ジャックと豆の木 4
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問題文
(しばらくのあいだ、ふたりはしあわせにくらしました。)
しばらくの間、二人は幸せに暮らしました。
(でも、おかねはつかうとなくなります。)
でも、お金は使うとなくなります。
(さいごのおかねがなくなったとき、じゃっくはまたまめのきをのぼって)
最後のお金が無くなった時、ジャックはまた豆の木を登って
(ひとくいのおおおとこのおしろにでかけました。)
人食いの大男のお城に出かけました。
(「おや、おまえさん、またきたのかい」)
「おや、お前さん、また来たのかい」
(おおおとこのおくさんはじゃっくをみると、こんどはすぐにすーぷをのませてくれました。)
大男の奥さんはジャックを見ると、今度はすぐにスープを飲ませてくれました。
(じゃっくがすーぷをのみはじめると、)
ジャックがスープを飲み始めると、
(どしん、どしん、おおおとこがかえってきました。)
ドシン、ドシン、大男が帰ってきました。
(「たいへん。さあ、かまどにかくれて」)
「大変。さあ、かまどに隠れて」
(じゃっくがかまどにとびこむと、どーんととびらがあきました。)
ジャックがかまどに飛び込むと、ドーンと扉が開きました。
(「くんくん、くさいぞ、くさいぞ。うまそうなこどものにおいがする」)
「くんくん、くさいぞ、くさいぞ。うまそうな子供のにおいがする」
(おおおとこはこわいかおで、じろっとだいどころをみまわしました。)
大男は怖い顔で、じろっと台所を見回しました。
(「そんなことないわ。きっとこのうしのまるやきのにおいでしょうよ。)
「そんなことないわ。きっとこの牛の丸焼きのにおいでしょうよ。
(さあ、たべてください」)
さあ、食べてください」
(おおおとこはうしのまるやきを、みっつぺろんとたべると、めんどりをてーぶるのうえにのせました)
大男は牛の丸焼きを、三つぺろんと食べると、雌鶏をテーブルの上にのせました
(「きんのたまごをうめ!」おおおとこがいうと、めんどりはぽとんときんのたまごをうみました。)
「金の卵を産め!」大男が言うと、雌鶏はポトンと金の卵を産みました。
(「これはすてきだね」じゃっくはかまどのふたをすこしあけて、のぞいていました。)
「これは素敵だね」ジャックはかまどの蓋を少し開けて、覗いていました。
(しばらくすると、おおおとこはこっくりこっくり、ねてしまいました。)
しばらくすると、大男はこっくりこっくり、寝てしまいました。
(「しめた、いまのうちだ」じゃっくはかまどから、ぱっととびだすと)
「しめた、今のうちだ」ジャックはかまどから、ぱっと飛び出すと
(きんのたまごをうむめんどりをかかえて、はしりだしました。)
金の卵を産む雌鶏を抱えて、走り出しました。
(でもこんどは、まえのようにはうまくいきませんでした。)
でも今度は、前のようにはうまくいきませんでした。
(めんどりがびっくりして、なきだしたからです。)
雌鶏がびっくりして、鳴きだしたからです。
(ここここ、こけっこ・・・)
ココココ、コケッコ・・・
(「だれだ。おれのめんどりをぬすむやつは」おおおとこがめをさましました。)
「誰だ。俺の雌鶏を盗むやつは」大男が目を覚ましました。
(「たいへんだよ、おまえさん。ちびすけがめんどりをぬすんでにげるよ」)
「大変だよ、お前さん。ちびすけが雌鶏を盗んで逃げるよ」
(そとから、おくさんのくやしそうなこえがきこえてきました。)
外から、奥さんの悔しそうな声が聞こえてきました。
(そとにでたおおおとこは、おくさんのゆびさすほうをみました。)
外に出た大男は、奥さんの指さす方を見ました。
(みると、じゃっくがめんどりをもって、ずっととおくのほうににげていきます。)
見ると、ジャックが雌鶏を持って、ずっと遠くの方に逃げていきます。
(おおおとこはくやしがりましたが、もうまにあいませんでした。)
大男は悔しがりましたが、もう間に合いませんでした。
(いえにもどると、じゃっくはおかあさんにめんどりをみせました。)
家に戻ると、ジャックはお母さんに雌鶏を見せました。
(「おかあさん。このめんどりはきんのたまごをうむんだよ。いいかい、さあきんのたまごをうめ!」)
「お母さん。この雌鶏は金の卵を産むんだよ。いいかい、さあ金の卵を産め!」
(じゃっくがめいれいすると、めんどりはきんのたまごをうみました。)
ジャックが命令すると、雌鶏は金の卵を産みました。
(「なんてすてきなんでしょう」おかあさんはおおよろこび。)
「なんて素敵なんでしょう」お母さんは大喜び。
(めんどりのおかげで、ふたりはまたしあわせにくらせました。)
雌鶏のおかげで、二人はまた幸せに暮らせました。