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投稿者投稿者K²wsmいいね7お気に入り登録
プレイ回数370難易度(2.2) 989打 歌詞 かな 長文モード可
楽曲情報 K²  作詞全てあなたの所為です。  作曲全てあなたの所為です。
すべあなのK²です。
※このタイピングは「K²」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。

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歌詞(問題文)

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(がらすのむこうではばたいていた)

硝子の向こうで、羽ばたいていた。

(めしいのむしがひのなかに)

目癈の虫が火の中に、

(みずからとびこむのをみた)

自ら飛び込むのを見た。

(かいらくのまえにひざまずくなら)

快楽の前に、跪くなら。

(ざいあくかんとけんおがおどるでしょう)

罪悪感と嫌悪が、踊るでしょう。

(てらされてもえてゆく)

照らされて、燃えてゆく、

(きんいろのはねの)

金色の翅の、

(ばけものがとんでいった)

バケモノが、飛んでいった。

(ばけものはないていた)

バケモノは、泣いていた。

(かたちなどないはずの)

形など無いはずの、

(うらみがどろりと)

憾みがどろりと。

(こちらをむきみつめていた)

こちらを向き、見つめていた。

(かそけきこえのうたがいくえにもかさなり)

幽き声の詩が、幾重にも重なり。

(ひとつのいみになるのでしょう)

一つの意味になるのでしょう。

(あだばなのこえにみみをかすたび)

徒花の声に、耳を貸す度。

(おのれのむちやおろかさは)

己の無知や愚かさは、

(みずからすべりおちてゆく)

自ら滑り堕ちて行く。

(あんたんのはてにたどりつくころ)

暗澹の果に、辿り着く頃。

(ぞうおもあんどもむじゃきに)

憎悪も安堵も無邪気に、

(わらうでしょう)

笑うでしょう。

(てもあしもめもくちも)

手も足も、目も口も、

(ないままゆらゆらと)

無いままゆらゆらと。

(かげだけがういていた)

影だけが、浮いていた。

(かげだけがゆれていた)

影だけが、揺れていた。

(ゆくえしれずはやだてをのばしたよ)

行方知れずは嫌だ、手を伸ばしたよ。

(ゆびさきをつかんでくれた)

指先を掴んでくれた。

(うたかたのこえがしたたとえきこえなくとも)

泡沫の声がした、たとえ聞こえなくとも。

(にせもののうつくしささえも)

偽物の美しささえも、

(いとおしくて)

愛おしくて。

(ああはたんしてしまったようです)

嗚呼、破綻してしまったようです。

(あんしんをしてください)

安心をしてください、

(いなくならないでしょう)

居なくならないでしょう。

(はくちょうはまだうたわず)

白鳥は未だ歌わず。

(かたちなどないはずの)

形など無いはずの、

(うらみがどろりと)

憾みがどろりと。

(こちらをむきみつめていた)

こちらを向き、見つめていた。

(かそけきこえのうたがいくえにもかさなり)

幽き声の詩が、幾重にも重なり。

(ひとつのいみになるのでしょう)

一つの意味になるのでしょう。

(かたちなどないはずのうらみやねたみさえ)

形など無いはずの、憾みや妬みさえ。

(なまえがついてしまうのでしょう)

名前がついてしまうのでしょう。

(かそけきはねがそらにばらばらとほどけた)

幽き翅が空に、ばらばらと解けた。

(ばけものはとけていった)

バケモノは、溶けていった。

(かげだけがゆれていた)

影だけが揺れていた。