リゼロ エキドナ長台詞 web版Part2
小説家になろう(web)版 第四章75『その人』
エキドナの長台詞 Part2
長すぎて上限に収まらなかったので、Part1と Part2に分けました。
Part1 https://typing.twi1.me/game/172049
アニメ版 https://typing.twi1.me/game/171955
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
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1 | レム最高 | 6332 | S | 6.9 | 91.9% | 693.3 | 4812 | 422 | 84 | 2024/11/09 |
2 | あずき | 5457 | B++ | 5.6 | 96.7% | 839.1 | 4738 | 159 | 84 | 2024/10/24 |
3 | もっちゃん先生 | 4902 | B | 5.1 | 94.9% | 927.3 | 4801 | 255 | 84 | 2024/10/25 |
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問題文
(でも、しらなかったじょうたいとしっているじょうたいならば、)
でも、知らなかった状態と知っている状態ならば、
(ぼくはどんなひげきてきなじじつであったとしてもこうしゃのほうをとうとくおもいたい。)
ボクはどんな悲劇的な事実であったとしても後者の方を尊く思いたい。
(きみはこれまで、そしてこれからも、)
君はこれまで、そしてこれからも、
(じぶんのいのちを「しにもどり」のたいかとしてさしだし、)
自分の命を『死に戻り』の対価として差し出し、
(そしてみらいをひきよせるひつようがあるんだ。)
そして未来を引き寄せる必要があるんだ。
(そのためにぎせいになるものが、せかいが、こういったかたちで)
そのために犠牲になるものが、世界が、こういった形で
(「あるのかもしれない」とこころにとめおくことはひつようなことだったんだ。)
『あるのかもしれない』と心に留め置くことは必要なことだったんだ。
(いずれ、じぶんのいのちをしはらうことになんらかんしょうをいだかなくなり、)
いずれ、自分の命を支払うことに何ら感傷を抱かなくなり、
(にんげんてきなかんじょうがきはくになって、)
人間的な感情が希薄になって、
(たいせつなひとたちの「し」にすらこころをうごかさなくなり、)
大切な人たちの『死』にすら心を動かさなくなり、
(むかんどうでむかんじょうでむきりょくなひびにしずみ、さいぜんのみらいへたどりついたとしても、)
無感動で無感情で無気力な日々に沈み、最善の未来へ辿り着いたとしても、
(そこにきみというそんざいがかけたじょうたいでたどりつくそんな、)
そこに君という存在が欠けた状態で辿り着くーーそんな、
(とろうかんだけがのこるみらいへたどりつかないためにも、ひつようなことだったんだ。)
徒労感だけが残る未来へ辿り着かないためにも、必要なことだったんだ。
(そう、せかいのすべてにむだなことなんてものはなく、)
そう、世界の全てに無駄なことなんてものはなく、
(すべてはひつようなみちゆき、ひつようなぱずるのぴーすなんだ。)
全ては必要な道行、必要なパズルのピースなんだ。
(それをりかいするために「しれん」はあった。)
それを理解するために『試練』はあった。
(きみがいま、こうしてあしをとめてしまっているりゆうに、)
君が今、こうして足を止めてしまっている理由に、
(げんいんにもっともらしいいみをつけてわりきることがひつようなら、)
原因にもっともらしい意味をつけて割り切ることが必要なら、
(こうかんがえるといい。そして、ぼくはきみのそのかんがえをこうていする。)
こう考えるといい。そして、ボクは君のその考えを肯定する。
(きみがまえへすすむためにひつようなちからを、ぼくがことばであたえられるのなら)
君が前へ進むために必要な力を、ボクが言葉で与えられるのなら
(どんなことばでもかけよう。それがなぐさめでも、はっぱをかけるのでも、)
どんな言葉でもかけよう。それが慰めでも、発破をかけるのでも、
(あいをささやくのでも、ぞうおをかきたてるものであっても、)
愛を囁くのでも、憎悪を掻き立てるものであっても、
(それがきみのちからになるのであればぼくはためらうことなくそれをこうしできる。)
それが君の力になるのであればボクは躊躇うことなくそれを行使できる。
