ハレロ

(あめはふりつづいてるなんにもかたることもないまま)

雨は降り続いてる　何にも語ることもないまま…

(だいちにすいこまれたいくおくのあまつぶたち)

大地に吸い込まれた　幾億の雨粒たち

(ことばをもつことのないかんじょうちきゅうのおくにきえてしまえよ)

言葉を持つことのない感情　地球の奥に消えてしまえよ

(かなしみはきりないなんどでもそらにのぼりくもになる)

悲しみはキリない　何度でも空に昇り雲になる

(あともうすこしがんばったらたいようがきみをてらしてくれるはれろ)

あともう少し頑張ったら　太陽が君を照らしてくれる　「ハレロ」

(かぜがふきはじめてせかいはまわりそらのいろもかわる)

風が吹き始めて世界は回り　空の色も変わる

(せいてんとはなんてうつくしいんだときがすぎたあとはなみだもかわき)

晴天とはなんて美しいんだ？　時間が過ぎた後は涙も乾き

(なにものこらないみもこころもはればれしているみらい)

何も残らない　身も心も晴れ晴れしている未来

(みどりのきぎをゆらしざわめくとりたちのこえはとどいているのか)

緑の木々を揺らし　ざわめく鳥たちの声は届いているのか？

(じかんならむげんだえいえんをなんしゅうもできるのさ)

時間なら無限だ　永遠を何周もできるのさ

(ぬかるんでるいまのきもちもいつのひかきっとわすれられるよはれろ)

ぬかるんでる今の気持ちも　いつの日かきっと忘れられるよ「ハレロ」

(にじがでるころにはきせつもめぐりだれもうまれかわれる)

虹が出る頃には季節も巡り　誰も生まれ変われる

(じんせいとはなんてすばらしいだれかとしりあってあいしあいされ)

人生とはなんて素晴らしい　誰かと知り合って愛し愛され

(きづけばおもいできようじゃないいきかたすらすてき)

気づけば思い出　器用じゃない生き方すら素敵

(あおいそらがずっとそこにあったわけじゃない)

青い空がずっとそこにあったわけじゃない

(ずぶぬれだっていいきみはあまぞらのしたでゆめをみるべきだ)

「ずぶ濡れだっていい」「君は雨空の下で夢を見るべきだ」

(かぜにふかれあめにうたれのざらしのはなはたくましいんだはれろ)

風に吹かれ雨に打たれ　野ざらしの花は逞しいんだ「ハレロ」

(かぜがふきはじめてせかいはまわりそらのいろもかわる)

風が吹き始めて世界は回り　空の色も変わる

(せいてんとはなんてうつくしいんだときがすぎたあとはなみだもかわき)

晴天とはなんて美しいんだ？　時間が過ぎた後は涙も乾き

(なにものこらないみもこころもはればれしているみらい)

何も残らない　身も心も晴れ晴れしている未来