悪の華

(いわれのないうそぬりかためられ どこへいくのにもあしかせだらけ)

謂れの無い嘘塗り固められ 何処へ行くのにも足枷だらけ

(ぎぜんのうらがわほらかくされた ないふもみやぶんなくちゃならない)

偽善の裏側　ほら隠された ナイフも見破んなくちゃならない

(にえきらないことつぎからつぎへ てをかえしなかえよくつづくね)

煮え切らないこと　次から次へ 手を変え品変え　よく続くね

(よちよちあるきのくたびれもうけ およびじゃないってさいてい)

よちよち歩きのくたびれ儲け お呼びじゃないって　最低

(やってらんねぇかんけい きずなめあってからまわり)

やってらんねぇ　関係 傷舐め合って　空回り

(けむたがられるのもわるくないわ おなじむじなはいやごめんよ)

煙たがられるのも悪くないわ 同じムジナは嫌　御免よ

(かれらのまつろはみえているわ だいすころがしてきょうせい)

彼らの末路は見えているわ ダイス転がして　きょうせい

(きいてらんねぇめいれい あいそわらいでまくをとじる)

聞いてらんねぇ　命令 愛想笑いで　幕を閉じる

(「ただしいこと」「いけないこと」 そんなのでわたしをしばらないで)

「正しいこと」「いけないこと」 ソンナノデワタシヲシバラナイデ

(かちかんとかへどがでるわ)

価値観とか反吐がでるわ

(いびつにいきるあいつらのこころにさいた「あくのはな」)

歪に生きるアイツらの　心に咲いた「悪の華」

(かんしょうてきなうんめいろんをきかせてよ)

感傷的な運命論を　きかせてよ

(あけないよるをあいぶしてそのままめをつぶった)

空けない夜を愛撫して　そのまま目を瞑った

(わらわせんなよそんなあいろにー)

笑わせんなよ　そんなアイロニー

(まだまだこれがつづくのならば そろそろわたしもがまんできない)

まだまだコレが続くのならば そろそろ私も我慢できない

(ひさかたぶりねこんなげきじょう じひなんてもうないせいめい)

久方ぶりね　こんな激情 慈悲なんてもう無い　生命

(さいてちってえいえん めぐりめぐってやりなおし)

咲いて散ッテ　永遠 巡り巡って　やり直し

(「すぐれている」「おとっている」 そんなのでわたしをはからないで)

「優れている」「劣っている」 ソンナノデワタシヲハカラナイデ

(れべるだとかあほらしいわ)

レベルだとか　阿呆らしいわ

(くずれるようなげんじつにくるいざいてる「あくのはな」)

崩れるような現実に　狂い咲いてる「悪の華」

(もうもくてきなあいじょうひょうげんできめてよ)

盲目的な愛情表現で　キメテよ

(ふるえる「ｉ」にｄｉｖｅしてそのままみうしなった)

震える 「 Ｉ 」 に DIVE して　そのまま見失った

(おどらされてるだけでいいのに)

踊らされてるだけでいいのに

(しんじるものはなんですか？？ そんなのが「せいぎ」なんですか？)

信じるものは何ですか？？ そんなのが「正義」なんですか？

(ほんのうてきなさいしゅうけいたいをみせてよ なみだにぬれさびたそのはなびらを)

本能的な最終形態をみせてよ 涙に濡れ錆びたその花弁を

(ちらしてねむれかえりざくひまで)

散らして眠れ　返り咲く日まで