怖い話 赤いシャツの女性2
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問題文
(なんかやばいとおもってたらまたけいたいがなった ひつうちだった)
何かヤバいと思ってたらまた携帯が鳴った。非通知だった
(がめんをぎょうししたままかたまっていたがいをけっしてでることにした)
画面を凝視したまま固まっていたが意を決して出ることにした
(だれ あいかわらずのいずがひどかったがむこうのこえをききとろうとじゅわきに)
「誰?」相変わらずノイズが酷かったが向こうの声を聞き取ろうと受話器に
(みみをあてた わたしこわくてけいたいをほうりなげた おんなのこえだった)
耳を当てた。「ワ・タ・シ」怖くて携帯を放り投げた。女の声だった
(かのじょのみにもなにかよからぬことがおこりそうなふあんがぬぐえず)
彼女の身にも何か善からぬ事が起こりそうな不安が拭えず
(あぱーとをとびだした えきにつくとこうないあなうんすでまるまるえきでじんしんじこのため)
アパートを飛び出した。駅に着くと構内アナウンスで〇〇駅で人身事故の為
(うんてんをみあわせているとのあんないがながされていた)
運転を見合せているとの案内が流されていた
(かのじょがばいとさきにいくためにのりかえるえきだった)
彼女がバイト先に行く為に乗り換える駅だった
(なんどもかのじょのけいたいにでんわをしたがおうとうがないどうかぶじでいてくれ)
何度も彼女の携帯に電話をしたが応答がない。どうか無事でいてくれ
(とこころのそこからねんじていた するとけいたいがなった ひつうちだった)
と心の底から念じていた。すると携帯が鳴った。非通知だった
(いきをのんででんわにでると わたしじゃだめあたまのなかがまっしろになった)
息を飲んで電話に出ると「ワタシジャダメ?」頭の中が真っ白になった
(ふたたびけいたいがなった ちゃくしんがめんにはかのじょのなまえ いそいででんわにでると)
再び携帯が鳴った。着信画面には彼女の名前。急いで電話に出ると
(でんわぐちからはききおぼえのないだんせいのこえがでた まるまるけいさつです)
電話口からは聞き覚えのない男性の声が出た。〇〇警察です
(ともみさんなんですがじつはさきほどまるまるえきでじこにあわれまして)
ともみさん(彼女の名前)なんですが実は先ほど〇〇駅で事故に遇われまして
(げんざいびょういんにはんそうしているところなんですがといっている)
現在病院に搬送しているところなんですがと言っている
(いのちにべつじょうはないもののあたまにけがをしていしきがもうろうとしているらしい)
命に別状はないものの頭に怪我をして意識が朦朧としているらしい
(いかりがこみあげてくるぜったいあいつがやったのだ)
怒りが込み上げて来る。絶対あいつがやったのだ
(するととつぜんめのまえにそいつがあらわれたのだ おれはいかりにみちていたので)
すると突然目の前にそいつが現れたのだ。俺は怒りに満ちていたので
(そいつにむかっておおごえでどなっていた まわりのひとたちはおれをきみわるがって)
そいつに向かって大声で怒鳴っていた。周りの人たちは俺を気味悪がって
(きづいたらだれもいなくなっていた そしておれがすこししょうきをとりもどしたとき)
気付いたら誰もいなくなっていた。そして俺が少し正気を取り戻した時
(そういえばひるまてをあわせたことをあたまのなかでおもいかえして)
そういえば昼間手を合わせたことを頭の中で思い返して
(ちょっとこころぐるしくかんじたしゅんかんめのまえからそいつはすーときえた)
ちょっと心苦しく感じた瞬間目の前からそいつはスーと消えた
(そしてまたひつうちからちゃくしんがはいった むごんだった おれはごめんな)
そしてまた非通知から着信が入った。無言だった。俺は「ごめんな」
(とくちにだしてしまった そのままでんわはきれた ごじつかのじょのびょういんに)
と口に出してしまった。そのまま電話は切れた。後日彼女の病院に
(おみまいにいった おもっていたよりもかのじょはげんきだった)
お見舞いに行った。思っていたよりも彼女は元気だった
(かのじょがひとりでふらふらとほーむからおちるすがたがもくげきされており)
彼女が一人でふらふらとホームから落ちる姿が目撃されており
(かのじょももしのおいこみでれんじつてつやつづきだったらしくおちたしゅんかんのことは)
彼女も模試の追い込みで連日徹夜続きだったらしく落ちた瞬間の事は
(くわしくはおぼえてないそうだ それよりもほーむからしんぱいそうにこえをかけている)
詳しくは憶えてないそうだ。それよりもホームから心配そうに声を掛けている
(ひとのなかにへんなかんじのこがいたというのだ ほーむのうえからまわりのみんなが)
人の中に変な感じの娘がいたと言うのだ。ホームの上から周りのみんなが
(わたしをたすけようとしてたときなんだけどそのこだけひとりわたしのこときにもしないで)
私を助けようとしてた時なんだけどその娘だけ一人私のこと気にもしないで
(つたってたんだよね おれがそのこってどんなかっこうしてたとしつもんしたとき)
突っ立ってたんだよね。俺がそ、その娘ってどんな格好してた?と質問した時
(とつぜんぴりりっとけいたいがなった かのじょにびょういんではけいたいのでんげんはきっておけ)
突然ピリリっと携帯が鳴った。彼女に病院では携帯の電源は切っておけ
(とつっこまれごめんごめんとあやまりながらけいたいをとりだしかくにんした)
と突っ込まれゴメンゴメンと謝りながら携帯を取り出し確認した
(ひつうちからだった おわかれのでんわなのかとおもってしまって)
非通知からだった。お別れの電話なのかと思ってしまって
(かのじょにちょっとまってねといいでんわにでようとかおをあげた)
彼女にちょっと待ってねと言い電話に出ようと顔を上げた
(するとそこにはけいたいをみみにあて)
するとそこには携帯を耳にあて
(くびからながしたちでしゃつをまっかにそめたかのじょがにやりとわらっておれをみていた)
首から流した血でシャツを真っ赤に染めた彼女がニヤリと笑って俺を見ていた
(こんなかんじ おれはそのばできぜつした)
「コ ン ナ カ ン ジ」俺はその場で気絶した