リゼロ エキドナ長台詞 web版Part1
小説家になろう(web)版 第四章75『その人』
エキドナの長台詞 Part1
長すぎて上限に収まらなかったので、Part1と Part2に分けました。
Part2 https://typing.twi1.me/game/172050
アニメ版 https://typing.twi1.me/game/171955
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | すこん部 | 6812 | S++ | 7.3 | 92.8% | 699.9 | 5167 | 399 | 100 | 2024/10/07 |
2 | あずき | 5637 | A | 5.8 | 96.8% | 883.3 | 5148 | 168 | 100 | 2024/10/24 |
3 | 人 | 4405 | C+ | 4.6 | 95.4% | 1114.7 | 5157 | 246 | 100 | 2024/09/26 |
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問題文
(きみがもつとくせい、「しにもどり」はすさまじいけんのうだ。)
君が持つ特性、『死に戻り』はすさまじい権能だ。
(そのゆうようさが、きみはほんとうのいみでりかいできていない。)
その有用さが、君は本当の意味で理解できていない。
(じぶんののぞまないおわりをきょようしない、なんどでもやりなおす、)
自分の望まない終わりを許容しない、何度でもやり直す、
(みらいへなんどでもてをのばせる)
未来へ何度でも手を伸ばせるーー
(それは、たんきゅうしゃにとってきゅうきょくにちかいりそうだ。)
それは、探究者にとって究極に近い理想だ。
(だって、そうだろう?ほんらい、あるものごとへのけっかというものは、)
だって、そうだろう?本来、ある物事への結果というものは、
(ひとつのけっかがでてしまったらそこからうごかせないんだ。)
一つの結果が出てしまったらそこから動かせないんだ。
(けっかがでるまでのかていでならば、)
結果が出るまでの過程でならば、
(そのけっかがどうなるかについてのかせつはさまざまなものがたてられる。)
その結果がどうなるかについての仮説は様々なものが立てられる。
(こういったあぷろーちをすれば、あるいはこういうじょうけんにしてみれば、)
こういったアプローチをすれば、あるいはこういう条件にしてみれば、
(さまざまなかせつやけんしょうはかのうだ。)
様々な仮説や検証は可能だ。
(けれど、じっさいにそのけっかをだそうとじっけんにのぞむとなれば、)
けれど、実際にその結果を出そうと実験に臨むとなれば、
(けっかもためせるかせつもけんしょうも、ひとつにしゅうやくされざるをえない。)
結果も試せる仮説も検証も、一つに集約されざるを得ない。
(まったく、ほんとうのいみでまったくおなじじょうけんをつくりだすことはふかのうなんだ。)
まったく、本当の意味でまったく同じ条件を作り出すことは不可能なんだ。
(どんなにじょうけんをととのえたとしても、)
どんなに条件を整えたとしても、
(そのじてんとまったくおなじじょうけんはぜったいにつくりだせない。)
その時点とまったく同じ条件は絶対に作り出せない。
(あのとき、べつのやりかたをしていたらどんなけっかがでていたのか)
あのとき、別のやり方をしていたらどんな結果が出ていたのかーー
(それは、ぼくたちたんきゅうしゃにとってはけっしててをとどかせることのできない、)
それは、ボクたち探究者にとっては決して手を届かせることのできない、
(りそうのそのさきにあるむそうでしかない。)
理想のその先にある夢想でしかない。
(「せかいのきおく」をもつぼくには、そのこたえを「しる」しゅだんはたしかにあるさ、)
『世界の記憶』を持つボクには、その答えを『知る』手段は確かにあるさ、
(あるとも。あるけれど、それをつかうことを、もちいることをぼくはよしとしない。)
あるとも。あるけれど、それを使うことを、用いることをボクはよしとしない。
(ぼくは「しりたい」んであって、「しっていたい」わけじゃない。)
ボクは『知りたい』んであって、『知っていたい』わけじゃない。
(ひどくむじゅんをうむ、ぼくにとってはいむべきぶったいであるといえるね。)
ひどく矛盾を生む、ボクにとっては忌むべき物体であるといえるね。
(はなしがそれそうだからほんだいにもどすけれど・・・・・・)
話がそれそうだから本題に戻すけれど
(そう、そんなぼくたち、あるべきけっかをひとつのものとしかうけいれられない、)
そう、そんなボクたち、あるべき結果を一つのものとしか受け入れられない、
(かんそくしゅだんをひとつしかもたないぼくたちからすれば、きみというそんざいは、)
観測手段を一つしか持たないボクたちからすれば、君という存在は、
