたような顔してても
(あなたのせなかをおいかけてはしった)
あなたの背中を追いかけて走った
(やさしいひとだけどやさしさがへたなひと)
優しい人だけど 優しさが下手な人
(あれからもうどれほどときはながれただろう)
あれからもうどれほど時は流れただろう
(なんにもかわってないよぼくもこのまちも)
なんにも変わってないよ 僕もこの街も
(つよがりがじょうずなとこばかりにているよ)
強がりが上手なとこばかり似ているよ
(ただよわさをごまかすことはもうしないよ)
ただ弱さを誤魔化すことはもうしないよ
(ふきすさぶかぜにくじけそうになるけれど)
吹き荒ぶ風に挫けそうになるけれど
(わらいながらつよがりながらいきているよ)
笑いながら強がりながら生きているよ
(いろんなひとにであうたびかがみのようさ)
色んな人に出会うたび鏡のようさ
(ぼくのなにもかもがあなたをうつしている)
僕の何もかもがあなたを写している