すべゆえの曲いろいろタイピング

(こたえはわりきれますか)

答えは割り切れますか？

(どうようにたしからしい)

同様に確からしい。

(こうせいにみていたのか)

公正に見ていたのか。

(あやしまれるべきａのうえに)

怪しまれるべきAの上に、

(さいごのていかくは)

最後の底角は、

(てんむすびのいであをさぐる)

点結びのイデアを探る。

(こうせいにくずれたのか)

公正に崩れたのか。

(へいおんをうしなうのですか)

平穏を失うのですか？

(つごうよくみみをふさぐ)

都合良く耳を塞ぐ。

(みをかくしたｑのいななきは)

身を隠したQの嘶きは、

(こうせいさをかいたのか)

公正さを欠いたのか。

(こうふくをかみしめていた)

無常を噛み締めていた。

(しょうみきげんのきれたｆのよう)

賞味期限の切れたFの様、

(ふこうにおぼれていたのか)

永劫に溺れていたのか。

(はばかられるものがゆうほする)

憚られるモノが遊歩する、

(なにかがまちがっていた)

何かが間違っていた。

(こうせいをとりもどして)

公正を取り戻して！

(まどろみのそらをみあげる)

微睡みの空を見上げる

(ただりかいされたいだけなのに)

ただ理解されたいだけなのに。

(だれもしらぬままで)

誰も知らぬ儘で。

(しずみゆくようであり)

沈みゆく様であり、

(いかだをつなぎあわせる)

筏を繋ぎ合わせる。

(かいかのあなたがよんでいる)

階下のあなたが呼んでいる、

(なやみつづけていたの)

悩み続けていたの？

(さかのぼるものよ)

遡る者よ、

(みえていますか)

見えていますか？

(みつなるひのありかすらわすれて)

三なる火の在処すら忘れて、

(なにもしらぬぬえに)

何も知らぬ鵺に

(とおくむげんとなれ)

遠く夢幻となれ。

(よもすがらおもうのです)

夜もすがら想うのです。

(ねむらないで)

眠らないで！

(いがんでさえいればいいのさ)

歪んでさえいれば良いのさ。

(ひかりをいとうかみのなか)

光を厭う紙の中、

(なにをみているのですか)

何を見ているのですか？

(あとでひきかえすために)

後で引き返すために。

(ざくろにもとむちょうさんど)

柘榴に求む長三度、

(あかくぬられたげんじつは)

朱く塗られた現実は、

(くもいとはさけぬのだ)

蜘蛛糸は裂けぬのだ。

(またきみにあえるかな)

また君に会えるかな。

(いばしょをうしなってしまったよ)

居場所を失ってしまったよ。

(だれがおとされるだろう)

誰が堕とされるだろう。

(だれかがみちのうしろに)

誰かが未知の後ろに。

(なにかのすまうことわり)

何かの住まう理。

(かくしつのゆえんでした)

確執の所以でした。

(すべてあなたのゆえんです)

全てあなたの所以です。