Xenosphere

(がらすのうみふかくちいさなかけらさがして)

ガラスの海深く　小さなかけら探して

(とうめいないとをからませたわくせいきどうにこをえがいて あわいいろのきりのなかへらせんじょうにじょうしょう)

透明な糸を絡ませた　惑星軌道に弧を描いて 淡い色の霧の中へ　螺旋状に上昇

(いま０にちかづいてかんしょうのいみをかえる)

今0に近づいて　干渉の意味を変える

(あいたいするときがすすんでほうかいしたほしがかくれても )

相対する時が進んで　崩壊した星が隠れても

(ふかくねざすせんざいいしきふかくていなゆれで)

深く根ざす潜在意識　不確定な揺れで

(しょうそうでうすれるこえとくうろんをみたすげんじつがさけぶ)

焦燥で薄れる声と　空論を満たす現実が叫ぶ

(さいごのなみおとしゅうそくがとおく)

最後の波音　収束が遠く

(よぞらのそこふかくそらのはてまでしずめば)

夜空の底深く　宙（そら）の果てまで　沈めば

(こうさとけつごうくりかえしてすべてをあつめてくみなおして )

交差と結合繰り返して　全てを集めて組み直して

(ながれるひかりをとおりすぎてちいさなつぶをかぞえて)

流れる光を通り過ぎて　小さな粒を数えて

(いま０をこえるためこのはどうをはそくへとかえる)

今0を超えるため　この波動を波束（はそく）へと代える

(かくりつのさきにはてはなくても かんそくのうらでむすびつくけいろ)

確率の先に　果ては無くても 観測の裏で　結びつく経路

(さいしょうじかんのせんをひいててんかいしていくせかいをみつめてる)

最小時間の線を引いて　転回していく世界を見つめてる

(へいこううちゅうのはてにまいおりて)

平行宇宙の果てに舞い降りて

(あいたいするときがすすんでほうかいしたほしがかくれても)

相対する時が進んで　崩壊した星が隠れても

(ふかくねざすせんざいいしきふかくていにゆれて)

深く根ざす潜在意識　不確定に揺れて

(あいまいにうすれたしかいでしょうめいをしめすへんすうがつむぐ)

曖昧に薄れた視界で　証明を示す変数が紡ぐ

(さいごのへいおんしゅうそくはちかく)

最後の平穏　収束は近く