脆く幼い
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歌詞(問題文)
(みあげたのはうそみたいなよるのあおさで)
見上げたのは嘘みたいな夜の青さで、
(まちのあかりもわれたこいも)
街の明かりも割れた恋も
(きえてしまったんだ)
消えてしまったんだ。
(へらへらとわらって)
“ヘラヘラと笑って
(きづかないままかわいていくものさ)
気付かないまま乾いて行くもの”さ。
(ふらふらとあるいて)
フラフラと歩いて、
(よえもしないでとりのこされている)
酔えもしないで取り残されて居る。
(わたしたちはつながれない)
私たちは、繋がれない。
(なにものこせない)
何も残せない。
(こころのひとつもみせられずに)
心のひとつも見せられずに
(うしなったままで)
失ったままで。
(ゆらいでいたいだけ)
『揺らいでいたいだけ?』
(しかたないとおもっていたいのさ)
仕方ないと思っていたいのさ。
(ふさいでいたいだけ)
『塞いでいたいだけ?』
(だれのこえだってきこえているよ)
誰の声だって聞こえているよ。
(もろくおさないこころをゆらすよるのそこをおよぐ)
脆く幼い心を揺らす夜の底を泳ぐ。
(あわくよわいままではもう)
淡く弱いままではもう
(あるけそうもないから)
歩けそうもないから。
(わたしたちはかさなれないだれにもいえない)
私たちは、重なれない。誰にも言えない。
(ちがうことすらゆるされずに)
“違うこと”すら許されずに
(からまっていくだけでいい)
絡まっていくだけで良い?
(ゆらいでいたいだけ)
『揺らいでいたいだけ?』
(このままいたいだけ)
『このままいたいだけ?』
(あさまでねむりにおちてしまえばいいのさ)
朝まで眠りに落ちてしまえば良いのさ。
(まちがっていたいだけ)
『間違っていたいだけ?』
(それはまだいわないでいてくれよ)
「…。それはまだ言わないでいてくれよ。」
(もろくおさないこころをゆらすあさのひかりにいま)
脆く幼い心を揺らす朝の光に今
(てらされてもきえたりしないなら)
照らされても消えたりしないなら
(どこにかくれたらいい)
どこに隠れたらいい?
(くだけてはくれないおもいをねむらせられるなら)
砕けてはくれない想いを眠らせられるなら!
(よるはなにもこたえないくせにさ)
夜は何も応えないくせにさ、
(そこでわらっているなんて)
そこで笑っているなんて!
(なつのにおいとよるのかおり)
夏の匂いと、夜の香り。
(まなつのよいはふゆにさめた)
真夏の酔いは冬に醒めた。
(おどりあかすだけ)
踊りあかすだけ。
(よるはあけるあけるのをしっている)
夜は明ける。明けるのを知っている!
(わらいごえとこいのおわり)
笑い声と、恋の終わり。
(はだしになってはだかになって)
裸足になって、裸になって。
(おどりあかすだけ)
踊りあかすだけ。
(よるはあけるあけるのをしっている)
夜は明ける。明けるのを知っている!