(きみはそれをいとうかもしれないが、きみのこれからのあゆみには)
君はそれを厭うかもしれないが、君のこれからの歩みには
(かならずぼくのようなそんざいのちからがひつようなんだ。きみがこれから、)
必ずボクのような存在の力が必要なんだ。君がこれから、
(きずつくことをさけられないこどくのみちをあゆんでゆくというのなら、)
傷付くことを避けられない孤独の道を歩んでゆくというのなら、
(そのみちのりをめをそむけることなくいっしょにあるけるそんざいがかならずひつようなんだ。)
その道のりを目を背けることなく一緒に歩ける存在が必ず必要なんだ。
(そしてそのやくわりをぼくならば、ほかのだれでもなく、)
そしてその役割をボクならば、他の誰でもなく、
(このぼくならばなんのもんだいもなくいっしょにあるいていくことができる。)
このボクならば何の問題もなく一緒に歩いていくことができる。
(くりかえそう、かさねよう、なんどだってきみにとどくようにつたえよう。)
繰り返そう、重ねよう、何度だって君に届くように伝えよう。
(ーーきみには、ぼくがひつようなはずだ。そして、ぼくにはきみがひつようなんだ。)
君には、ボクが必要なはずだ。そして、ボクには君が必要なんだ。
(きみのそんざいが、ひつようなんだ。ぼくのこうきしんはもはや、)
君の存在が、必要なんだ。ボクの好奇心はもはや、
(きみというそんざいをなくしてはけっしてみたされない。)
君という存在をなくしては決して満たされない。
(きみというそんざいだけが、ぼくをみたしてくれる。ぼくに、)
君という存在だけが、ボクを満たしてくれる。ボクに、
(ぼくのけっしてみたされることのない「ごうよく」に、きっとまんぞくをあたえてくれる。)
ボクの決して満たされることのない『強欲』に、きっと満足を与えてくれる。
(きみのそんざいはもはやぼくの、このとざされたせかいにすまう)
君の存在はもはやボクの、この閉ざされた世界に住まう
(ぼくにとってはかかせない。きみがだれかのきぼうでありたいと、)
ボクにとっては欠かせない。君が誰かの希望でありたいと、
(せかいをきりひらくためにちからをこうしするのであれば、)
世界を切り開くために力を行使するのであれば、
(ぼくというあわれなそんざいにそのおこぼれをいただくことはできないだろうか。)
ボクという哀れな存在にそのおこぼれをいただくことはできないだろうか。
(ぼくはきみがそのおんじょうをぼくにかたむけてくれるというのなら、)
ボクは君がその温情をボクに傾けてくれるというのなら、
(このみを、ちしきを、たましいを、ささげることをなんらためらいはしない。)
この身を、知識を、魂を、捧げることを何ら躊躇いはしない。
(だからおねがいだ。ぼくをしんじてほしい。)
だからお願いだ。ボクを信じてほしい。
(こうしてこれまでほんしんをつたえようとしなかったのは、)
こうしてこれまで本心を伝えようとしなかったのは、
(けっしてきみをだまそうとしたりだとか、かくしだてをしようとしていたわけじゃない。)
決して君を騙そうとしたりだとか、隠し立てをしようとしていたわけじゃない。
(じきをみはからっていただけだ。)
時期を見計らっていただけだ。
(いま、このしゅんかんにほんしんのかけらをうったえかけていたとしたら、)
今、この瞬間に本心の欠片を訴えかけていたとしたら、
(きっときみはぼくからはなれてしまったことだろう。)
きっと君はボクから離れてしまったことだろう。
(ぼくにとってそれはたえがたいそんしつなんだ。もちろん、それはきみにとっても、)
ボクにとってそれは耐え難い損失なんだ。もちろん、それは君にとっても、
(もとめるみらいをとおざけるといういみでただしくそんしつというべきだろう。)
求める未来を遠ざけるという意味で正しく損失というべきだろう。
(いずれ、きみは「しにもどり」というとくせいじょう、)
いずれ、君は『死に戻り』という特性上、
(きっともとめるみらいへたどりつくことだろう。けれど、)
きっと求める未来へ辿り着くことだろう。けれど、
(そのたどりつけるみらいにたいし、きみがしはらうだいしょうはすくないほうがいいにきまっている。)
その辿り着ける未来に対し、君が支払う代償は少ない方がいいに決まっている。
(ぼくは、ぼくならばそれをけいげんすることがかのうだ。)
ボクは、ボクならばそれを軽減することが可能だ。
(さいしゅうてきにもとめるけっかにたどりつければいい、)
最終的に求める結果に辿り着ければいい、
(などとだいもくてきをりゆうにしょうもくてきをないがしろにするような、)
