竹取物語24
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ㅁㅁ | 6222 | A++ | 6.4 | 96.1% | 326.4 | 2116 | 85 | 37 | 2024/11/04 |
2 | りく | 6080 | A++ | 6.2 | 97.9% | 346.5 | 2152 | 45 | 37 | 2024/11/29 |
3 | ゆずもも | 5361 | B++ | 5.6 | 95.3% | 374.7 | 2113 | 104 | 37 | 2024/11/07 |
4 | ばぼじま | 5287 | B++ | 5.4 | 96.3% | 383.0 | 2105 | 80 | 37 | 2024/11/06 |
5 | もっちゃん先生 | 4849 | B | 5.0 | 96.2% | 419.4 | 2116 | 82 | 37 | 2024/11/09 |
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問題文
(おうが、「おまえ、みじゅくなにんげんよ、わずかなくどくのぜんこうをつんでいたので、)
王が、「お前、未熟な人間よ、わずかな功徳の善行を積んでいたので、
(おまえをえんじょしてやろうとおもい、わずかのあいだだけかぐやひめをくだしたのだが、)
お前を援助してやろうと思い、わずかの間だけかぐや姫を下したのだが、
(そのおかげでおまえはながいきかん、たくさんのおうごんをさずけられて)
そのおかげでお前は長い期間、沢山の黄金を授けられて
(べつじんのようにかねもちになった。かぐやひめはつきのくにでつみをおかしたので、)
別人のように金持ちになった。かぐや姫は月の国で罪を犯したので、
(このようないやしいみぶんのおまえのもとへ、しばらくのあいだ、たいざいすることになったのだ。)
このような卑しい身分のお前の元へ、暫くの間、滞在することになったのだ。
(そのつみをつぐなうきかんがおわったので、このようにむかえにきたのだが、)
その罪を償う期間が終わったので、このように迎えに来たのだが、
(おきながなげきかなしんだとしても、どうしようもならないことなのだ。)
翁が嘆き悲しんだとしても、どうしようもならない事なのだ。
(はやくかぐやひめをかえしなさい。」といった。)
早くかぐや姫を返しなさい。」と言った。
(おきなはこたえて、「わたしがかぐやひめをやしないそだててもう20ねんあまりになります。)
翁は答えて、「私がかぐや姫を養い育ててもう二十年余りになります。
(あなたはほんのわずかなきかんといいますが、それはおかしないけんです。)
あなたはほんの僅かな期間と言いますが、それはおかしな意見です。
(またべつのばしょに、おなじかぐやひめというじょせいがいらっしゃるのでは)
また別の場所に、同じかぐや姫という女性がいらっしゃるのでは
(ありませんか。」といった。)
ありませんか。」と言った。
(「ここにいるかぐやひめは、おもいびょうきにかかっているので、)
「ここにいるかぐや姫は、重い病気に罹っているので、
(そとにでることはできませんよ。」とももうしあげたが、)
外に出る事はできませんよ。」とも申し上げたが、
(それにたいするへんじはなくて、おうはやねのうえをとぶくるまをちかづけて、)
それに対する返事はなくて、王は屋根の上を飛ぶ車を近づけて、
(「さあ、かぐやひめ、でてきなさい。どうしてそんなきたないところに)
「さあ、かぐや姫、出てきなさい。どうしてそんな汚い所に
(ながくいるのですか。」といった。)
長くいるのですか。」と言った。
(とじこめていたものおきのとが、すぐにひらいてしまった。)
閉じ込めていた物置の戸が、すぐに開いてしまった。
(かっこうのともひとがてをふれていないのに、かってにひらいていってしまう。)
格好の戸も人が手を触れていないのに、勝手に開いていってしまう。
(おうながいだきしめていたかぐやひめは、へやのそとにでていってしまった。)
媼が抱きしめていたかぐや姫は、部屋の外に出て行ってしまった。
(ひめをとめることもできず、ただそのすがたをあおぎみながらないていた。)
姫を止めることもできず、ただその姿を仰ぎ見ながら泣いていた。
(たけとりのおきながとりみだしてないているところに、かぐやひめはちかよっていった。)
竹取の翁が取り乱して泣いている所に、かぐや姫は近寄って言った。
(「このようにかえりたくないのにかえっていくのですから、せめてわたしが)
「このように帰りたくないのに帰っていくのですから、せめて私が
(てんにのぼっていくのをみおくってください。」といったが、)
天に昇っていくのを見送って下さい。」と言ったが、
(「どうしてこんなにかなしいのにみおくりができるのですか。わたしをどうしようと)
「どうしてこんなに悲しいのに見送りができるのですか。私をどうしようと
(おもって、わたしたちのことをすてててんにのぼっていくのですか。)
思って、私たちのことを捨てて天に昇っていくのですか。
(いっしょにつれていっておくれ。」とないてふせってしまうので、)
一緒に連れて行っておくれ。」と泣いて伏せってしまうので、
(かぐやひめのこころはみだれてしまう。)
かぐや姫の心は乱れてしまう。
(「てがみをかきおきしてからいくことにしますね。わたしをこいしいとおもうときには、)
「手紙を書置きしてから行くことにしますね。私を恋しいと思う時には、
(このてがみをとりだしてみてください。」といって、なきながらかいた)
この手紙を取り出して見て下さい。」と言って、泣きながら書いた
(てがみのことばには、)
手紙の言葉には、
(「わたしがこのくににうまれたのであれば、あなたたちをなげかせることもなく、)
「私がこの国に生まれたのであれば、あなた達を嘆かせることもなく、
(ずっとおそばですごすことができたのですが、それができずにわかれなければ)
ずっとお側で過ごすことができたのですが、それができずに別れなければ
(ならないことをほんとうにざんねんにおもいます。ぬいでおいていくころもを、)
ならないことを本当に残念に思います。脱いで置いていく衣を、
(わたしのかたみとおもってください。つきのでているよるは、わたしのかえったつきをみてみてください。)
私の形見と思って下さい。月の出ている夜は、私の帰った月を見てみて下さい。
(あなたたちをみすててかえることは、かえるとちゅうのそらからおちてしまうほどに)
あなた達を見捨てて帰ることは、帰る途中の空から落ちてしまうほどに
(つらいことです。」とかきのこしてあった。)
つらいことです。」と書き残してあった。