(そのけんのうはのどからてがでるほどほしいものなんだ。)
その権能は喉から手が出るほど欲しいものなんだ。
(「おなじじょうけん」で、「ちがうけんしょう」ができ、)
『同じ条件』で、『違う検証』ができ、
(「ほんらいのけっか」とは「べつのけっか」をみることができる、きゅうきょくてきなけんのう)
『本来の結果』とは『別の結果』を見ることができる、究極的な権能ーー
(これを、ほっさずにいられるだろうか。)
これを、欲さずにいられるだろうか。
(これをめのまえにして、あらゆることをためさずにいられるだろうか。)
これを目の前にして、あらゆることを試さずにいられるだろうか。
(もちろん、ぼくとしてもけっしてきみにそれをきょうようするつもりなんてない。)
もちろん、ボクとしても決して君にそれを強要するつもりなんてない。
(あくまで、きみはきみのもくてきのために、その「しにもどり」をおおいにりようするべきだ。)
あくまで、君は君の目的のために、その『死に戻り』を大いに利用するべきだ。
(ぼくもまた、きみがもとめるみらいへたどりつくためにさいぜんをつくそう。)
ボクもまた、君が求める未来へ辿り着くために最善を尽くそう。
(そして、そのかていでできるなら)
そして、その過程でできるなら
(ぼくじしんのこうきしんをみたすことにもおおいにこうけんしてもらいたい。)
ボク自身の好奇心を満たすことにも大いに貢献してもらいたい。
(これぐらいはのぞんでもばつはあたらないはずだ。きみはこたえをみられる。)
これぐらいは望んでも罰は当たらないはずだ。君は答えを見られる。
(ぼくはこうきしんをみたせる。たがいのりがいはいっちしている。)
ボクは好奇心を満たせる。互いの利害は一致している。
(ぼくだってこたえをしっているわけではないから、)
ボクだって答えを知っているわけではないから、
(わざとまちがったせんたくしにきみをゆうどうして、)
わざと間違った選択肢に君を誘導して、
(そのうえでむごたらしいけつまつをむかえるようなまねはできるはずもない。)
その上で惨たらしい結末を迎えるような真似はできるはずもない。
(ちょくめんするもんだいにたいして、)
直面する問題に対して、
(さいしょからただしいこたえをもたないといういみではぼくときみはあくまでたいとうだ。)
最初から正しい答えを持たないという意味ではボクと君はあくまで対等だ。
(ともにおなじもんだいになやみ、あがき、)
共に同じ問題に悩み、足掻き、
(こたえをだそうともがくといういみではただしくどうしであるというべきだろう。)
答えを出そうともがくという意味では正しく同志であるというべきだろう。
(そのことについてはぼくははじることなくはっきりとだんげんできる。)
そのことについてはボクは恥じることなくはっきりと断言できる。
(けんしょうするしゅだんがふえる、)
検証する手段が増える、
(といういみでぼくはきみをとてもこういてきにおもっているから、)
という意味でボクは君をとても好意的に思っているから、
(きみをむげにするようなまねはぜったいにしないとちかおう。)
君を無碍にするような真似は絶対にしないと誓おう。
(もちろん、こたえがでないもんだいにちょくめんして、ぼくのきょうりょくがあったとしても)
もちろん、答えが出ない問題に直面して、ボクの協力があったとしても
(かんたんにはのりこえられないじたいもとうぜんありえるだろう。)
簡単には乗り越えられない事態も当然あり得るだろう。
(ちしきのめんでちからをかすことができても、)
知識の面で力を貸すことができても、
(ぼくはけっしてげんじつにかんしょうできるわけではない。)
ボクは決して現実に干渉できるわけではない。
(たちはだかるしょうがいがにくたいてきな、ぶつりてきなちからをひつようとするもんだいだったばあい、)
立ちはだかる障害が肉体的な、物理的な力を必要とする問題だった場合、
(ぼくはきみのたすけになることはできない。)
ボクは君の助けになることはできない。
(いくどもいくども、あるいはすうひゃく、すうせんときみはこころとからだをくだかれるかもしれない。)
幾度も幾度も、あるいは数百、数千と君は心と体を砕かれるかもしれない。
(もしもそうなったとしても、)
もしもそうなったとしても、
(ぼくはきみのこころのけあをおこなっていきたいとほんしんからおもっている。)
ボクは君の心のケアを行っていきたいと本心から思っている。
(そこにはきみというゆうようなそんざいをうしないたくないというたんきゅうしんからなるかんじょうが)
そこには君という有用な存在を失いたくないという探究心からなる感情が
(いっぺんもまじらないとはだんげんできない。)
一片も混じらないとは断言できない。
(けれど、きみというそんざいをこのましくおもって、)
けれど、君という存在を好ましく思って、
(きみのちからになりたいとそうおもうきもちがあるのもほんとうなんだ。)
君の力になりたいとそう思う気持ちがあるのも本当なんだ。