などと大目的を理由に小目的を蔑ろにするような、
(ひとでなしなかんがえをするとはごかいしないでほしいんだ。)
人でなしな考えをするとは誤解しないでほしいんだ。
(たしかにゆうわくにかられて、こうしたばあいのけっかをみたいがために、)
確かに誘惑に駆られて、こうした場合の結果を見たいがために、
(さいぜんのみちゆきにひつようなようそにきづいていながらことばにしない)
最善の道行きに必要な要素に気付いていながら言葉にしないーー
(というようなおこないをぜったいにしないとだんげんできるほど、)
というような行いを絶対にしないと断言できるほど、
(ぼくはぼくのよくぼうをよくせいできていない。そのことはみとめよう。)
ボクはボクの欲望を抑制できていない。そのことは認めよう。
(けれど、ごまかしはしない。もしかりにそんなしんらいにそむくようなおこないに)
けれど、誤魔化しはしない。もし仮にそんな信頼に背くような行いに
(てをそめるようなことがあれば、それをかくすようなことだけはぜったいにしない。)
手を染めるようなことがあれば、それを隠すようなことだけは絶対にしない。
(かならずうちあける。そして、うしなったしんらいにこたえられるよう、)
必ず打ち明ける。そして、失った信頼に応えられるよう、
(なんどでもきみのためにちからをつくそう。どんなことがあっても、)
何度でも君のために力を尽くそう。どんなことがあっても、
(かならずぼくはきみをきみがのぞむさいぜんのみらいへおくりだす。ぜったいに、ぜったいにだ。)
必ずボクは君を君が望む最善の未来へ送り出す。絶対に、絶対にだ。
(だからそのためにひつようなしゅだんであるとわりきって、)
だからそのために必要な手段であると割り切って、
(ぼくをえらんではくれないだろうか。ぼくがきみにのぞみ、)
ボクを選んではくれないだろうか。ボクが君に望み、
(きみにもとめるようきゅうはけいやくのさいにのべたことどおりだ。)
君に求める要求は契約の際に述べたこと通りだ。
(あとはきみが、きみじしんが、ほしいとほっするねがいにたいしてどこまでみをきれるか、)
あとは君が、君自身が、欲しいと欲する願いに対してどこまで身を切れるか、
(というはなしになってくる。ぼくのかくごはいまのべたとおりだ。)
という話になってくる。ボクの覚悟は今述べた通りだ。
(あとは、きみのかくごをききたい。きみのほうこそ、ぼくとのけいやくをかわし、)
あとは、君の覚悟を聞きたい。君の方こそ、ボクとの契約を交わし、
(ぼくのきょうりょくをえて、そのうえでかならずみらいへたどりつくのだと、)
ボクの協力を得て、その上で必ず未来へ辿り着くのだと、
(そのきがいがあるのだとぼくにしょうめいしてみせてほしい。)
その気概があるのだとボクに証明してみせてほしい。
(それができてこそはじめて、きみはだいにの「しれん」にうちかったと)
それができてこそ初めて、君は第二の『試練』に打ち勝ったと
(むねをはっていえるんだ。だいさんの「しれん」にすすみ、そしてそれをのりこえて)
胸を張って言えるんだ。第三の『試練』に進み、そしてそれを乗り越えて
(「せいいき」のかいほうをはたす。こんご、「せいいき」ときみのおもいびと、そしてたいせつなひとびとに)
『聖域』の解放を果たす。今後、『聖域』と君の思い人、そして大切な人々に
(ふりかかるさいやくをおもえば、これはこえなくてはならないただしく「しれん」なんだ。)
降りかかる災厄を思えば、これは越えなくてはならない正しく『試練』なんだ。
(それをのりこえるちからが、かくごがきみにあるのだと、ぼくにおしえてほしい。)
それを乗り越える力が、覚悟が君にあるのだと、ボクに教えてほしい。
(そしてそのうえで、ぼくをうばって、ぼくのちしきをりようして、)
そしてその上で、ボクを奪って、ボクの知識を利用して、
(そのさきにあるものをえていこう。ぼくがきみにのぞみ、きみにもとめ、)
その先にあるものを得ていこう。ボクが君に望み、君に求め、
(そしてかわりにきみにさしだせるものはいじょうだ。ぼくはしんしに、しょうじきに、)
そして代わりに君に差し出せるものは以上だ。ボクは真摯に、正直に、
(すべてをうちあけたつもりだ。そのうえで、きみがどういったはんだんをするのか)
全てを打ち明けたつもりだ。その上で、君がどういった判断をするのかーー
(それを、ぼくにおしえてほしい。)
それを、ボクに教えてほしい。
(ぼくというそんざいの、こうきしんのいったんをみたすためにも、ね)
ボクという存在の、好奇心の一端を満たすためにも、ね