幽冥
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歌詞(問題文)
(とけたいのりとぺんでゅらむ)
融けた祈りとペンデュラム、
(すいしょうのよるにやかれたいばらをだいて)
水晶の夜に灼かれた荊を抱いて、
(いざよいをまつ)
十六夜を待つ。
(しじまのよやみにだかれる)
静寂の夜闇に抱かれる、
(うしろのしょうめんはだれだ)
後ろの正面は誰だ。
(どこまでもつづくすいへいせんのかなた)
何処までも続く水平線の彼方、
(あなたはもうどこにもいないから)
あなたはもう何処にも居ないから。
(それでもそこにいるとしても)
それでも其処に居るとしても、
(もうなにもいわなくていいから)
もう何も言わなくていいから。
(ゆめむつきかげそのうらでわらえばいいよ)
夢む月影、その裏で咲えばいいよ。
(どうしてどうしてどうして)
如何して、如何して、如何して、
(なぜにくんだんだ)
何故憎んだんだ。
(ただたいしょうじぶんとたいしょう)
唯対象、自分と対象。
(それでも)
それでも、
(あいしていたのはなぜ?)
愛していたのは何故?
(ざいでるしゅうさでかわしたみらいは)
ザイデル収差で躱した未来は、
(どこをどうしてもきえてしまうの)
何処を如何しても消えてしまうの。
(らぷらすのあくまにのみこまれ)
ラプラスの悪魔に吞み込まれ、
(やがてわたしがわたしであるいみもなくなるから)
軈て私が私である意味も失くなるから。
(そうしてなにごともなく)
そうして何事も無く、
(せかいはちょうせきのこもりうたにおとしこまれ)
世界は潮汐の子守歌に落とし込まれ、
(あいしあいされたきおくさえわすれて)
愛し愛された記憶さえ忘れて。
(うつむきがちなあんやのほとりに)
俯きがちな暗夜の畔に、
(びょうまにおぼれたひとつのこころ)
病魔に溺れた一つの心、
(いくあてもなくさまよいあるいて)
行く宛てもなく彷徨い歩いて、
(たどりついたのはまてんろう)
辿り着いたのは摩天楼。
(ふぶくはなびらがまとわりついて)
吹雪く花瓣が纏わり付いて、
(にりつはいはんのおのまとぺ)
二律背反のオノマトペ。
(あるうぇーんはがみみをかたむければ)
アルウェーン波が耳を傾ければ、
(やがてほのおはからだをもとめますが)
軈て炎は體を求めますが、
(ときすでにおそしずいのおくふかくへまで)
時既に遅し、髄の奥深くへ迄、
(とかしつくされたかえるべきばしょはいづこへ)
融かし尽くされた還るべき場所は何処へ、
(そらをたゆたうほうろうしゃも)
徒空を揺蕩う放浪者も
(これいじょうかなしみをかくしとおせず)
これ以上悲しみを隠し通せず。
(ざいでるしゅうさでかわしたみらいは)
ザイデル収差で躱した未来は、
(どこをどうしてもきえてしまうの)
何処を如何しても消えてしまうの。
(らぷらすのあくまにのみこまれ)
ラプラスの悪魔に呑み込まれ、
(やがてわたしがわたしであるいみもなくなるから)
軈て私が私である意味も失くなるから。
(そうしてなにごともなく)
そうして何事も無く、
(せかいはちょうせきのこもりうたにおとしこまれ)
世界は潮汐の子守歌に落とし込まれ、
(あいしあいされたきおくさえわすれて)
愛し愛された記憶さえ忘れて。
(ざいでるしゅうさでかわしたみらいは)
ザイデル収差で躱した未来は、
(どこをどうしてもきえてしまうの)
何処を如何しても消えてしまうの。
(らぷらすのあくまにのみこまれ)
ラプラスの悪魔に吞み込まれ、
(やがてわたしがわたしであるいみもなくなるから)
軈て私が私である意味も失くなるから。
(そうしてなにごともなく)
そうして何事も無く、
(せかいはちょうせきのこもりうたにおとしこまれ)
世界は潮汐の子守歌に落とし込まれ、
(あいしあいされたきおくさえわすれて)
愛し愛された記憶さえ忘れて。