主観評価法01
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問題文
(げんしょうかんさつとは、げんしょうがくにおけるけんきゅうしゅほうの1つである。)
現象観察とは、現象学における研究手法の1つである。
(あるしげきにたいするちかくのはっせいのようなしゅかんてきけいけんのないようを、)
ある刺激に対する知覚の発生のような主観的経験の内容を、
(けいけんしたほんにんがかんぜんにきじゅつする。)
経験した本人が完全に記述する。
(そのきじゅつをぶんせきし、しげきのぶつりりょうなどのどくりつへんすうをそうさしたときの、)
その記述を分析し、刺激の物理量などの独立変数を操作したときの、
(しゅかんてきなけいけんをしひょうかしたものであるじゅうぞくへんすうにしょうじたへんかをこうさつして、)
主観的な経験を指標化したものである従属変数に生じた変化を考察して、
(どくりつへんすうとじゅうぞくへんすうのいんがかんけいをけんしょうする。)
独立変数と従属変数の因果関係を検証する。
(どくりつへんすうとは、じっけんしゃによりそうさされるへんすうのことである。)
独立変数とは、実験者により操作される変数のことである。
(じゅうぞくへんすうとは、じっけんさんかしゃのはんのうをしひょうかしたもののことである。)
従属変数とは、実験参加者の反応を指標化したもののことである。
(じゅうぞくへんすうがはたらくじょうけんにのみとくていのけっかがあらわれ、)
従属変数が働く条件にのみ特定の結果が現れ、
(はたらいていないじょうけんではあらわれないとき、)
働いていない条件では現れないとき、
(どくりつへんすうのそうさによりじゅうぞくへんすうがへんかしたとわかり、)
独立変数の操作により従属変数が変化したとわかり、
(りょうしゃのいんがかんけいをしめすことができる。)
両者の因果関係を示すことができる。
(いきちとは、しげきがりょうてきあるいはしつてきにゆっくりへんかするとき、)
閾値とは、刺激が量的あるいは質的にゆっくり変化するとき、
(ていじされたしげきにたいするはんのうが50%のかくりつでへんかするようなしげきりょう。)
呈示された刺激に対する反応が50%の確率で変化するような刺激量。
(いきちには、しげきのはっせいを50%のかくりつでちかくするような)
閾値には、刺激の発生を50%の確率で知覚するような
(しげききょうどのさいしょうちであるぜったいいきと、)
刺激強度の最小値である絶対閾と、
(しげきのぶつりてきなせいしつのさを50%のかくりつでちかくするような)
刺激の物理的な性質の差を50%の確率で知覚するような
(しげききょうどのさいしょうへんかりょうであるべんべついきがある。)
刺激強度の最小変化量である弁別閾がある。
(いきちをもとめるためのせいしんぶつりがくそくていほうとして、)
閾値を求めるための精神物理学測定法として、
(きょくげんほう、こうじょうほう、ちょうせいほうがある。)
極限法、恒常法、調整法がある。
(しゅかんてきとうかちとは、しげきのしゅかんりょうのおおきさなどをけんしょうするためのしひょうである。)
主観的等価値とは、刺激の主観量の大きさなどを検証するための指標である。
(きょくげんほう、こうじょうほう、ちょうせいほうをもちいたじっけんをおこなうことですいていできる。)
極限法、恒常法、調整法を用いた実験を行うことで推定できる。
(きょくげんほうをもちいてべんべついきをもとめるばあいは、)
極限法を用いて弁別閾を求める場合は、
(じっけんしゃがひかくしげきのぶつりりょうをいっていほうこうにいっていのだんかいでへんかさせ、)
実験者が比較刺激の物理量を一定方向に一定の段階で変化させ、
(ぶつりりょうをこていしたひょうじゅんしげきとついにしてじっけんさんかしゃにていじする。)
物理量を固定した標準刺激と対にして実験参加者に呈示する。
(じっけんさんかしゃは、ひかくしげきとひょうじゅんしげきのだいしょうかんけいをはんだんする。)
実験参加者は、比較刺激と標準刺激の大小関係を判断する。
(ちょうせいほうをもちいてしゅかんてきとうかちをもとめるばあいは、)
調整法を用いて主観的等価値を求める場合は、
(じっけんさんかしゃになんらかのそうちをあたえ、さんかしゃじしんにしげきのぶつりりょうをちょうせいさせる。)
実験参加者に何らかの装置を与え、参加者自身に刺激の物理量を調整させる。
(さんかしゃは、ていじされたひょうじゅんしげきとひかくしげきがとうかであるとはんだんできるまで、)
参加者は、呈示された標準刺激と比較刺激が等価であると判断できるまで、
(ひかくしげきのぶつりりょうをちょうせいする。)
比較刺激の物理量を調整する。
(こうじょうほうをもちいてべんべついきをもとめるばあいは、)
恒常法を用いて弁別閾を求める場合は、
(じっけんしゃがひかくしげきのぶつりりょうのあたいを5~9だんかいにさだめておき、)
実験者が比較刺激の物理量の値を5〜9段階に定めておき、
(ひょうじゅんしげきとついにしてじっけんさんかしゃへていじし、はんだんをもとめる。)
標準刺激と対にして実験参加者へ呈示し、判断を求める。
(ひかくしげきは、かくあたいにたいしてふくすうかいずつらんだむにていじする。)
比較刺激は、各値に対して複数回ずつランダムに呈示する。
(さんかしゃは、ひかくしげきがひょうじゅんしげきより「おおきい」「ちいさい」「ひとしい」の)
参加者は、比較刺激が標準刺激より「大きい」「小さい」「等しい」の
(どれにがいとうするかをはんだんする。)
どれに該当するかを判断する。