(怖い話)「ヒッチハイク」5

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プレイ回数3071難易度(5.0) 2014打 長文
こわ〜い話です。
暇つぶしにどうぞ。
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 ヨーメイ 5242 B+ 5.4 95.7% 367.0 2013 89 31 2024/09/19

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問題文

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(おれたちはくるまのそとにでた。よくみると、おとこがかわのそばでたきびをしていた。)

俺達は車の外に出た。よく見ると、男が川の傍で焚き火をしていた。

(まだなかまがいたのか・・・と、ぜつぼうてきなきもちになった。)

まだ仲間がいたのか・・・と、絶望的な気持ちになった。

(いようにせがたかくごつい。2mちかくはあるだろうか。ちちとおなじ)

異様に背が高くゴツい。2m近くはあるだろうか。父と同じ

(てんがろんはっとのようなぼうしをかぶり、すーつといういようないでたちだ。)

テンガロンハットの様な帽子を被り、スーツと言う異様な出立ちだ。

(ぼうしをまぶかにかぶっており、ひょうじょうがいっさいみえない。たきびにうかびあがった、)

帽子を目深に被っており、表情が一切見えない。焚き火に浮かび上がった、

(きゃんぴんぐかーのふろんとにえがかれたじゅうじかも、なんかぶきみだった。)

キャンピングカーのフロントに描かれた十字架も、なんか不気味だった。

(くちぶえをふきながら、おとこはおおがたのないふでなにかをかいたいしていた。けにおおわれた)

口笛を吹きながら、男は大型のナイフで何かを解体していた。毛に覆われた

(あしからみると、どうやらどうぶつのようだった。いのししかやけんか・・・どっちにしろ)

足から見ると、どうやら動物の様だった。イノシシか野犬か・・・どっちにしろ

(そんなものをくらわされるのはごめんだった。おれたちはにげだすさんだんをしていたが、)

そんなモノを食わされるのは御免だった。俺達は逃げ出す算段をしていたが、

(よそうがいのおおおとこのしゅつげん、おおがたのないふをみて、いしゅくしてしまった。)

予想外の大男の出現、大型のナイフをみて、萎縮してしまった。

(「さぁさ、せきにつこうか!」とちち。おおおとこがないふをおき、そばでぐつぐつにえてる)

「さぁさ、席に着こうか!」と父。大男がナイフを置き、傍でグツグツ煮えてる

(なべにあじつけをしているようすだった。「あの、しょんべんしてきます」とかずや。)

鍋に味付けをしている様子だった。「あの、しょんべんしてきます」とカズヤ。

(にげようということだろう。おれもいくことにした。「はやくね~」とはは。)

逃げようという事だろう。俺も行くことにした。「早くね〜」と母。

(おれたちはきゃんぴんぐかーのよこをとおり、もりにはいってにげようとしたそのとき、)

俺達はキャンピングカーの横を通り、森に入って逃げようとしたその時、

(きゃんぴんぐかーのこうぶのまどに、いようにおでこがつきだし、りょうめのいちが)

キャンピングカーの後部の窓に、異様におでこが突き出し、両目の位置が

(いようにひくく、りょうてもぱんぱんにふくれあがったようしをしたものが、ばん!と)

異様に低く、両手もパンパンに膨れ上がった容姿をしたモノが、バン!と

(かおとりょうてをはりつけてさけんだ。「まーま!!」もはやげんかいだった。)

顔と両手を貼り付けて叫んだ。「マーマ!!」もはや限界だった。

(おれたちはだっとのごとくもりへとにげこんだ。)

俺達は脱兎の如く森へと逃げ込んだ。

(こうほうでちちとははがなにかさけんでいたが、きにするよゆうなどなかった。)

後方で父と母が何か叫んでいたが、気にする余裕などなかった。

(「やばいやばいやばい」とかずやはつぶやきながら、もりのなかをはしっている。)

「ヤバイヤバイヤバイ」とカズヤは呟きながら、森の中を走っている。

など

(おたがいなんどもころんだ。「とにかくしたにくだってけんどうにでよう」と、)

お互い何度も転んだ。「とにかく下に下って県道に出よう」と、

(ちいさなぺんらいとかたてにがむしゃらにもりをしたへしたへとはしった。かんがえがあまかった。)

小さなペンライト片手にがむしゃらに森を下へ下へと走った。考えが甘かった。

(おがわのあったひろばからも、まちのあかりはちかくにみえたきがしたのだが、)

小川のあった広場からも、町の明かりは近くに見えた気がしたのだが、

(1じかんほどげきそうしても、いっこうにあかりがみえてこない。かんぜんにみちにまよったのだ。)

1時間ほど激走しても、一向に明かりが見えてこない。完全に道に迷ったのだ。

(しんぞうとてあしがねをあげ、おれたちはそのばにへたりこんだ。「あのほらーいっか、)

心臓と手足が根をあげ、俺達はその場にへたり込んだ。「あのホラー一家、

(おってくるとおもうか?」とかずや。「おれたちをくうわけでもなしに、そこは)

追ってくると思うか?」とカズヤ。「俺達を食うわけでもなしに、そこは

(おってこないだろ。えいがじゃあるまいし。ただのすこしおかしいへんじんいっかだろう。)

追ってこないだろ。映画じゃあるまいし。ただの少しおかしい変人一家だろう。

(さいごにみたやつは、ちょっとちびりそうになったけど・・・」)

最後に見たヤツは、ちょっとチビりそうになったけど・・・」

(「にもつ・・・どうするか」「さいわい、かねとけいたいはみにつけてたしな・・・ふくは、)

「荷物・・・どうするか」「幸い、金と携帯は身につけてたしな・・・服は、

(ざんねんだけどあきらめるか」「まじはんぱねぇw」「はははw」おれたちはせいしんも)

残念だけど諦めるか」「マジハンパねぇw」「はははw」俺達は精神も

(きょくげんじょうたいにあったのか、なぜかおかしさがこみあげてきた。)

極限状態にあったのか、なぜかおかしさがこみ上げてきた。

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