Kra/ブリキの旗

(きみとちいさなはなになろうふたりでゆれていよう)

君と小さな花になろう二人で揺れていよう

(おもいをつげつげられてそんなふたりでいよう)

想いを告げ　告げられて…そんな二人でいよう

(あおのそらはちいさなふあんかくすため はいいろのおもいでをそらにしきつめました)

青の空は小さな不安隠すため 灰色の思い出を空に敷き詰めました

(ぼくのそらがちいさなおもいをつげるとき)

僕の空が小さな想いを告げるとき

(なにもないあのおかにはなにかがさくでしょうきみのために)

何もないあの丘には何かが咲くでしょう…君のために

(ゆれていたふしぎなじょうけいがみえる あのおかでぶりきのはたをかかげてるのはだれ)

揺れていた…不思議な情景がみえる あの丘でブリキの旗を掲げてるのは誰？

(ぼくらはいつでもこたえをもとめてあるきつづけてる)

僕等はいつでも答えを求めて歩き続けてる

(たとえひとりでもひとりきりでもあるきつづけてる)

たとえ一人でも一人きりでも歩き続けてる

(ゆっくりとしたりずむであせらずあゆみつづけて ひとつひとつかみしめて)

ゆっくりとしたリズムで焦らず歩み続けて 一つ一つ噛み締めて

(きみとちいさなはなになろうふたりでゆれていよう)

君と小さな花になろう二人で揺れていよう

(おもいをつげつげられてそんなふたりでいつづけていよう)

想いを告げ　告げられて…そんな二人でいつづけていよう

(しんじつのうえゆるぎないぶりきのはたかかげてぶきようにただきみをまちつづけた)

真実の上揺るぎないブリキの旗掲げて不器用にただ君を待ち続けた

(きみとちいさなはなになろうふたりでゆれていよう)

君と小さな花になろう二人で揺れていよう

(おもいをつげつげられてそんなふたりでいよう)

想いを告げ　告げられて…そんな二人でいよう

(とどけとどけきみのところへこのおもいよ もしもきみにとどいたならかえして)

届け！届け！君の所へ！この想いよ、 もしも君に届いたなら…返して…

(きみとちいさなはなになろうふたりでゆれていよう)

君と小さな花になろう二人で揺れていよう

(おもいをつげつげられてそんなふたりでいよう)

想いを告げ　告げられて…そんな二人でいよう

(きみがぼくのそばにいてぼくがきみのそばにいるそんなふたりでいつづけよう)

君が僕の傍にいて僕が君の傍にいる　そんな二人でいつづけよう

(ことばはきみにとどかないかぜにかきけされてしまう)

言葉は君に届かない風に搔き消されてしまう

(ことばはやがておもいとなりあのおかではなとなる)

言葉はやがて想いとなり　あの丘で花となる…