わすれもの

(こいのおわりをつげるつめたいかぜにふかれて)

恋の終わりを告げる冷たい風に吹かれて

(なきながらおもいだすもうすぎたあのこい)

泣きながら思い出すもう過ぎたあの恋

(こいのおわりをつげるつめたいあめにうたれて)

恋の終わりを告げる冷たい雨に打たれて

(なきながらおもいだすもうすぎたあのこい)

泣きながら思い出すもう過ぎたあの恋

(ただむしょうにねむれないよるとおるくるまのおとさえもきになり)

ただ無性に眠れない夜通る車の音さえも気になり

(きがかりはでんわのむこうからいわれたきみのひとこと)

気がかりは電話の向こうから言われた君の一言

(ひとごとのようにすますきみひとことよけいにおれがきみに)

他人事のようにすます君一言余計におれが君に

(おさえきれずすなおなことばのいみりかいできずになやむねむれずに)

抑えきれず素直な言葉の意味理解できずに悩む眠れずに

(ごぜんにじおれじしんにといかけたおいかけたりはできないじぶんに)

午前２時おれ自身に問いかけた追いかけたりはできない自分に

(いまだにいらだちいわないままにきえていったきみのせなかに)

いまだに苛立ち言わないままに消えていった君の背中に

(いまもあのときもきみひとりをすきだとちかったあのひのしなりおはいまにも)

今もあの時も君一人を好きだと誓ったあの日のシナリオは今にも

(くずれさりそうなままでおもいでのなかむねのなかで)

崩れ去りそうなままで思い出の中胸の中で

(なぜきみははなれたいみはないていたはなれたふたりは)

なぜ君は離れた意味は泣いていた離れた二人は

(なのになのになのになぜあのひあのひにふいたかぜ)

なのになのになのになぜあの日あの日に吹いた風

(なぜきみははなれたいみはないていたはなれたふたりは)

なぜ君は離れた意味は泣いていた離れた二人は

(なのになのになのになぜあのひあのひにふいたかぜ)

なのになのになのになぜあの日あの日に吹いた風

(あのひふきぬけたかぜはいまどこおれをつきぬけたきみをいまごろになって)

あの日吹き抜けた風は今どこ？おれを突き抜けた君を今頃になって

(さらってゆめでみたことあのひまでおれのそばにいたこと)

さらって夢で見たことあの日までおれのそばに居たこと

(わすれたぜぜんぶでなきゃおれはめいるどうしているいまおれはまっているのにな)

忘れたぜ全部でなきゃおれは滅入るどうしている今おれは待っているのにな

(おえばきみはさけるおわれればおれはさめるされることにむかつきしらずしらず)

追えば君は避ける追われればおれは冷めるされることにムカつき知らず知らず

(ふかくにたいすればもつれたきもちかかえやつれたあいすればあふれたきもちやがてかすれた)

不覚に対すればもつれた気持ち抱えやつれた愛すれば溢れた気持ちやがて掠れた

(ふたりうたいながらみらいかたったきみはいまもういないろんりーないと)

二人歌いながら未来語った君は今もういないロンリーナイト

(もういちどｈｏｌｄｍｅｔｉｇｈｔなんていまいうおれはあほみたい)

もう一度 hold me tight なんて今言うおれはアホみたい

(ゆずらぬふたりとぶつかるふたりはわかかったそしておれはばかだった)

譲らぬ二人とぶつかる二人は若かったそしておれは馬鹿だった

(なぜきみははなれたいみはないていたはなれたふたりは)

なぜ君は離れた意味は泣いていた離れた二人は

(なのになのになのになぜあのひあのひにふいたかぜ)

なのになのになのになぜあの日あの日に吹いた風

(なぜきみははなれたいみはないていたはなれたふたりは)

なぜ君は離れた意味は泣いていた離れた二人は

(なのになのになのになぜあのひあのひにふいたかぜ)

なのになのになのになぜあの日あの日に吹いた風

(きみのおもかげにとどかねきのうまでのふたりはどこかへ)

君の面影に届かね昨日までの二人はどこかへ

(とどけたあめふるたびじのはてまであのかこのわすれものだけ)

届けた雨降る旅路の果てまであの過去のわすれものだけ

(かわいたかぜふきぬけるこうさてんきみのみちもつづくよむこうまで)

乾いた風吹き抜ける交差点君の道も続くよ向こうまで

(どこにともにともしたひよじょじょにもとにほどいたいと)

どこに共に灯した火よ徐々に元に解いた糸

(あのひにはもどれないもうおもいおこせないことすこしずつきおくのうず)

あの日には戻れないもう思い起こせないこと少しずつ記憶の渦

(あるばむのなかのえがおだけはいまはつくれないもどかしいおもいでうまくつつめない)

アルバムの中の笑顔だけは今は作れないもどかしい思い出うまく包めない

(ひろいべっどのうえこのうでのぬくもりもさめてとおくへ)

広いベッドの上この腕の温もりも冷めて遠くへ

(むねにつねにつかえたさいごのことばかぜにふかれあめにながされ)

胸に常につかえた最後の言葉風に吹かれ雨に流され

(なぜきみははなれたいみはないていたはなれたふたりは)

なぜ君は離れた意味は泣いていた離れた二人は

(なのになのになのになぜあのひあのひにふいたかぜ)

なのになのになのになぜあの日あの日に吹いた風

(なぜきみははなれたいみはないていたはなれたふたりは)

なぜ君は離れた意味は泣いていた離れた二人は

(なのになのになのになぜあのひあのひにふいたかぜ)

なのになのになのになぜあの日あの日に吹いた風

(なぜきみははなれたいみはないていたはなれたふたりは)

なぜ君は離れた意味は泣いていた離れた二人は

(なのになのになのになぜあのひあのひにふいたかぜ)

なのになのになのになぜあの日あの日に吹いた風

(なぜきみははなれたいみはないていたはなれたふたりは)

なぜ君は離れた意味は泣いていた離れた二人は

(なのになのになのになぜあのひあのひにふいたかぜ)

なのになのになのになぜあの日あの日に吹いた風

(こいのおわりをつげるつめたいかぜにふかれて)

恋の終わりを告げる冷たい風に吹かれて

(なきながらおもいだすもうすぎたあのこい)

泣きながら思い出すもう過ぎたあの恋