(だからわるいようにはおもってもらいたくない。)
だから悪いようには思ってもらいたくない。
(くりかえしになってしまうが、)
繰り返しになってしまうが、
(ぼくはきみのもくてきにたいしてゆうようなそんざいだとむねをはれる。)
ボクは君の目的に対して有用な存在だと胸を張れる。
(そう、ぼくがぼくのこうきしんといったごうよくをみたすために、)
そう、ボクがボクの好奇心といった強欲を満たすために、
(きみのそんざいをあるいみではりようしようとかんがえるのとおなじように、)
君の存在をある意味では利用しようと考えるのと同じように、
(きみもまたぼくというそんざいをきみの)
君もまたボクという存在を君の
(「さいぜんのみらいへいたる」というもくてきのためにりようしたらいい。)
『最善の未来へ至る』という目的のために利用したらいい。
(そうやってつごうのいいおんなとして、きみにあつかわれるのもぼくとしてはほんもうだ。)
そうやって都合のいい女として、君に扱われるのもボクとしては本望だ。
(それできみがやるきになってくれるというのなら、)
それで君がやる気になってくれるというのなら、
(ぼくはよろこんでぼくというそんざいをささげよう。)
ボクは喜んでボクという存在を捧げよう。
(ひんそうなからだですでにししゃであるこのみを、)
貧相な体ですでに死者であるこの身を、
(きみがのぞんでくれるかはべつとしてだけどね。)
君が望んでくれるかは別としてだけどね。
(おっと、こんなことをいってはきみのおもいびとにわるいかな。)
おっと、こんなことを言っては君の思い人に悪いかな。
(きみのおもいびとぎんいろのはーふえるふ、そしてあおいかみのおにのしょうじょ。)
君の思い人ーー銀色のハーフエルフ、そして青い髪の鬼の少女。
(そうきみがかならずたすけだすと、まもってみせると、)
そう君が必ず助け出すと、守ってみせると、
(こころでちかいこうどうでしめしているしょうじょたちだ。)
心で誓い行動で示している少女たちだ。
(ふたりにたいして、そんなつよいかんじょうをいだくきみのこころのありようにたいする)
二人に対して、そんな強い感情を抱く君の心のありように対する
(ぼくのかんがえはこのばではのべないこととして、)
ボクの考えはこの場では述べないこととして、
(しかしじゅんすいにきみのまえにたちはだかるかべのたかさは)
しかし純粋に君の前に立ちはだかる壁の高さは
(そうぞうをぜっするものであるとだんげんしよう。)
想像を絶するものであると断言しよう。
(げんじょう、すでにわかっているしょうがいだけで)
現状、すでにわかっている障害だけで
(どれだけきみのてにおえないものがらんりつしていることか。)
どれだけ君の手に負えないものが乱立していることか。
(それらをひとりでのりこえようとするきみのかくごはたっとく、)
それらを一人で乗り越えようとする君の覚悟は貴く、
(そしてあまりにもひそうなものだ。)
そしてあまりにも悲愴なものだ。
(ぼくがそんなきみのみちすじのちからになりたい、)
ボクがそんな君の道筋の力になりたい、
(なれればとおもうきもちにもけっしていつわりはない。)
なれればと思う気持ちにも決して偽りはない。
(そして、きみはぼくのそんなきもちをりようするべきなんだ。)
そして、君はボクのそんな気持ちを利用するべきなんだ。
(きみは、きみがもちえるすべてを、きみがりようできるすべてをりようして、)
君は、君が持ちえる全てを、君が利用できる全てを利用して、
(それだけのことをしてきずなをむすんだひとびとをたすけなくてはならない。)
それだけのことをして絆を結んだ人々を助けなくてはならない。
(それがきみがきみじしんにちかったちかいで、ひつようなことであると)
それが君が君自身に誓った誓いで、必要なことであると
(くつうのみちのりのうえでわりきったしんねんじゃないか。だからぼくはきみにとう、)
苦痛の道のりの上で割り切った信念じゃないか。だからボクは君に問う、
(きみにかさねる、きみをおもおう。きみがじぶんのいのちをつかいすてて、)
君に重ねる、君を想おう。君が自分の命を使い捨てて、
(それであるいてきたみちのりのことはひにくにもついいま、)
それで歩いてきた道のりのことは皮肉にもつい今、
(だいにの「しれん」というかたちでしょうめいされた。)
第二の『試練』という形で証明された。
(あるいはあの「しれん」は、きみにこれまであるいてきたみちのりを)
あるいはあの『試練』は、君にこれまで歩いてきた道のりを
(りかいさせるためにあったんじゃないかとすらさっかくさせるほど、)
理解させるためにあったんじゃないかとすら錯覚させるほど、
(ひつようなものにすらおもえる。たしかにひつようのない、)
必要なものにすら思える。確かに必要のない、
(じかくすることでこころがすりへるたぐいのこうけいであったことはじじつだ。)
自覚することで心がすり減る類の光景であったことは事実だ。